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差別・偏見はNO! 友達も自分も大切にする心をはぐくむ

区立さくら小学校で絵本「てるちゃんのかお」の作者・藤井 輝明氏が講演

報道発表日:平成24年12月12日

問い合わせ:豊島区教育委員会 教育指導課 電話03-3981-1146

本日、区立さくら小学校において、藤井輝明氏(56才・医学博士)が人権教育の講演会を行なった。参加した低学年は、藤井氏の話に静かに聞き入っていた。
藤井氏は、病気がもとで顔に大きな「こぶ」があることからいじめや就職活動での差別を受けた。そのつらい経験を基に、外見を理由とした差別や偏見をなくすため、昨年出版した絵本の読み聞かせなどを交えるなど、子どもにもわかりやすい講演を実施。これまでに全国各地の学校や病院、福祉施設などで3,000回ほど行っている。
豊島区においては、初めてとなる講演を実施。12月10日に高学年、本日は低学年を対象に、公開授業で講演会を開き、保護者も参加した。
区立さくら小学校は、東京都から平成24年・25年度「人権尊重教育推進校」に指定されたことに加え、学校経営方針の「目指す子ども像」を「豊かな『かかわり』の中で凛として輝くさくらの子」とし、「人も自分も大切にする心をはぐくむ人権教育」を推進している。このことから人権に関する講演に力を入れている藤井氏を講演に依頼、快諾を得たことからこの講演が実現した。
藤井氏は、忙しく全国を飛び回っているが、「呼んでもらえればどこへでも講演に行きますよ。」と語っている。

日時

平成24年12月12日(水曜日)午前9時30分~

場所

さくら小学校(長崎6-16-1)

主催

豊島区教育委員会

当日の様子

区立さくら小学校の多目的ルームには低学年と共に保護者が集まり、顔のこぶのため差別や偏見を受けてきた藤井氏の話に耳を傾けた。
講演の中で藤井氏は「このこぶは、2歳の時かかった『海綿状血管腫』という病気が原因で、人にうつるものでも遺伝でもありません。子どもの頃、いじめグループに『触ると指が溶ける』などと無責任な事を言われ大変つらい思いをしました。」と語り、「友達と自分の表情が全く同じ人はいない。自分は人より劣っている、などと考える必要はありません。自分自身に自信を持って育って欲しい。」と呼びかけた。
現在は新薬が開発され、難病のこの病気も治療法が確立されている。藤井氏はそのままでいることについて、「自分は本や写真集、DVDなどを出している『国際的アイドル』です。自分の顔に誇りと自信を持っています。」と、柔和でありながら力強い口調で語りかけた。
児童らは、順番に藤井氏の顔の「こぶ」を優しく触りながら、「あたたかい」「マシュマロみたい」と口々に感想を述べていた。

写真

絵本「てるちゃんのかお」と藤井氏

こぶにタッチ「あたたかい」

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更新日:2015年2月25日