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地域づくりでいのちを守る!豊島区自殺対策計画策定

~大学と連携した区独自の若者対策、職員研修も実施~

令和元年5月27日

豊島区は、2019年3月に、今年度から5年間の自殺予防政策の指針となる「豊島区自殺対策計画」を策定した。区では、「支援される方や支援活動をする地域の方々の心に寄り添ったものでなければ、いのちを守れない」との考えのもと、区、地域、民間との連携を強化し、まちづくり、人づくりを重視した総合的な自殺対策を進めていく。

本計画は、2017年7月に抜本的に改訂された「自殺総合対策大綱」に基づき、全市区町村が策定するもの。東京都で唯一WHOの推奨するセーフコミュニティの国際認証を取得している豊島区では、2012年より地域・民間の方が委員となる「自殺・うつ病の予防対策委員会」を立ち上げ、課題抽出と対策を進めてきた。こうした経緯から、本計画は地域の草の根活動をしている多くの区民の意見を取り入れた、より具体的な内容となった。

特筆すべきは、若者対策だ。20代の自殺率が高い豊島区では、2014年から帝京平成大学大学院臨床心理学研究科と協働し、若者の視点を取り入れた自殺予防を検討する『「若者のいのちを守る」ハートプロジェクト』を開催。若者向けの啓発活動として、花のメッセージカードや生きるヒントをイラストで表現したランチョンマットなどを共同制作し、区内の専門学校や大学などに配布している。

また、中高生センタージャンプが企画する、長期休暇での「毎日若者食堂」や、気軽に相談できる環境づくりに協力し、悩みを抱える若者の居場所づくりを協働して進めていく。

加えて、相談や支援を必要とする人は、複雑に自殺要因が絡み合っていることが多いため、正しい知識を持って寄り添うことのできる「ゲートキーパー」の養成を推進している。「ゲートキーパー」とは、自殺の危険を示すサインに気づき声をかけ、適切な支援につなぎ見守る人のこと。区民や大学生向けの「ゲートキーパー養成講座」を行うほか、今年度初めて区の新任職員の研修でゲートキーパーに関する講義を実施、また5月29日には、区の管理職等を対象とした特別研修を行う予定で、区全体で早期に周囲の人の変化に気づき、支援の手を差し伸べられる意識づくりと環境づくりを行っていく。

区の担当者は、「誰しもが悩みを持ち生きづらさを感じている。お互いを思いやり助け合うことがあたり前と言えるような職場づくり、地域づくりを行っていきたい。そのためには、不断の努力が必要」と語っている

写真

メッセージカード

 大学と共同制作した花のメッセージカード

ランチョンマット

大学と共同制作したランチョンマット

若者食堂の様子

ジャンプ東池袋で夏休みに実施した「毎日若者食堂」の様子

この報道発表に関するお問い合わせ

健康推進課

電話:03-3987-4231

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更新日:2019年5月28日