第3章 身体障害者調査 1.身体障害者調査の結果のまとめ (1)福祉に関する相談や情報(42ページ〜44ページ) ・健康・福祉に関する情報の入手手段は、「広報紙(東京都・豊島区)」、「区役所窓口(障害福祉課、東部・西部障害支援センター、保健所、健康相談所を含む)」、「病院・診療所」、「障害者福祉のしおり」などが多くなっています。 ・よく利用する相談窓口は、「区の障害福祉課」が最も多く、以下、「東部・西部障害支援センター」、「病院・診療所」などとなっています。また、「特にない」が33%となっています。 ・相談対応の満足度は、「とても満足している」と「おおむね満足している」をあわせた《満足》が61%となっています。 ・相談窓口に不満を感じる理由は、「十分な助言が得られない」が最も多く、以下、「曜日・時間が限られている」、「窓口がわかりにくい」などとなっています。 (2)サ−ビスの利用状況や今後の利用意向(45ページ〜49ページ) ・サ−ビスの利用状況について「今後利用したい」は、“日常生活用具の給付”、“ホームヘルプサービス(介護保険サービスを含まない)”、“補装具等の給付”、“地域活動支援センター(心身障害者福祉センター等)”などが比較的多くなっています。 ・サ−ビスについての考えは、「満足している」が14%で最も多くなっています。 ・視覚障害者向けサービス「点字広報・声の広報」の今後の利用は、「今後利用を増やしたい」が8%、「今後利用したい」が26%などとなっています。 ・視覚障害の方の点字の利用状況は、点字が「読めない」が62%、「読める」が23%なっています。 ・点字を読めないで不利に思うことは、「点字が読めない人のためのサ−ビスが少ない」が12%などとなっています。また、「特に不利に思うことはない」が68%となっています。 ・聴覚障害者向けサービス「手話通訳者派遣」の利用状況は、「今後利用したい」と「今後利用を増やしたい」がともに9%となっています。「要約筆記者派遣」は、「今後利用したい」、「利用したいと思わない」がともに15%となっています。 ・手話通訳者派遣を現在利用していない方の理由は、「筆談、口話で対応できる」が49%で最も多くなっています。 ・聴覚障害の方の手話の利用状況は、手話が「できない」が42%、「できる」が38%などとなっています。   (3)介助(50ページ) ・介助の必要性は、「外出時に必要である」が12%、「家の中で必要である」が10%となっています。「必要でない」は63%となっています。 ・主な介助者は、「父・母」、「配偶者(夫または妻)」が多くなっています。 (4)外出の状況(51ページ〜57ページ) ・外出の頻度は、「ほぼ毎日」が58%で最も多くなっています。 ・外出しない理由は、「障害が重いため」が最も多くなっています。 ・よく利用する交通手段は、「電車・地下鉄」が最も多く、以下、「徒歩(歩行器・杖を含む)」、「バス」などとなっています。 ・外出時にけがをした経験は、「ある」が19%となっています。 ・外出時にけがをした理由は、「歩道などの段差」が最も多く、以下、「歩道ですべって」、「歩道上の障害物によって(放置自転車、はみ出し商品など)」、「自転車に接触して」などとなっています。 ・外出時のけがの種類は、「打ぼく、うちみ」、「きり傷、さし傷、すり傷」の2項目が多くなっています。 ・外出時に危険を感じたことは、「自転車の通行」が最も多く、以下、「歩道の段差」、「自動車・バイクの通行」、「通行人」などとなっています。 ・自宅内でけがをした経験は、「ある」が15%となっています。 ・自宅内でけがをした場所は、「居間」、「台所」の2項目が多く、以下、「階段」、「寝室」などとなっています。 ・自宅内のけがの種類は、「打ぼく、うちみ」、「きり傷、さし傷、すり傷」の2項目が多くなっています。 ・まちのバリアフリーについての満足度は、「とても満足している」と「おおむね満足している」をあわせた《満足》が41%、「とても不満である」と「やや不満である」をあわせた《不満》が48%となっています。 ・急いでバリアフリーを進めてほしい施設は、「歩道」、「電車・バス等の公共交通機関」の2項目が多くなっています。   (5)住居の状況(58ページ) ・住居形態は、「持ち家(一戸建)」が37%、「民間借家(アパ−ト・マンション等)」が32%、「持ち家(分譲マンション等)」が19%などとなっています。 ・住まいについて困っていることは、「家賃の負担が大きい」が最も多く、以下、「防犯や防火について不安」、「トイレ、お風呂が使いにくい」などとなっています。