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戦争体験を掘り起し 地域の視点から戦争をとらえる

春の収蔵資料展「豊島の空襲2」 開催中

報道発表日:平成24年5月9日

問い合わせ:豊島区立郷土資料館 電話03-3980-2351

豊島区立郷土資料館では、「春の収蔵資料展」が開催されている。

戦後67年が経過し、戦争の記憶が風化しつつある現在、豊島区に最大の被害をもたらした「4月13日空襲」に開催日をあわせ、改めて豊島区の空襲をテーマに取り上げている。

郷土資料館では、ほぼ毎年、出征、空襲や学童疎開等のテーマで戦争を考える展示を続けている他、戦争を考える講座を実施するなど、戦争を語り継ぐ活動に力を入れている。2002年には、「豊島の空襲」展、戦後60年には企画展「東京空襲60年」も開催した。今回の展示では、2002年の展示を受け「豊島の空襲2」と題し、防空演習や被災資料を中心とした空襲に関する館蔵資料を一堂に展示している。中でも、巣鴨の発掘調査で出土した焼夷弾の筒、焼けて色が変化した瓦、茶碗、とけたガラスビンなどの被災資料は、今回が初公開で、空襲のすさまじさを物語っている。防空と空襲という切り口で、地域の視点から戦争を考えることのできる展示内容となっている。

豊島区では、1944(昭和19)年12月から翌年5月までに10回の空襲を受け、死者941人、負傷者3,952人、罹災家屋40,956戸にのぼり、区の約7割が焼失した。展示の戦災資料は、多くが区民から寄贈されたもの。B29からばらまかれた宣伝ビラの「伝単」(でんたん)や、戦災にあった本、財布、薬ビン等の生活用品を展示。また、空襲の様子を書きとめた日誌や手紙、戦争体験者が描いた東京空襲の絵も展示。被災し黒焦げになった死体をトラックで運んでいく様子や、戦火に追われて逃げている様子が生々しく描かれている。その他、防空演習の様子や空襲で一面焼け野原となった街の写真、被災地図なども、数多く展示されている。展示点数は約180点。

企画展の担当者は、「展示をご覧いただき、戦時下に区民が何を感じ、どんな思いを記録に残しているか読み取ってもらいたいと思う。戦争に関する資料を寄贈、提供された方々に感謝し、今後も講座や企画展を開催することで、戦争の悲惨さを後世へ語り継ぐ機会を設けていきたい。」と話している。

日時

平成24年4月13日(金曜日)から6月16日(土曜日)まで

午前9時から午後4時30分まで(注釈)月曜日、祝日、第3日曜日は休館

場所

豊島区立郷土資料館(西池袋2-37-4 豊島区立勤労福祉会館 7階)

主催

豊島区立郷土資料館

写真

収蔵展を観る人

巣鴨出土の戦災資料

防空演習の再現展示

お問い合わせ

更新日:2015年2月25日