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遺跡が語る 江戸時代の子どもの遊び

豊島区の文化財展2012 「江戸の玩具と子どもの世界」

報道発表日:平成24年10月29日

問い合わせ:文化財係 電話03-3981-1190

本日から11月9日までの間、豊島区役所本庁舎1階ロビーにおいて「豊島区の文化財2012」を開催している。東京文化財ウィーク(10月1日から11月30日)の企画事業だ。
身近にある文化財に親しんでもらうため、区内の文化財と埋蔵文化財発掘調査の成果を紹介する展示会で平成17年から毎年開催している。
今年のテーマは、「江戸の玩具と子どもの世界」。豊島区の遺跡からは、子どもが遊んだ土製玩具のほか、まじないのための土人形、子どもの成長を祈願するため、出産時に母体から排出された胎盤を埋納した「胞衣埋納遺構」などが多く出土する。このことから、庶民が子どもを慈しみながら生活していたことが遺跡からうかがえる。このような状況は、豊島区の遺跡の特徴のひとつに挙げられている。
今回の展示では、小さな茶わんや土瓶などのままごと道具や、穴に投げ入れて遊ぶ泥面子【どろめんこ・面打(めんちょう)ともいう】、魔除け等を願い、動物をかたどった土鈴など、各遺跡から出土した実物約80点と、解説パネルを展示している。
ままごと道具のコーナーでは、今ではあまり使われなくなったかまどや羽釜など、当時の台所の様子がしのばれる道具が並ぶ。高さ3~5センチメートルほどの小さな燗徳利や瓢箪徳利は黄色や緑色に彩色され、本物さながらの出来栄え。すり鉢の内側には筋がつけられているなど、とてもよくできている。別の用事で区役所を訪れた女性は、熱心に見学をしながら「とてもよくできていますね。(博物館などに行かなくても)こういった身近なところで見られるのはいいことですね。」と語っていた。
担当者は、「豊島区からは、江戸時代のおもちゃが多く出土します。医療や福祉が充実した現代とは異なる環境にありながら、庶民が子どもを慈しみ育てていた様子、子どもたちが元気に遊ぶ姿を想像しながらご覧ください。」と語っている。

日時

平成24年10月29日(月曜日)~11月9日(金曜日)(土曜日、日曜日は除く)
午前8時30分から午後5時15分

場所

豊島区役所本庁舎1階ロビー(東池袋1-18-1) 観覧無料

主催

豊島区

補足事項

区では昭和61年に文化財保護条例を制定し、地域の歴史や文化などの貴重な文化財の保護に取り組んでいる。これまでに区指定文化財14件、区登録文化財334件を、次代に残すべき文化財として指定・登録し、所有者の協力を得てその保護と普及に努めている。区指定文化財としては、江戸時代から旧長崎村に人々によって伝承されてきた長崎獅子舞の用具一式や、江戸川乱歩が書庫兼書斎としていた土蔵などがある。

写真

見学する男性

ままごと道具いろいろな形の徳利が並ぶ

お問い合わせ

更新日:2015年2月25日