また、「特にない」が38%となっています。   (6)就労状況(59ページ〜63ページ) ・現在の就労状況と今後の就労意向は、「今、仕事・作業等をしており、今後も続けたい」が44%、「今、仕事・作業等をしていないが、今後仕事をしたい」が15%などとなっています。 ・仕事・作業等をしている方の現在の就労の形態は、「会社員・公務員・団体職員等の常勤」が最も多く、以下、「パ−ト・アルバイト」、「自営業」などとなっています。 ・仕事・作業等をしている方の現在の月収は、「20万円以上」が42%で最も多くなっています。 ・仕事・作業等をしている方の現在の仕事・作業等を見つけた方法は、「直接自分で」が最も多く、以下、「家族、知人の紹介」、「公共職業安定所(ハロ−ワ−ク)」などとなっています。 ・今、仕事・作業等をしている方の現在の仕事・作業等に対する悩みや不満は、「賃金・待遇等に不満がある」が最も多くなっています。また、「特に悩みや不満はない」が47%となっています。 ・今、仕事・作業等をしていない主な理由は、「病気のため」が最も多く、以下、「重度の障害のため」、「高齢のため」、「障害の程度にあった仕事がないため」などとなっています。 ・今、仕事・作業等をしていないが、今後仕事をしたい方の今後希望する就労の形態は、「パ−ト・アルバイト」が最も多くなっています。 (7)社会参加等(64ページ〜69ページ) ・最近1年間に行った活動は、「買い物」、「外食」、「散歩」、「友人とのつきあい」などが多くなっています。 ・活動しにくい理由は、「健康状態が良くない」が最も多くなっています。また、「活動しにくいと感じない」が30%となっています。 ・近所つき合いは、「あいさつ程度はしている」が57%となっています。 ・現在楽しんでいる余暇活動は、「テレビや音楽の鑑賞」が最も多く、以下、「家族や友人などとの外出(食事、買い物など)」、「インタ−ネット」などとなっています。 ・地域の方々の障害・疾病に対する理解は、「よく理解を得られている」と「おおむね理解を得られている」をあわせた《得られている》が45%、「理解を得られていない」と「あまり理解を得られていない」をあわせた《得られていない》が46%となっています。 ・運動やスポーツへの活動意向と現況は、「運動やスポーツに興味があり、すでに行っている」が28%となっています。 ・運動やスポーツを行っている方の実施頻度は、「週に1〜2日」、「週に3日以上」が多くなっています。 ・運動やスポーツを行いにくいと感じることは、「体調や体力に不安がある」が最も多くなっています。また、「行いにくいと感じていない」が16%となっています。   (8)障害者の権利(70ページ〜75ページ) ・障害者の権利を守るために充実すべき内容は、「あらゆる障害に対する差別がなくなること」が最も多く、以下、「誰にでも平等に機会があること」、「自分のことは自分で決められること」、「障害者自身の能力が認められること」などとなっています。 ・成年後見制度の利用意向は、「今後利用したい」が10%となっています。 ・虐待を受けた経験は、「ある」が15%となっています。 ・虐待を受けたことがある方の虐待の内容は、「心理的虐待(怒鳴る、悪口を言う、仲間に入れない、わざと無視する)」が最も多くなっています。 ・虐待を受けたことがある方の虐待を受けた相手は、「養護者(家族、親族、同居人など)」、「使用者(働いている場所の事業主など)」の2項目が多くなっています。 ・虐待を受けたことがある方の虐待について相談をした相手は、「家族」、「友人」、「病院診療所」が多くなっています。また、「相談していない」が49%となっています。 ・障害者に対する差別については、「よく感じる」と「時々感じる」をあわせた《感じる》は34%、「全く感じない」と「あまり感じない」をあわせた《感じない》は59%となっています。 ・障害者に対する差別を感じると回答した人がどのようなときに差別を感じるかでは、「公共施設や交通機関を利用するとき」が最も多く、以下、「働きたいとき、働いているとき」、「情報を得たいとき、コミュニケ−ションをとりたいとき」などとなっています。 ・差別の相談経験は、「ある」が5%となっています。 ・差別の相談経験をしたことがある方の相談先は、「区の障害福祉課」、「障害福祉課以外の区の窓口」などが多くなっています。 ・選挙投票への参加状況は、「毎回行く」と「時々行く」をあわせた《行く》は77%となっています。 ・選挙に行かない方の理由は、「選挙に関心がない」が最も多くなっています。   (9)豊島区等への要望(76ページ) ・行政に対する要望は、「給付金や手当の充実」が最も多く、以下、「医療費の軽減等医療制度の充実」、「道路や交通機関、公共施設の整備(バリアフリ−化)」などとなっています。 2.回答者の属性 (1)生活の本拠 あなたがいま、生活しているところは、どちらですか。(○は1つ) ※上記の設問で「障害者施設に入所している」、「特別養護老人ホームに入所している」、「老人保健施設に入所している」、「病院(介護療養型を含む)に入院している(3か月以上)」のいずれかに回答された方:調査票はそのままご返送ください。ここで終了です。    生活の本拠は、「在宅(自宅、寮等)で暮らしている」が82.7%と多くなっています。 (2)調査票記入者 問44 ご記入者は、調査票のあて名になっていた方からみて、どなたにあたりますか。 (○は1つ)    調査票記入者は、「あて名のご本人が記入した」が79.5%となっています。   (3)性別・年齢 問1 あなたの性別と年齢(本日の満年齢)を教えてください。    性別は、「男性」が59.1%、「女性」が38.6%となっています。  年齢は、「60〜69歳」(27.2%)、「50〜59歳」(25.5%)が2割台、「40〜49歳」が15.7%となっています。   (4)同居家族 問2 あなたと一緒に住んでいるご家族に○をつけてください。(あてはまるものすべてに○)    同居家族は、「配偶者」が40.8%で最も多く、以下、「ひとり暮らし」が30.6%、「母」(20.9%)、「子ども(子どもの配偶者を含む)」(19.9%)が2割前後で続いています。 (5)主な収入 問3 あなたの主な収入は何ですか。(あてはまるもの3つまで〇)    主な収入は、「ご本人の給与または資産収入」が46.5%で最も多く、以下、「年金」が40.8%、「手当(障害者手当、福祉手当等)」が27.1%、「ご家族の給与等の収入」が19.5%で続いています。 (6)居住地区 問4 あなたのお住まいの地区はどこですか。    居住地区は、「中央地区1」(14.8%)、「東部地区1」(13.9%)、「西部地区2」(12.5%)が1割台となっています。(居住地区の内訳は5ページを参照)   (7)身体障害者手帳の等級 問5 身体障害者手帳の等級は何級ですか。(○は1つ)  身体障害者手帳の等級は、「1級」が35.4%、「4級」が20.5%、「2級」が15.9%、「3級」が15.5%となっています。 (8)障害の種類 問6 あなたの障害の種類は、次のどれですか。  重複障害の方は、【A】で主な障害1つを、【B】であてはまる障害すべてに○をつけてください。  主な障害は「肢体不自由」が43.4%、「内部障害」が33.3%となっています。  重複障害はいずれも1割未満となっていますが、この設問では無回答が多くなっています。 (9)医療機器の使用の有無 問7 あなたは、医療機器を使用していますか。(○は1つ)  医療機器の使用の有無は、「使用している」が21.3%、「使用していない」が71.6%となっています。 (10)使用している医療機器 【問7で、「使用している」に回答した方のみにおうかがいします。】 問7−1 使用している医療機器は何ですか。(あてはまるものすべてに○)    使用している医療機器は、いずれの機器も1割未満となっています。   (11)手帳の取得時期 問8 初めて手帳をとったのは何歳のときですか。(○は1つ)  手帳の取得時期は、「40〜64歳までの間」が48.6%、「18〜39歳までの間」が24.9%となっています。 (12)他に取得している手帳等 問9 他にお持ちの手帳、障害等があれば教えてください。(あてはまるものすべてに○)    他に取得している手帳等は、いずれも1割未満となっており、「特にない」が51.0%となっています。  愛の手帳の等級は「4度」が38.6%、「2度」(27.3%)、「3度」(22.7%)が2割台となっています。 (13)介護保険の認定の状況 問10 あなたは、介護保険の認定を受けていますか。(○は1つ)    介護保険の認定の状況は、「介護保険の認定を受けている」が12.0%、「介護保険の対象者ではあるが、認定は受けていない」が9.2%となっています。また、「介護保険の対象者ではない」は58.8%となっています。 3.