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まちを歩く_おとなのための地域史入門

  • 展示期間1999年10月27日から2000年1月15日
  • 図録なし

最近まちの歴史を探したい、知りたいという方が増えています。そして、自分が住む「身近なまちの歴史」に関心を寄せる傾向がみられます。今回の展示は、そのような方たちの手助けになればということから企画しました。

  1. 小さな場所の大きな変化
    歴史を紹介する第一歩として、区内23ヶ所の場所を、写真と地図を使い、今と昔を比べながら展示してみました。まちの「今」を「むかし」にさかのぼって見ていく形でパネルを展示しています。1ヶ所につき、3から5点の写真、あるいは地図を使って紹介しました。そのなかには、航空写真を使って、日常生活では体験することのない目線から、そこの場所の変化を見ることも試みました。
    その結果、道を例にすると、ふだん自分が歩いている道が、江戸時代からの道筋と変わっていないことがわかりました。どうも、耕地整理や道路の拡幅工事の対象とはならなかったようです。その一方で、全く江戸時代の面影を残さない道もあります。ところで、最近の来館者が関心を高めていることのひとつに、区内の川があります。今まで開催してきた講座の成果を盛り込んだ「豊島区内の道と川」の地図も見逃せない展示資料です。
  2. 思い出を残し歴史を伝える
    地域の歴史に関心を寄せ、そして自分自身で調べ、それを記録し、次の世代に伝えようとしていらっしゃる個人やグループがあります。その方々による刊行物を紹介しています。
  3. 地域史入門のために
    今回、パネルで紹介した内容は、当館発行の本で学習することができます。それは特別展の『図録』や『資料集』をもとにしているからです。身近な歴史を知るための材料として、大いに利用していただきたいと思います。

(かたりべ56号より)

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更新日:2018年3月14日