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平成27年度区内中学生「税の作文」 豊島税務署長賞

税金による社会の力 豊島区立西池袋中学校三年 伊藤萌笑 さん

 所得税、法人税、相続税……税金には様々な種類があるが、私たちにとって最も身近な税金といえば消費税だろう。

「今のうちに必要な文房具を買わなければ」

「好きな歌手のCDが買いづらくなる」

 これは、去年四月に消費税が増税される、その少し前の友達との会話だ。消費税はものを買うときに必ずかかるため、私たち中学生にも消費税増税のニュースは話題の的だった。しかし、その頃は、「もう少しおこづかいの使い方を見直そうかな」と思うくらいで、それ以上何を考えることも無かった。

 消費税が一番身近な税金だ、と述べたが、税金を納めることは身近に感じられても、税金が使われていることは普段なかなか意識できていない。ニュースや新聞などで取り上げられているのは公共事業や社会保障における税金の使われ方ばかりで、私たちに無関係の話ではないけれど、具体的にどのような受益がもたらされているのかイメージしづらい。

 では私たちに最も身近な受益とは何か。それはやはり、教育である。

 私は小学校、中学校ともに公立の学校に通っている。資料によると、東京都における義務教育期間の公費負担額は、一人あたり九百万円以上にものぼるそうだ。もしこれを各家庭で負担しなければならなかったとしたら、学校に通えない子供たちも出てくるだろう。そうなると、教養の格差が広がってしまう。

 税金がない、税金を納める人がいない、税金が教育に使われない、このような状態になってしまったら、私たちは学ぶことができない。今、こうして何不自由なく学校へ通い勉強ができるのは、税金の力であり社会の力なのだと思う。

 税金を納める人がいて、その税金の使い道を考える人がいて、税金による恩恵を受ける人がいる。私たちや周りの大人が納めている税金は、巡り巡って皆に恩恵をもたらしている。つまり、社会全体が一人一人を支えているのだ。

 税金による社会の力が発揮されるために、私たちは三つのことをする必要がある。

 一つは、納税者としてきちんと税を納めること。二つ目は、税金が有意義に使われるために、税金の使い道を決める人間をよく考えて選び、使い方をよく見ること。三つ目は、税金によって受けることができる福祉や公共サービスに感謝すること。

 皆が税金を納め、その税金が意義のある使われ方をしてこそ、税金による社会の力が真に発揮されると思う。私も社会の一員として税をきちんと納め、より豊かな世の中を築いていく、そのほんのわずかな力になりたい。

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更新日:2017年1月18日