福祉に関する相談や情報 (1)健康・福祉に関する情報の入手手段   「広報紙(東京都・豊島区)」が33.5% 問11 健康や福祉に関する情報を主にどのようなところから得ていますか。 (あてはまるもの3つまで○)    健康・福祉に関する情報の入手手段は、「広報紙(東京都・豊島区)」が33.5%で最も多く、以下、「区役所窓口(障害福祉課、東部・西部障害支援センター、保健所、健康相談所を含む)」(26.3%)、「病院・診療所」(22.6%)、「障害者福祉のしおり」(21.5%)が2割台で続いています。  (障害の種類別の調査結果は9ペ−ジ1−(1)を参照) (2)よく利用する相談窓口   「区の障害福祉課」が24.7% 問12 よく利用する相談窓口はどこですか。(○は1つ)    よく利用する相談窓口は、「区の障害福祉課」が24.7%で最も多く、以下、「東部・西部障害支援センター」(18.1%)、「病院・診療所」(11.8%)が1割台となっています。また、「特にない」が33.4%となっています。 (障害の種類別の調査結果は10ペ−ジ1−(2)を参照) (3)相談対応の満足度   《満足》が60.9%、《不満》が17.3% 問13 相談について満足していますか。(○は1つ)  相談対応の満足度は、「とても満足している」は11.2%、「おおむね満足している」は49.7%で、両者をあわせた《満足》は60.9%となっています。一方、「大変不満である」(4.3%)と「やや不満である」(13.0%)をあわせた《不満》は17.3%となっています。  (障害の種類別の調査結果は11ペ−ジ1−(3)を参照) (4)不満を感じる理由   「十分な助言が得られない」が54.5% 【問13で、「やや不満である」「大変不満である」に回答した方のみにおうかがいします。】 問13−1 不満な理由は何ですか。(あてはまるもの3つまで○)    相談対応に不満を感じる理由は、「十分な助言が得られない」が54.5%で最も多く、以下、「曜日・時間が限られている」が35.2%、「窓口がわかりにくい」が24.8%と続いています。 4.サービスの利用や今後の利用 (1)サービスの利用状況   「今後利用したい」は、“日常生活用具の給付”が15.7% 問14 あなたは次のサービスを利用したことがありますか。(各項目について○は1つ)    「今後利用を増やしたい」は、いずれも1割未満となっていますが、“補装具等の給付”が6.8%、“日常生活用具の給付”が5.0%となっています。「今後利用したい」は、“日常生活用具の給付”が15.7%、“ホームヘルプサービス(介護保険サービスを含まない)”が14.1%、“補装具等の給付”が13.9%、“地域活動支援センター(心身障害者福祉センター等)”が13.2%となっています。   (2)サービスについての考え   「満足している」が13.5% 問15 サービスの利用について、どのように感じていますか。(あてはまるもの3つまで○)  サ−ビスについての考えは、「満足している」が13.5%で最も多く、それ以外の項目は1割未満となっています。また、「特にない」が45.9%となっています。 (3)視覚障害者向けサービスの利用状況(視覚障害の方)   「今後利用したい」が26.1% 問16 あなたは次のようなサービス(点字広報・声の広報)の今後の利用については、どう思われますか。(○は1つ)  視覚障害の方の今後の「点字広報・声の広報」のサ−ビス利用は、「今後利用を増やしたい」が7.6%、「今後利用したい」が26.1%となっています。 現在利用している 現在利用していない   (4)点字の利用状況(視覚障害の方)   「読めない」が62.0% 問16−1 あなたは、点字が読めますか。(○は1つ)    視覚障害の方の点字の利用状況は、点字が「読めない」が62.0%、「読める」が22.8%となっています。 (5)点字を読めないことで不利に思うこと(視覚障害の方)   「点字が読めない人のためのサービスが少ない」が12.3% 【問16−1で、「読めない」に回答した方のみにおうかがいします。】 問16−2 点字を読めないことで、不利に思うことは何ですか。 (あてはまるものすべてに○)  点字を読めないことで不利に思うことは、「点字が読めない人のためのサ−ビスが少ない」が12.3%となっています。また、「特に不利に思うことはない」が68.4%となっています。 (6)聴覚障害者向けサービスの利用状況(聴覚障害の方)   「今後利用したい」は“手話通訳者派遣”が9.1%、“要約筆記者派遣”が15.2% 問17 あなたは次のようなサービスの今後の利用については、どう思われますか。 (○はそれぞれ1つ)    聴覚障害の方の今後の「手話通訳者派遣」のサービス利用状況は、「今後利用したい」、「今後利用を増やしたい」がともに9.1%となっています。「要約筆記者派遣」のサービス利用状況は、「今後利用したい」、「利用したいと思わない」がともに15.2%となっています。 (7)聴覚障害者向けサービスの利用状況(聴覚障害の方)   「筆談、口話で対応できる」が48.6% 【問17で、手話通訳者派遣について「今後利用したい」、「利用したいと思わない」、「利用する必要がない」に回答した方のみにおうかがいします。】 問17−1 現在利用していない理由は、次のうちどれですか。(あてはまるもの3つまで○)    手話通訳者派遣を現在利用していない方の理由は、「筆談、口話で対応できる」が48.6%で最も多く、これに「家族(身内)と同行するため必要ない」が21.6%、「プライバシーの面で不安がある」が10.8%で続いています。 (8)手話の利用状況(聴覚障害の方)   「できない」が42.4% 問17−2 あなたは、手話ができますか。(○は1つ)  聴覚障害の方の手話の利用状況は、手話が「できない」が42.4%、「できる」が37.9%となっています。   (9)手話ができないことで不利に思うこと(聴覚障害の方)   「コミュニケーションが難しい」が35.7% 【問17−2で、「できない」に回答した方のみにおうかがいします。】 問17−3 手話ができないことで、不利に思うことは何ですか。(あてはまるもの3つまで○)     5.介助 (1)介助の必要性   「外出時に必要である」、「家の中で必要である」が1割台 問18 あなたは、日常生活をおくるうえで、介助が必要ですか。(○は1つ)    介助の必要性は、「家の中で必要である」が10.3%、「外出時に必要である」が12.0%となっています。また、「必要でない」は62.8%となっています。   (2)主な介助者   「父・母」が34.8%、「配偶者(夫または妻)」が33.7% 【問18で、「家の中で必要である」「外出時に必要である」に回答した方のみにおうかがいします。】 問18−1 主な介助者(あなたをいちばん長い時間、介助している方)はどなたですか。 (○は1つ)    主な介助者は、「父・母」が34.8%、「配偶者(夫または妻)」が33.7%となっています。 6.外出の状況 (1)外出の頻度   「ほぼ毎日」が57.9% 問19 外出の頻度は、どのくらいですか。(○は1つ)    外出の頻度は、「ほぼ毎日」が57.9%、「週に3〜4回」が16.0%となっています。  (障害の種類別の調査結果は12ペ−ジ2−(1)を参照)   (2)外出しない理由 【問19で、「まったく外出しない」に回答した方のみにおうかがいします。】 問19−1 外出しない理由は、次のうちどれですか。(あてはまるもの3つまで○)   (3)よく利用する外出手段   「電車・地下鉄」が35.0% 問20 あなたがもっともよく利用する外出の方法は何ですか。(○は1つ)    よく利用する外出手段は、「電車・地下鉄」が35.0%で最も多く、以下、「徒歩(歩行器・杖を含む)」が15.9%、「バス」が10.4%で続いています。   (4)外出時にけがをした経験   「ある」は18.5%  豊島区では、平成24年5月にWHO(世界保健機関)による「セーフコミュニティ」の認証を取得しました。  セーフコミュニティとは、「けがや事故等は、偶然の結果ではなく、予防できる」という考え方のもと、地域コミュニティの力を活用して、安全と健康の質を高めていくまちづくり活動です。  以下、「けが」についてのご質問にお答えください。 問21 外出時に、ここ1年以内に「けが」をしたことがありますか。(○は1つ)    外出時にけがをした経験は、「ある」が18.5%、「ない」が72.8%となっています。  (障害の種類別の調査結果は13ペ−ジ2−(2)を参照) (5)けがをした理由   「歩道などの段差」が51.6% 【問21で、「ある」に回答した方のみにおうかがいします。】 問21−1 「けが」をした理由はなんですか。(あてはまるものすべてに○)    外出時にけがをしたことがある方の理由は、「歩道などの段差」が51.6%で最も多く、以下、「歩道ですべって」(24.5%)、「歩道上の障害物によって(放置自転車、はみ出し商品など)」(23.9%)、「自転車に接触して」(21.9%)が2割台で続いています。     (6)外出時のけがの種類   「打ぼく、うちみ」、「きり傷、さし傷、すり傷」が5割台 【問21で、「ある」に回答した方のみにおうかがいします。】 問21−2 どのような「けが」をしましたか。(あてはまるものすべてに○)    外出時にけがをしたことがある方のけがの種類は、「打ぼく、うちみ」(58.7%)、「きり傷、さし傷、すり傷」(54.8%)の2項目が5割台で特に多くなっています。   (7)外出時に危険を感じたこと   「自転車の通行」が52.1% 問22 最近、外出時に危険を感じたことは何ですか。(あてはまるものすべてに○)    外出時に危険を感じたことは、「自転車の通行」が52.1%で最も多く、以下、「歩道の段差」が39.6%、「自動車・バイクの通行」(27.3%)、「通行人」(25.4%)が2割台で続いています。 (8)自宅内でけがをした経験   「ある」は14.8% 問23 自宅内で、ここ1年以内に「けが」をしたことがありますか。(○は1つ)    自宅内でけがをした経験は、「ある」が14.8%、「ない」が75.6%となっています。  (障害の種類別の調査結果は14ペ−ジ2−(3)を参照)   (9)けがをした自宅内の場所   「居間」、「台所」が3割台 【問23で、「ある」に回答した方のみにおうかがいします。】 問23−1 けがをした場所は、どこですか。(あてはまるものすべてに○)    自宅内でけがをしたことがある方の自宅内の場所は、「居間」(32.3%)、「台所」(30.6%)が3割台で多く、これに「階段」が22.6%で続いています。   (10)自宅内のけがの種類   「打ぼく、うちみ」が61.3%、「きり傷、さし傷、すり傷」も45.2% 【問23で、「ある」に回答した方のみにおうかがいします。】 問23−2 どのような「けが」をしましたか。(あてはまるものすべてに○)    自宅内でけがをしたことがある方のけがの種類は、「打ぼく、うちみ」(61.3%)、「きり傷、さし傷、すり傷」(45.2%)の2項目が特に多くなっています。 (11)まちのバリアフリーについての満足度 問24 まちのバリアフリーについて満足していますか。(○は1つ) ※バリアフリーとは、障害者や高齢者等が社会生活をしていく上で、障壁(バリア)となるものを取り除くという意味です。例えば、歩道の段差や駅のエレベーター、わかりやすい掲示板等です。    まちのバリアフリーについての満足度は、「とても満足している」が4.3%、「おおむね満足している」は37.1%で、両者をあわせた《満足》は41.4%となっています。一方、「とても不満である」と「やや不満である」をあわせた《不満》は47.6%となっています。  (障害の種類別の調査結果は15ペ−ジ2−(4)を参照) (12)急いでバリアフリーを進めてほしい施設   「歩道」、「電車・バス等の公共交通機関」が5割台 問25 今後、区内で急いでバリアフリーを進めていくべきと思う施設は何ですか。 (あてはまるもの3つまで〇)    急いでバリアフリーを進めてほしい施設は、「歩道」(54.9%)、「電車・バス等の公共交通機関」(51.8%)の2項目が5割台で特に多くなっています。 7.住居の状況 (1)住居形態   「持ち家(一戸建)」、「民間借家(アパート・マンション等)」が3割台 問26 あなたのお住まいは、次のうちどれですか。(○は1つ)    住居形態は、「持ち家(一戸建)」が36.5%、「民間借家(アパ−ト・マンション等)」が31.6%、「持ち家(分譲マンション等)」が19.2%となっています。   (2)住まいについて困っていること   「家賃の負担が大きい」が20.9% 問27 お住まいについて、困っていることは何ですか。(あてはまるもの3つまで〇)    住まいについて困っていることは、「家賃の負担が大きい」が20.9%で最も多く、以下、「防犯や防火について不安」(14.3%)、「トイレ、お風呂が使いにくい」(13.2%)が1割台で続いています。また、「特にない」が37.7%となっています。 8.就労の状況 (1)現在の就労状況と今後の就労意向   「今、仕事・作業等をしており、今後も続けたい」が44.3% 問28 あなたはいま、仕事・作業等をしていますか。また、これからはどうしたいとお考えですか。(生活介護・就労移行支援・就労継続支援A型/B型・地域活動支援センター等での作業も含みます。