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区内中学生「税の作文」 豊島納税貯蓄組合連合会 最優秀賞

ゆりかごから墓場まで 本郷中学校年 村上 英仁 さん

 私は二〇〇二年にイギリスで生まれた。税についての作文を書こうと思った時、「ゆりかごから墓場まで」の語源がイギリスに由来することから、福祉国家と税について調べてみた。

 福祉国家とは、大辞林によると、社会保障制度の充実と完全雇用の実現により、国民の健康で文化的な生活を保障し、国民の福祉の増進を最優先にしようとする国家とある。イギリスは国籍によらず、合法的に居住している者は、医療サービスを原則無料で受けられるそうで、私が出生した際も医療費の負担は無かったそうだ。日本の現状は、中程度の福祉国家だと思うが、国民すべてが一部の負担で診療を受けられ、昼夜を問わず救急車の出動を無料で受けることができる。より社会保障制度を充実させるためには、莫大な財源が必要になる。イギリスの消費税率は二十パーセントで、日本の八パーセントに比べるとかなりの高負担だ。高福祉を望むなら高負担は仕方のないことだと思う。高度経済成長期には税の増収があったが、現在は高齢化社会を迎えるにあたり社会保障費の支出が増大しつつある。

 誰でも安心して生活できる社会の構築は、とても難しいことだと思うが、現役世代が国家に貯蓄しているという考え方で納税できれば、老後の不安が緩和され、高負担も受け入れられると思う。

 公平な納税を考える上で、納税者が公平に義務を果たすことが大切だ。マイナンバー制度の導入で、所得の完全把握ができ、二十八年度の申告から番号記載が開始される。納税分野から始まって、健康保険や年金も完全に把握することができれば、社会保障制度の充実にもつながると思う。

 私が十八歳になる二〇二〇年には、一九六四年に続き再び東京でオリンピックが開催される。道路や鉄道の交通網や施設等の建築物が整備され、今以上に安全な近代都市東京の姿がそこにあると思う。

 福祉国家でありながら先進国であるという理想の国になるために、私は文武両道の精神のもと、正しい知識を身に付けられるように今できることをしっかり学び、国民の義務をきちんと果たす成人になりたい。「ゆりかごから墓場まで」安心の実現のために。

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更新日:2017年1月18日