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「熊谷守一美術館29周年展」開催中

身近な生き物を見つめ、描いた守一の世界

報道発表日:平成26年5月16日
問い合わせ:豊島区立熊谷守一美術館 電話03-3957-3779

本日より6月22日(日曜日)まで、豊島区立熊谷守一美術館(千早2-27-6)にて、「熊谷守一美術館29周年展」が開催されている。
熊谷守一美術館は、熊谷守一が亡くなるまで45年間住み続けた豊島区千早の旧宅跡地に、次女の熊谷榧(かや)氏が創設した美術館。
開館記念日に併せて開催している特別企画展も今年で29回目を迎える。本展では、館の所蔵作品に加え、他美術館や個人所蔵の守一油彩作品を合わせて約90点展示している。岐阜県美術館からは、風景と裸婦を多く描いていた70歳頃までの作品を中心に油絵7点、メナード美術館からは、「向月」と「むくげ」の2点、その他に個人所蔵者から油絵数点を借用した。
1階には借用や寄託を受けた作品、2階には初期の頃に描かれた油絵、通常は貸しギャラリーとなっている3階には書や墨絵が展示されており、常設展示よりおよそ30点多くの作品を鑑賞することができる。草花や鳥、風景など、若い頃から晩年までの作品を鑑賞しながら、戦前、戦中、戦後を生きた守一の97年に渡る画家としての生涯を追っていける。初期の作品は色合いの落ち着いたアカデミックな作品が多いが、晩年の作品には、対象に焦点を当て、輪郭を丁寧に描き、陰影をつけずに色鮮やかに描いたものが多い。今回の展示ポスターになっている「向月」は、空の青と草の緑、馬の茶色のコントラストが鮮やかで初夏を感じさせる作品となっている。
また、この春から新しく「裸婦」と「腐木(くちき)」の油絵2点の寄託を受け、こちらも鑑賞できる。「裸婦」は緑の髪で、箱に腰を下ろした姿を描いた作品。「腐木」は自宅の庭にあったクルミの木が、あるとき枯れて廃木になったものに、白いきのこのようなものが生えている作品だと館長の熊谷榧氏は話す。
美術館の担当者は「色鮮やかな作品が多く、お子さんも楽しめます。ぜひご家族でお越しください」と来館を呼び掛けている。

日時

  • 平成26年5月16日(金曜日)から6月22日(日曜日)まで 月曜日休館
  • 午前10時30分から午後5時30分まで (注釈)金曜日のみ最終入館午後7時30分、8時閉館

場所

熊谷守一美術館(千早2-27-6) 東京メトロ有楽町線・副都心線要町駅下車徒歩8分

特別観覧料

一般:700円(15人以上団体650円)、高・大学生:500円、小・中学生:100円、小学生未満無料

背景 補足事項

熊谷守一美術館:1985年当初、私立美術館として開館。2007年11月に、作品の散逸を防ぐため、熊谷榧氏より守一作品153点の寄贈を豊島区が受け区立美術館となった。1階にある常設ギャラリーには、熊谷守一の初期から晩年の作品まで展示されている。
(注釈)特別企画展期間中は特別企画展の展示のみ。

写真

「向月」

「上げ潮」

展示の様子

お問い合わせ

更新日:2015年2月25日