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[区長メッセージ]アメリカ合衆国の臨界前核実験に対しオバマ大統領へ厳重抗議(平成22年10月13日)

2010年10月13日

アメリカ合衆国大統領
バラク・H・オバマ 閣下

抗議文

貴国は、9月15日、ネバダ州の地下核実験場において、24回目の臨界前核実験を実施されました。

貴国は、この実験を「核兵器の安全性と有効性の維持」を目的としていると説明しておりますが、NPT再検討会議において確認された「核なき世界の実現」に向け、そのリーダーシップをとるべき貴国が今回の実験を行ったことは、核兵器の廃絶を求める世界の人々の願いを踏みにじるものであります。

被爆国である日本の自治体として「非核都市宣言」を行い、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を訴えている豊島区としては、誠に残念であり、同時に強い憤りの念を禁じえません。

今後、さらに2回の核実験を予定しているとの報道もされており、こうした貴国の強硬な姿勢は、新たな核兵器の開発や、非核保有国の核開発化を促す可能性もはらんでおります。

貴殿は、昨年4月のプラハ演説において、核兵器のない世界の実現を目指し、米国には行動する道義的責任があると発言されました。また、同年12月には、核なき世界に向けた国際社会への働きかけが評価されノーベル平和賞を受賞されるなど、世界恒久平和の実現に向けた世界のリーダーとして期待される立場にあります。

ここに改めて、貴国に対し厳重に抗議するとともに、臨界前核実験を含むあらゆる核実験を未来永劫にわたり実施しないことを強く求め、核兵器のない世界の実現へ向けたリーダーとして、範を示されることを、強く要請いたします。

日本国 東京都
豊島区長 高野 之夫

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