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<特別企画展>熊谷守一美術館33周年展を開催中

他美術館所蔵・個人蔵の熊谷守一作品17点を含む約100点を展示

報道発表日:平成30年5月24日

現在、豊島区立熊谷守一美術館(千早2-27-6)にて、「熊谷守一美術館33周年展」が開催されている。
小さな生き物や身近な自然を独自の眼差しで描いた画家・熊谷守一(1880-1977)の油絵約50点と、墨絵・書など約50点を展示している。6月24日(日曜日)まで。
熊谷守一美術館は、熊谷守一が亡くなるまで45年間住み続けた豊島区千早の旧宅跡地に、次女の熊谷榧(かや)氏が創設した美術館。開館記念日に併せて開催している特別企画展も今年で33回目を迎える。33周年展では、所蔵作品のほか、岐阜県中津川市付知町(つけちちょう)に2015年にオープンした熊谷守一つけち記念館から『立秋の朝』(1959年)、『あぢさい』(1970年)、『朝の富士』(1957年)など油絵10点と墨絵2点、岐阜県美術館からは『百日草』(1962年)、『野菜』(1949年)、『仏画下絵』(1959年)の3点を借用し展示している。そのほか、著書と画集の表紙にもなっている個人所蔵の『牝猫』(1959年)も展示の見どころだ。
1階には借用や寄託を受けた作品、2階には初期の頃に描かれた油絵、通常は貸しギャラリーとなっている3階には書や墨絵が展示されており、常設展示よりおよそ30点多くの作品を鑑賞することができる。草花や鳥、風景など、若い頃から晩年までの作品を鑑賞しながら、戦前、戦中、戦後を生きた守一の97年に渡る画家としての生涯を追っていける。初期の作品は色合いの落ち着いたアカデミックな作品が多いが、晩年の作品には、対象に焦点を当て、輪郭を丁寧に描き、陰影をつけずに色鮮やかに描いたものが多い。今回の展示ポスターになっている『百日草』は、晩年にあたる1962年(※熊谷守一82歳)の作品。小ぶりな作品でシンプルな構図だが、赤と黄色の色鮮やかな花びらが力強く表現されており、目を引き付ける。
 本年3月21日までは、東京国立近代美術館(東京・竹橋)で大回顧展「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」が開催され、現在は愛媛県美術館にて巡回展示中だ。5月19日からは、熊谷守一をモデルにした映画が全国で公開されるなど、いまなおその人と作品が注目を集めている。同館の職員は、「普段当館で見る事が出来ない作品を鑑賞できるまたとない機会です。是非、ご来館ください」と話している。遠方の美術館が所蔵する貴重な作品を見る事が出来るこの機会に、閑静な住宅地に立つこの美術館でゆっくりと熊谷守一の世界に触れてみてはいかがかだろうか。

日時

平成30年5月11日(金曜日)から6月24日(日曜日)まで 月曜休館

開館時間

10時30分~17時30分(金曜日は20時00分まで)

※入館は閉館の30分前まで

場所

熊谷守一美術館(千早2-27-6) 

東京メトロ有楽町線・副都心線要町駅下車徒歩8分

特別観覧料

一般:700円(15人以上団体650円)、高・大学生:300円、小・中学生:100円、小学生未満無料
障がい者手帳を提示の場合:100円、区内在住・在勤者証明書提示の場合:650円

【熊谷守一美術館】

1985年に私立美術館として開館。2007年11月に、末永くこの場所で作品を見てもらいたいと、次女の熊谷榧氏より熊谷守一作品153点(うち油彩画23点)の寄贈を豊島区が受け区立美術館となった。特別企画展でない期間の常設展示(通年)は1階と2階の展示室で、油絵・墨絵・書など約60点が展示されている。*特別企画展中は3階まで企画展示。

写真

『百日草』

 『立秋の朝』

 『牝猫』個人蔵

 第1展示室の様子

 

この報道発表に関するお問い合わせ

豊島区立熊谷守一美術館

電話:03-3957-3779

メールアドレス:info@kumagaimori.jp

FAX:03-3959-9211

 

 

 

 

 

 

 

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更新日:2018年5月24日