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区内中学生「税の作文」 豊島酒販連合会 会長賞

「代表なくして課税なし」 本郷中学校二年 森本 浩 さん

 今年度の当初予算において、国の収入を見ると、公債が三十五・六パーセントと最も高い割合を占めている。公債とは、いわば国の借金だ。僕は、消費税率をいち早く上げるべきだと思う。消費税率を早く上げなければ、国の借金は増えるばかりだ。しかも、将来その借金を返済するのは、今選挙権のない十八歳未満の僕達子供世代なのである。今僕達が国民の代表である国会議員を選ぶことが出来るのであれば、その責任として借金を負うのは仕方がないが、現在その権利のない僕達世代が、将来借金を担うというのは筋が通らない。この作文の題名として選んだ「代表なくして課税なし」とは、イギリス植民地時代のアメリカで、税を課せられていながら自ら選出した代議士を英国議会へ送ることが出来なかった状態への人々の不満を表した言葉である。こうした不満を持った植民地の人々の間で、イギリス本国への反感が生まれ、独立への機運を高めることになった。僕達が今の日本の借金を担うということは、国民の代表を選ぶ権利がないのに税を課せられているということになる。僕はこの日本の現状について、「代表なくして課税なし」と声を大にして言いたい。

 次に、色々な税金の中で、なぜ消費税率を上げるべきなのかを述べたい。日本の主な税には、消費税の他に所得税、法人税などがあるが、所得税を高くすると、人々の「しっかり働いて稼ごう」という勤労意欲がそがれ、日本の国力が衰えてしまう恐れがある。また、法人税率が高いと、企業が海外の税率の低い国に逃げ出してしまうかもしれない。一方、消費税率を二パーセント上げるだけで、約四兆円の増収が見込めるというデータがある。しかも消費税は物を買った人から確実に徴収できる税金である。だから、消費税率を上げることが一番効果的だと思う。先進国の大部分は、消費税率が二十パーセント程度であり、仮に日本が消費税率を二十パーセント程度にすれば、約二十四兆円の増収が見込めるということになる。それでも今の借金千兆円を返すには膨大な年月がかかる。だからこそ、未だに消費税率が八パーセントの日本は、今すぐにでも消費税率を上げなければいけない。

 目先のことだけを考えれば、誰でも消費税が低い方がいいに決まっている。しかし、国の将来を見据えて、どこかで思い切って増税しない限り借金は積み残されたままだ。僕達子供世代も、大人になったら次の世代に借金を残すことになる。だから、消費税増税反対などと言っている場合ではないのだ。僕は、今選挙権のある人達が消費税率を上げることに賛成している国会議員を選び、一刻も早く消費税増税を実現して欲しいと思う。

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更新日:2017年1月18日