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平成27年度区内中学生「税の作文」 豊島都税事務所長賞

これからの日本の税金について 豊島区立千登世橋中学校三年 宇佐美なな子 さん

 私が税のことを考えた時一番心配なことは、日本の人口減と少子高齢化です。そのことから大きな二つの問題が生じると思います。一つは高齢化で社会保障費が増えていくことであり、もう一つはその費用を負担する働き手が減っていくということです。二〇〇〇年では三・六人で一人の高齢者(六十五歳以上)を支えていましたが、二〇五〇年には一・二人で支えなくてはならなくなります。そうすると、働き手一人当たりの負担が三倍になります。二〇五〇年には私は五十歳で、健康でいれば高齢者を支える働き手です。このような大きな負担に自分は耐えていけるのかとても心配なのです。この問題方法はあるのか考えてみました。まず、社会保障費を何とかして増えないようにするという方法が考えられます。しかし、高齢者の数が増え続けるということは、どんなに節約しても費用を大幅に減らすことは難しいと思います。では、費用を負担する働き手を増やすことはできるでしょうか。これも難しいと思います。子供の数は減っており、2050年に間に合うようにすぐに増やすことは難しいからです。そうするとできそうなことは、税金収入全体額を増やすことしか道はなさそうです。日本では、二〇一四年四月一日に消費税が五%から八%に引きあがり、二〇一七年四月一日には八%から十%に引き上げられることが決まっています。消費税が八%になって買い物の時に負担が増えたことは実感しますが、逆に何かプラスになったことがあったかというと何も実感できることはありません。

 そこで、私は世界の消費税はどうなっているのか疑問に思い調べてみました。世界で消費税率が高い国はハンガリーで二十七%、三位は二十五%のデンマークとノルウェーとスウェーデンです。日本に比べるととても高い消費税率だと思います。では、国民は消費税率が高いことに対して、どう思っているのか疑問に思い調べてみると面白いことがわかりました。OECD三十四カ国対象の生活満足度調査で一位はデンマーク、三位はノルウェー、七位にスウェーデンが入り、なんとハンガリーは最下位の三十四位だったのです。消費税率の高い国の中でも、満足度が高い国、低い国があることに驚きました。デンマークはなぜ消費税率が高いのに、満足度も高いのか調べてみました。すると、デンマークでは「高負担高福祉」といわれ、国民が納得して高税率を受け入れているというのです。(例、医療費、出産費、教育費全て無料)。

 私は、これからの日本は税金が増えることは仕方がないと思います。但し、デンマークのように「高負担高福祉」への国民の「納得性」が高まるのか、よく考えて税金の制度を作ってほしいと思います。そして、これらのことにこれからの日本の進むべき道、あり方のヒントがあるのではないでしょうか。

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更新日:2017年1月18日