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区内中学生「税の作文」 豊島都税事務所長賞

人々を動かす税 豊島区立明豊中学校三年 岩瀬 七海 さん

 今まで私の頭の中では、税金といえば払ったり使われたりするものという認識しかありませんでした。しかし、今回税の事を勉強する中で、それとは少し違う役割があることに気がつきました。

 昨年、私は祖父から「習い事の月謝に使いなさい」と、かなりまとまったお金をもらいました。「教育資金贈与という制度にあてはまるから贈与税をとられないんだよ」と説明されました。その時はよく分からなかったけれど、子供の教育の促進と、老人の貯金を市場に流す両方の目的があり、このルールが出来たということのようでした。目的ありきで税のしくみを変える。それはつまり、税には少なからず世の中を操作する力があるという事なのではないでしょうか。

 私が住んでいる豊島区には、狭小住戸集合住宅税というものがあります。ワンルームマンション税とも呼ばれるこの税は、マンションを建てる事業者側に課せられる税金で、ワンルームを九戸以上持つ集合住宅について、一戸あたり五十万円の税金を支払わせるというものです。豊島区では一部屋三十平方メートルにも満たない、単身向けの住宅の割合が約四十パーセントを占め、それに伴いファミリー向けの広い物件の不足がみられます。だから豊島区では、豊島区に移住したくてもファミリー向けの良質な住宅が少ないという区内の住宅事情を反映し、平成十六年から実施しているそうです。また、子育てや福祉などに将来重大な支障をきたすことが懸念されるためという理由もあります。なるほどこれは良いアイディアだなと思います。子供や若い女性が少なく、現在消滅可能性都市と言われている豊島区にとっては、区内へのファミリーの移住を応援するこの税のしくみはすばらしいものだと思います。

 また、世界的な例を見てみると、酒やタバコ、ポテトチップスなどの嗜好品にかけられる、いわば「ぜいたく税」などが挙げられます。高い税金がかけられることによって嗜好品を買う人が減り、国民の健康につながります。税金が国民の健康を支えていると考えると、なんだか新鮮です。

 このように、税は世の中を変える大きな力を持っていることがわかりました。そして今後もっとこのような税が増えて欲しいと思います。例えば、独身の人から税を多くとれば、少子化の進行を遅らせるように人々を操作することもできます。今後このようなアイディアがもっと増えて、よりよい世の中になっていくと良いと思います。

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更新日:2017年1月18日