ホーム > 区政情報 > 広報 > 報道発表 > 平成24年10月 > まちのかたりべによる「生活の歴史」を未来へつなぐ

マイページ

マイメニューの機能は、JavaScriptが無効なため使用できません。ご利用になるには、JavaScriptを有効にしてください。

マイページ一覧と使い方

ここから本文です。

まちのかたりべによる「生活の歴史」を未来へつなぐ

「豊島区記憶の遺産事業」 撮影快調!

報道発表日:平成24年10月18日

問い合わせ:地域区民ひろば課 電話03-3981-1475

区では、区制施行80周年を記念して、今年の春から「豊島区記憶の遺産事業」を行なっている。これは、豊島区の地域で語り継がれてきた郷土史や慣習、後世に残したい出来事等を「記憶の遺産」として映像に残し、次世代に引き継ぎ区の発展に寄与することを目的としている。区とNPO法人「としまの記憶」をつなぐ会(注釈)が中心となり、「かたりべ」の選定や調整をした。大正大学、立教大学の学生らが聞き取り、撮影、編集作業等を担当している。
「かたりべ」は、区内小学校区に配置する地域コミュニティの拠点施設「区民ひろば」利用者からの推薦と、広報紙による募集等により50歳代~90歳代の男女32人(30組)を選定した。話す内容は「地域の祭り」や「戦前・戦後の地区の様子」など多岐にわたる。
インタビューは大正大学スタジオのほか、区民ひろば等数か所で11月1日(木曜日)まで行なわれる。このあと1人のかたりべにつき1~3本程度の短編作品をつくる(1本につき3~4分)。そののち区内の区民ひろばで試写会を行ない、完成させる予定。完成作品はインターネットで公開するほか、上映イベントで発表を検討中。
区の担当課長は、「かたりべ一人ひとりの人生の営みから得た記憶を若い学生がインタビューし、映像で後世に伝えることは、世代と世代を紡ぐ貴重な作業だと考える。かたりべのお話からまちへの思い、大切な気持ちを感じてほしい」と語った。

日時

平成24年10月18日(木曜日)午前10時~

場所

大正大学スタジオ(西巣鴨3-20-1)

主催

豊島区、NPO法人「としまの記憶」をつなぐ会

当日の様子

取材に行った大正大学では、北大塚在住の内山數子(かずこ)さん(82歳)が、学生のインタビューに答えていた。
空襲を受け、家族とともに今の池袋駅前あたりまで逃げてくると、辺りが焼け落ちて護国寺や立教大学が見えたことや、女学校時代に体育の授業で匍匐(ほふく)前進などの「教練」、「なぎなた」などを習っていたことなどを、身振り手振りを交えカメラの前で流暢に語った。今の豊島区について尋ねられると、「お店がたくさんできていい時代になりました。こんな日が来るとは想像もしなかったですね。」と答えた。撮影後、ディレクターの中村美詠さん、アシスタントディレクターの中島ほのかさんは「(撮影が)終わってホッとしました。」と語り、インタビュアーの黒田夏菜さんは「(本日の撮影で)個人的な課題が見つかったので、これからも頑張りたい。」とやる気を見せた。指導する表現学部の小櫻英夫特命教授は、「この事業はただ映像を撮影するだけではなく、外に向けた正式な文書の作成や、(かたりべたちとの)調整など、複合的な授業ができるのでよいチャンスだと思います。今の学生は、エンターテインメント性の強いものに興味があるようですが、このような『記録を残す』体験は、人が感動する映像を作る上でとても大切です。」と語った。

補足事項

NPO法人「としまの記憶」をつなぐ会:各分野の専門家が集まった非営利の活動団体。豊島区に暮らす個人の「記憶」を映像に撮り、アーカイブ化する活動をしている。これまでに70本を超す映像を記録してきている。

写真

打ち合わせの様子

撮影の様子

撮影の様子2

お問い合わせ

更新日:2015年2月25日