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時空の向こう側を感じさせる モノとヒト、ヒトと異形が入り混じる作品群

高山良策展 向こう側の気配―形(かいじゅう)になる頃-開催

報道発表日:平成24年2月16日

問い合わせ:文化デザイン課 文化芸術グループ 電話03-3981-1270

本日、豊島区立熊谷守一美術館3階ギャラリーにおいて、「高山良策展 向こう側の気配 ―形(かいじゅう)になる頃-」が開幕した。(会期:3月4日まで)

昭和初期、区内長崎・千早・要町地域にはアトリエ付借家群(アトリエ村)が点在し、新進の芸術家たちが暮らし、日々制作を行い、芸術論を闘わせていた。その雰囲気全体を「池袋モンパルナス」と称したのは、詩人の小熊秀雄である。高山良策は、そのアトリエ村があった要町に1945年から10年間居を構えた豊島区ゆかりの画家。

シュルレアリスム体験を経て、既成概念にとらわれない大胆な制作を行った画家であるとともに、ウルトラシリーズの怪獣を造形した人物としても広く知られ、「池袋モンパルナス」の精神を引き継ぐ画家のひとりと言える。

本展では、平成21年度に豊島区に寄贈された作品の一部と借用作品および資料のうち、1945年から怪獣を作り始める1960年代半ばまでに制作された作品30点を展示する。風景や人をまっすぐにとらえた作品がある一方で、モノとヒト、ヒトと異形とが入り混じる作品は、見る人を圧倒させる。

たとえば、戦後間もなくの池袋駅東口の様子を描いた「池袋駅東口」(豊島区立郷土資料館蔵)は、当時の猥雑な雰囲気を伝える一方、本展チラシにも用いられている「凧と女」は、凧の向こう側を想像させて、本展サブタイトルの「向こう側の気配」を象徴する作品と言える。ほかにも、見るものを異世界にいざなうような作品が並ぶ。

今回の展覧会には、区外から作品を観にかけつけた人もいた。企画担当者の小林さんは、「今回展示した作品は、形(かいじゅう)になる芽生えを感じることができるもの。時空を超えた、向こう側の気配というものを生で感じてもらいたい。」と語った。

なお、関連事業として、Echika池袋ギャラリーにて「高山良策パネル展」を同時開催しているほか、講演会・フィールドワークも開催予定(補足参照)。

日時

平成24年2月16日(木曜日)から3月4日(日曜日)まで

午前10時30分~午後5時30分(金曜日のみ午後7時30分まで)

(注釈)毎週月曜日(期間中は2月20日、27日)は休館日。

場所

豊島区立熊谷守一美術館 3階 ギャラリー(千早2-27-6) 電話03-3957-3779

観覧料

無料(1階及び2階の常設展示室は別途観覧料が必要)

主催

豊島区

関連事業

  1. 講演会「高山良策の生涯と作品-『絵が壁からシミのように湧き出てくるのさ』」
    2月18日(土曜日) 午後2時~3時30分 西部区民事務所2階図書室
    講師…平塚市美術館館長代理兼学芸主管/土方明司氏 定員40名
  2. アトリエ村さんぽ道「戦後のアトリエ村をあるく」(満員御礼)
    3月4日(日曜日) 午後2時~4時
    要町・千川・千早地域を中心に戦後の前衛作家たちにゆかりの場所を歩く。
    高山良策展にも立ち寄る。
    講師…アトリエ村資料室/本田晴彦氏 定員20名
  3. 高山良策パネル展
    2月1日(水曜日)から28日(火曜日)まで Echika池袋ギャラリー
    (東京メトロ副都心線池袋駅構内、エチカ池袋内)
    高山良策展で展示する絵画作品を中心に高山の作品や生涯をパネルで紹介

写真

作品を観る人

≪凧と女≫1956年、油彩・カンヴァス

≪池袋駅東口≫1947年、油彩・カンヴァス

お問い合わせ

更新日:2015年2月25日