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児童が染めた「藍のぼり」 駒込の空を舞う!

地域に残る伝統の技を受け継ぐ 藍染めの鯉のぼり

報道発表日:平成25年5月1日

問い合わせ:駒込小学校 電話03-3918-5691

本日から、JR駒込駅前の染井吉野桜記念公園に、区立駒込小学校児童が藍染めで作った鯉のぼり「藍のぼり」が飾られる。駒込駅前に初夏の訪れを告げる約120匹の「藍のぼり」は、7日まで展示される。
「藍のぼり」とは、藍染めした布で作る鯉のぼりのこと。近所で藍染めを営む「工房布礼愛(ふれあい)」の小林次郎さんの指導のもと、駒込小学校の児童が藍で染めた布を筒状に縫い上げ完成させた。これ以外にも、「藍のぼり」を作るために必要な工程である藍の種まきから育成、刈り入れ、染めつけなども児童が行っている。こうして、駒込小学校の児童は、「藍染め」を一から体験することで、地域に残る伝統の技を受け継いでいる。
今日は、自分たちが作った「藍のぼり」を楽しみに、6年生58人が会場を訪れた。児童一人ひとりの個性が光る藍色の鯉のぼりが風を受け泳ぎ出すさまは壮観だ。児童からは、「私の藍のぼりだ」「こっちにあるよー」などの歓声があがった。

日時

平成25年5月1日(水曜日)~5月7日(火曜日)

場所

染井吉野桜記念公園(駒込2-2-1)

当日の様子

時折日差しが差す中、児童たちの「藍のぼり」は大空を泳いでいた。児童たちは自分の染めた「藍のぼり」を見つけると大喜びで友達と笑い合った。6年生の女子児童は「縫うのが難しかったけど、楽しかった。(自分の作品が)あってうれしい」と感想を述べた。
「工房布礼愛」の小林氏は藍のぼりの出来栄えについて「素晴らしい。みんな喜んでくれてうれしい」と語った。また、「コンピュータなどから得る知識ではなく、藍染めにはモノづくりから生まれる知恵と工夫が詰まっている。この中の誰かが本当に好きで藍染めを将来もやってくれれば。」と伝統の継承への思いを話した。

補足事項

  • 駒込小学校と藍染めの関わり:平成9年、駒込小学校の「地域に残る伝統の技を探す」という授業の際、児童が「工房布礼愛(ふれあい)」の小林次郎さんと知り合ったことがきっかけで、藍染めを通した授業・交流が始まった。
  • 藍のぼりの利用:毎年染井吉野桜記念公園に展示するほか、運動会や卒業式でも飾られ、児童たちに親しまれている。
  • 藍染めカレンダー:「藍」の勉強をした5年生が種を蒔き、7月に藍草の「引継式」を行い、新5年生に育てられる。9月に刈り入れ、生葉染めを行う。翌年2月頃、5年生が藍のぼりの制作を開始。完成した藍のぼりは卒業式で飾られ、卒業生は藍のぼりのアーチをくぐって卒業していくというスタイルが同校の伝統になっている。

藍のぼり

自分の藍のぼりを探す子どもたち

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更新日:2015年2月25日