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江戸時代の暮らしにタイムスリップ

「雑司が谷まちかど遺跡ミュージアム 出土遺物からみた江戸時代のくらし」開催

報道発表日:平成25年7月5日
問い合わせ:雑司が谷地域文化創造館 電話03-3590-1253

雑司が谷案内処2階ギャラリーにて、「雑司が谷まちかど遺跡ミュージアム 出土遺物からみた江戸時代のくらし」が開催されている。8月28日(水曜日)まで。
本企画展は、特定非営利活動法人としま遺跡調査会との共同で企画されたもの。今回で3回目を迎える。
今まで、第1回では、「鬼子母神参道 江戸のにぎわい」と題し、江戸時代に料亭等が立ち並び賑わいを見せていた鬼子母神堂周辺を取り上げ、第2回では、「掘りおこされた雑司が谷の歴史」をテーマに、雑司が谷遺跡で出土した資料を、幅広く紹介。一般庶民の暮らしも感じ取りたいという要望もあったことから、今回は江戸時代に絞り、庶民の暮らしぶりが感じ取れる展示内容とした。
展示では、出土した遺物約40点に、写真パネルや説明も加え、雑司が谷地域における江戸時代の庶民の暮らしを紹介している。
会場入口付近には、庶民の普段の食膳を再現した食器を展示。食生活を描いた絵画資料も展示され、昔の食卓風景を想像することができる。
また、現代の生活では、便利な道具が多く使われているが、そのルーツとうかがえるものも展示されている。食べ物をすり潰す道具として現在も使用されているすり鉢は、材質や大きさなどは違うが、形を変えないで残っている生活用具の一つ。それに対し、火入れ・煙管(きせる)・灰落としは、江戸時代の喫煙具であるが、現在はライター・煙草・灰皿に姿かたちを変えて使用されている。初めて出土資料を観る人にも分かりやすく、ところどころに補足がされており、「今」と「昔」を比較しながら、展示を楽しむことができる。
さらに、今回は展示期間が夏休みにかかることもあり、江戸時代の子どもの遊び道具についても触れている。地域の子どもたちに是非昔のあそびについても知ってもらいたいという思いから、ままごと道具や円盤状に作られたおもちゃ「泥面子」等も、遊び方と共に紹介。8月4日(日曜日)には、親子でこの「泥面子」の制作体験ができるイベントも開催予定だ。
企画を担当した特定非営利活動法人としま遺跡調査会の榎本邦人(えのもと・くにと)さん(36)は、「是非、展示を通して、地域の歴史を感じてもらいたい。」と来場を呼び掛けている。

日時

平成25年6月29日(土曜日)から8月28日(水曜日)まで (注釈)木曜日休館
午前10時30分から4時30分まで

場所

雑司が谷案内処(雑司が谷3-19-5)

主催

雑司が谷案内処、特定非営利活動法人 としま遺跡調査会

背景・補足事項

雑司が谷遺跡
雑司が谷地域一帯は、鎌倉時代から南北朝時代には、雑司が谷に鎌倉街道が通っていたとされ、実際に発掘調査で、その一部が発見されている。江戸時代には鬼子母神堂への参拝客で賑わい、茶屋や料理屋などの店が参道沿いに店を連ねていたと言われる。1985年以降現在までに、20を超える地点で本格的な発掘調査が行われており、当時の様子の裏付けとなるような遺物等が、次々と発掘されている。

企画担当のとしま遺跡調査会の榎本さん

江戸時代の食膳を再現

お問い合わせ

更新日:2015年2月25日