ホーム > 手続き・届出 > > トピックス > 区内中学生「税の作文」 > 平成27年度区内中学生「税の作文」 豊島青色申告会 会長賞

マイページ

マイメニューの機能は、JavaScriptが無効なため使用できません。ご利用になるには、JavaScriptを有効にしてください。

マイページ一覧と使い方

ここから本文です。

平成27年度区内中学生「税の作文」 豊島青色申告会 会長賞

「社会福祉の手厚い国から学んだこと」 本郷中学校二年 空閑優汰 さん

 僕の家には介護を必要とする九十歳の祖父が暮らしています。今祖父は税金でまかなわれた社会福祉を受けています。その税金は歳出総額の三割を占めていますが祖父は介護を十分に受けることはできず、より多くの介護を受けるためには多くの資金が必要となります。それでも今祖父のように社会福祉を利用している方々は三十年後、四十年後のことを考えると今はある程度の社会福祉を受けられていると思います。なぜなら少子高齢化が進み六十五歳以上の割合が増えていくと考えられるからです。税金は社会福祉を含む図書館・病院・道路などの公共施設にともなう資金や学校の机やいす、教科書などに使われています。ある一つのものだけにお金をかけることはできません。では他の国はどのように国民から税金を集め、満足させているのだろうか。例えば北欧デンマーク。消費税は日本の約三倍の二十五パーセントながら「世界一幸せな国」と評価されています。さらに医療費無料制度で医療においては充実し、手厚い社会福祉制度を実現しています。なぜ消費税や所得税が高いのにもかかわらずデンマーク国民は納税するのか。それは個人登録番号が国民一人一人に与えられているからです。この番号がないと日常生活を過ごすことは困難です。この番号で国が個人のニーズや資産状況などに合わせて福祉サービスを過不足なく提供することができます。高い税金は楽ではないため政府の税金の使い道に強い関心を持っています。デンマーク国民はこのように高い税金が生涯にわたる生活保障に使われ、見える形で還元されていると理解していること。これが高い税金の納税を受け入れる理由だと思います。しかし手厚い社会保障の問題点もあります。それが離婚率の高さだと思います。どのようなかかわりがあるかというと前にも述べたように子育て環境がそろえられているため女性もしくは男性一人で子育てと仕事との両立ができます。そのため、子どものことを気にせず離婚にふみきってしまうという傾向があります。デンマークの財政状況から高負担で社会福祉が充実しているということにはメリット、デメリットがあるということが分かりました。人口の違いや生活習慣の違いがあり、それぞれのアドバンテージを生かす対策をとればよいのでデンマークと同様な対策を日本がとる必要はないと思います。でもデンマークの方法から消費税の税率を上げるということは歳出の内容を明確にして国民全員が税の使い道について理解することが不可欠だと感じました。また働き手の税金でまかなわれて僕達の環境が整えられていると改めて実感したので感謝の気持ちを持って生活したいです。

お問い合わせ

更新日:2017年1月18日