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高齢者の虐待

誰もが尊厳ある暮しをおくることができるように

自らの人生について自らの意思で決めること。その意思をお互いに認め合うこと。それは誰もが望む「尊厳ある暮し」です。しかし高齢者を取り巻く状況の中に、人権を侵害する問題がおきています。
豊島区では「認知症を持つ高齢者のケアの充実」「高齢者虐待の防止」について、さまざまな取り組みをすすめています。

高齢者虐待はなぜ起きるのか

高齢者虐待は、さまざまな要因が重なり合って発生しています。例えば、介護の大変さや介護疲れ、過去からの人間関係や現状の関係の悪さなどから虐待していることもあります。また、家族や親戚の介護への関心が低いことや近隣との付き合いが少ないことで、介護者が孤立するなど問題を抱え込みやすくなっていることも原因となっています。
高齢者虐待は特別な家庭にのみ起こることではなく、誰にでも起こる可能性があります。

思いあたることはありませんか?

虐待と一言でいっても、さまざまな虐待があります。

  • 暴力的な行為(身体的虐待)
  • 暴言や無視(心理的虐待)
  • 年金などを勝手に使ってしまう(経済的虐待)
  • 必要な介護サービスを受けさせない・世話をしない(放棄・放任)
  • 性的な行為の強要(性的虐待)

こんなことも虐待です

  • 重い認知症の母親を長年介護してきた息子は「どうせ本人にはわからないから」と母親をののしったり、食事を一日一回しか与えなかったりするようになりました。母親は表情が硬く栄養失調になりました。
  • 難病で思うように体が動かない妻を介護している夫は、毎日のように無理なリハビリをさせ、うまくできないと怒鳴りつけたりしています。妻は自信を無くし、引きこもりがちになってしまいました。

高齢者虐待を防ぎましょう!!

「もしかして虐待?」と思ったらご連絡を

周りの方の「どうしたのかしら?」「大丈夫かしら?」の気づきが、援助のきっかけとなります。虐待であるという証拠は必要ありません。「ひょっとして?」と思ったら、迷わず高齢者総合相談センターへご相談下さい。

ご相談は匿名でも構いません。通報者や相談者の氏名がわからないように対応します。

管轄の高齢者総合相談センター(地域包括支援センター)

高齢者虐待防止パンフレットを作成しました

パンフレット表紙

高齢者に対する虐待の防止・早期発見についてパンフレットを作成しました。
このパンフレットは、区民の皆様に「高齢者虐待」について認識を深めていただき、「高齢者虐待とは何か」、「虐待を防止するためにはどうしたらよいのか」をご一緒に考えていただくために作成しました。
お近くの各高齢者総合相談センター(地域包括支援センター)等で配布いたします。

関連情報

東京都福祉保健局の高齢者虐待防止と権利擁護に関する情報がご覧になれます。

東京都福祉保健局高齢社会対策部在宅支援課ホームページ(新しいウィンドウで開きます)

お問い合わせ

高齢者福祉課地域ケアグループ

電話番号:03-4566-2430

更新日:2015年2月23日