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平成27年度区内中学生「税の作文」 豊島法人会 会長賞

税の使われ方 本郷中学校二年 種本一石 さん

 僕はある日、大好きな釣りをしていました。丁度その帰りの事です。川釣りをしていると、よく目にするのか河原で生活している路上生活者の人。見慣れているので、いつも気にしてはいませんでした。「あの人達は別世界の人」と思っていました。ところがその日、意外な事が起きました。

「おいボウズ、釣りは好きなのか。」

なんと路上生活者の人に声をかけられたのです。驚きました。同時に怖くもありましたが無視する事もできず、立ち止まりました。するとその人が歩み寄ってきて、

「これ、使うか?」

と、僕に釣りで使う「ウキ」をくれました。しかもかなり上等な物です。拾ったのか買ったのかは分かりませんが、とにかく驚きました。まさか路上生活者の人が自分に物をくれるなんて思いもしませんでした。

 その日から、路上生活者に対する視点が変わりました。家がないから人としてダメなんて偏見も良くないと分かりました。

 そしてここで気になったのは生活保護制度です。路上生活者でも、心の広い人はいるし、最低限の生活は保障されるべきではないかと思いました。そこで生活保護について調べたのですが、そううまくはいかないようで、生活保護法第二十四条で生活保護の申請には住所が必要だと記載されています。一応路上生活者ならば特別な事情があると認められるので、住所が無くても良い場合はあるようですが、実際の所はあまり生活保護を受けられるケースは多くないようです。

 これは、かなり理不尽ではないでしょうか。生活保護の給付額は今年度、三兆七千億円を超えるまでの見通しが立っています。これだけの額を使っているにも関わらず、家もなく、本当に必要な人に行き渡っていない。これは理不尽だと思います。それに、実際家はあって、生活もできるのに生活保護を受けとる人も少なからずいるようです。その他にも生活保護をギャンブルに使うだとか、生活保護を受けるために偽装離婚する人まででてきています。その結果、今のこの現状につながっているのではないでしょうか。少なくとも僕は、一人一人が相手を思いやるだとか、相手の立場になって考える事を忘れがちなのではないかと考えています。

 そして最後に唐突ですが、「理解する」を英語で何と言いますか。「understand」ですよね。この言葉にはまず、相手の人の立場に立って相手の立場を想像する。こんな意味が込められているのではないかと思います。実はこの言葉は、ある先生が書いていた物ですが、僕はこの言葉が好きになりました。「under」「stand」多くの人がこれができれば、様々な事が上手くいくのではないかと思いました。

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更新日:2017年1月18日