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藤本東一良展 フランス近代絵画の光と色を求めて

郷土資料館 夏の収蔵資料展開催中

報道発表日:平成24年8月14日

問い合わせ:豊島区立郷土資料館 電話03-3980-2351

豊島区立郷土資料館では、「夏の収蔵資料展」を開催している。

今回の収蔵資料展は、池袋モンパルナスの画家の一人である藤本東一良(ふじもと とういちりょう)、豊島区で初の作品展である。当館の所蔵品を中心に、画業の流れを補足するため、長女の荻須明子さんの協力のもと、数点の作品を借用して構成されている。

同館所蔵の作品は、東京美術学校在学中から1942(昭和17)年に光風特賞を受賞した『画室の女』までの戦前作品が中心。唯一の戦後作品『椿』は、戦中に空襲で半分焼けた自宅庭の椿を描いたもの。同氏は常に実物を見て描くことにこだわっており、この作品も庭で木を見ながら描いた。屋外で実物を見、光や色の移ろいを描きとめようとする態度は印象派に通じる。画風は40歳での初の渡仏後で変化してく。

同展を担当した白田さんは、「渡仏後、現地の芸術思潮の影響を強く受け、藤本氏の作品は変化してく。同展では、長女の荻須明子さん所蔵作品を借用し、作品の変化の流れを感じとれるように工夫した。心地いいタイプの作品が多い同氏の画風の流れを感じとってほしい。」と話している。

なお、今月18日(土曜日)には、夏の親子向けイベント「大きな木の絵を作ろう」を開催する。資料館を親子で楽しんだ後、今回の展示の一つである同氏作『椿』のような「大きな木の絵」を作るワークショップ。現在、参加者の募集も行っている。申し込みは電話(03-3980-2351)で同資料館まで。

このほか、「富士講と富士詣」、「学童疎開」についての資料展も同時開催されている。

藤本東一良(ふじもと とういちりょう)経歴

1913(大正2)年6月27日伊豆下田に生まれ、すぐに両親の出身地の大阪に移り中学(旧制)まで居住。画家を志し、寺内萬治郎らに師事。1935(昭和10)年、東京美術学校油画科に入学、藤島武二の教室で学ぶ。池袋モンパルナスとして最も古いすずめが丘に住んだ後、要町1丁目に移り、終の棲家とする。

戦前は国内やサイパンなどの南洋を旅し、スケッチを行う。戦後は1953(昭和28)年に渡仏し留学したのを皮切りに、欧州各国を旅し作品制作を行う。東京教育大学講師、金沢市立美術工芸大学講師を歴任。光風会、日展会員。1993(平成5)年、日本芸術院会員に就任。1998(平成10)年9月17日に85歳で没する。

日時

平成24年7月21日(土曜日)から10月7日(日曜日)まで

午前9時から午後4時30分まで※月曜日、祝日、第3日曜日は休館

場所

豊島区立郷土資料館(西池袋2-37-4 豊島区立勤労福祉会館 7階)

主催

豊島区立郷土資料館

夏の収蔵資料展

展示の様子

鑑賞する人

お問い合わせ

更新日:2015年2月25日