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商店会と連携し 障害者の就労実習の場づくりを

全5日間、福祉作業所に通う障害者がお米屋さんで働きました

報道発表日:平成26年2月18日

問い合わせ:障害者福祉課 管理グループ 電話 03-3981-1766

豊島区立目白福祉作業所に通所している武藤健一(むとうけんいち)さん(46歳)が、並木米穀支店(豊島区長崎1-3-11)で、全5日間の就労実習を行なった。

これは、障害者福祉施設に通う利用者が、地域の商店会での実習を通じ、施設外での就労の足掛かりとし、現在の自身のスキル等を確認する場となるよう企画されたもの。また、実習を受け入れる商店会にとっては、障害者への理解向上や雇用のモデルケースへつながるよう期待されている。

区では、豊島区障害者地域支援協議会の就労支援部会にて、地域や関係機関とともに、障害者等への就労支援体制等に関する課題に取り組んできた。今回の企画は、本部会の中で提案があり、商店会との連携で実現したもの。今までも、椎名町駅近くにある4つの福祉施設(目白福祉作業所・あおぞら・このはの家・フレンド)の通所者が、椎名町駅前のすずらん通り商店会、中央通り商店会の2つの商店会で、施設外での就労実習として清掃活動を行なってきたが、商店での実習は今回が初めて。

本日は、就労実習の最終日。武藤さんは並木米穀支店で5日間の実習を通じて、店名やロゴマーク等が描かれたシールの貼り付け作業を行なった。武藤さんは、知的にハンディキャップを持つ方で、普段は平日週5日、目白福祉作業所にてダイレクトメールやホテルのアメニティの封入作業等を行なっている。今回、施設の外に出て、店舗内でシールの貼り付け作業をするのは初めてとのこと。一つ一つ丁寧におにぎりを入れるパックにシールを貼る姿は、真剣そのものだ。

並木米穀店の代表取締役である小木曽暁さん(44歳)は、「常に大きなサポートをすることはなかなか難しいが、就労の場の提供ということで、少しでも手助けにつながればという気持ち。こちらとしても、障害者の方々と触れ合うことで、学ぶこともある。将来的には、商店会での障害者就労の場として協力店舗が増えていくことで、一つのモデルになれば良いと思う。」と今回の就労実習への協力に至った思いを話していた。

真剣に作業に取り組む武藤さんは、「今まで施設外の活動では清掃活動を行なったことがあるが、シールを貼る作業をするのは初めて。思うようにできず、難しいと思った。」と感想を話していた。

就労実習が実際に施設外での雇用につながったケースもあるとのこと。就労支援部会は、今後も実習の場を増やすため、障害者への理解を深めながら、継続的に地域に協力を求めていく意向だ。

 

 

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更新日:2016年12月7日