家事は含まれません。また休職中の方も含まれます。)(○は1つ)    現在の就労状況と今後の就労意向は、「今、仕事・作業等をしており、今後も続けたい」が44.3%、「今、仕事・作業等をしていないが、今後仕事をしたい」が14.7%となっています。また、「今、仕事・作業等をしていないが、今後も仕事をしない」は24.9%となっています。  (障害の種類別の調査結果は17ペ−ジ3−(1)を参照) (2)現在の就労の形態   「会社員・公務員・団体職員等の常勤」が49.2% 【問28で、「今、仕事・作業等をしており、今後も続けたい」「今、仕事・作業等をしているが、仕事は変えたい」「今、仕事・作業等をしているが、やめたい」に回答した方のみにおうかがいします。】 問28−1 あなたは、どのような仕事・作業等をしていますか。(○は1つ)    今、仕事・作業等をしている方の現在の就労の形態は、「会社員・公務員・団体職員等の常勤」が49.2%、「パ−ト・アルバイト」が17.8%、「自営業」が13.9%となっています。 (3)現在の月収   「20万円以上」が41.9% 【問28で、「今、仕事・作業等をしており、今後も続けたい」「今、仕事・作業等をしているが、仕事は変えたい」「今、仕事・作業等をしているが、やめたい」に回答した方のみにおうかがいします。】 問28−2 仕事・作業等で得る1か月の収入はおおよそどれくらいですか。(○は1つ)    今、仕事・作業をしている方の現在の月収は、「20万円以上」が41.9%、「10万円以上20万円未満」が27.6%、「5万円以上10万円未満」が11.4%となっています。 (障害の種類別の調査結果は18ペ−ジ3−(2)を参照)   (4)現在の仕事・作業等を見つけた方法   「直接自分で」が42.1% 【問28で、「今、仕事・作業等をしており、今後も続けたい」「今、仕事・作業等をしているが、仕事は変えたい」「今、仕事・作業等をしているが、やめたい」に回答した方のみにおうかがいします。】 問28−3 いまの仕事・作業等は、どのような方法で見つけましたか。(○は1つ)    今、仕事・作業等をしている方の現在の仕事・作業等を見つけた方法は、「直接自分で」が42.1%で最も多く、以下、「家族、知人の紹介」が14.1%、「公共職業安定所(ハロ−ワ−ク)」が11.6%で続いています。 (5)現在の仕事・作業等に対する悩みや不満   「賃金・待遇等に不満がある」が18.0% 【問28で、「今、仕事・作業等をしており、今後も続けたい」「今、仕事・作業等をしているが、仕事は変えたい」「今、仕事・作業等をしているが、やめたい」に回答した方のみにおうかがいします。】 問28−4 いまの仕事・作業等について、悩みや不満等はありますか。 (あてはまるもの3つまで○)    今、仕事・作業等をしている方の仕事・作業等に対する悩みや不満は、「賃金・待遇等に不満がある」が18.0%で最も多く、「障害に対する理解が不足している」が13.0%、「通勤・通所が大変である」が11.6%となっています。また、「特に悩みや不満はない」が46.5%となっています。 (6)現在仕事・作業等をしていない主な理由   「病気のため」が26.2% 【問28で、「今、仕事・作業等をしていないが、今後仕事をしたい」「今、仕事・作業等をしていないが、今後も仕事をしない」に回答した方のみにおうかがいします。】 問29 仕事・作業等をしていない主な理由は何ですか。(あてはまるもの3つまで○)    今、仕事・作業等をしていない方のその主な理由は、「病気のため」が26.2%で最も多く、「重度の障害のため」(18.1%)、「高齢のため」(16.0%)、「障害の程度にあった仕事がないため」(15.7%)、「通勤が困難なため」(13.6%)、「自分の生活にあった仕事がないため」、「仕事をする必要がないため」(ともに11.7%)が1割台で続いています。 (7)今後希望する就労の形態   「パート・アルバイト」が31.7% 【問28で、「今、仕事・作業等をしていないが、今後仕事をしたい」に回答した方のみにおうかがいします。】 問29−1 あなたは、今後どのような仕事・作業等をしたいですか。(○は1つ)    今、仕事・作業等をしていないが、今後仕事をしたい方の今後希望する就労の形態は、「パ−ト・アルバイト」が31.7%で最も多く、以下、「会社員・公務員・団体職員等の常勤の就労」(14.6%)、「内職」(10.6%)が1割台で続いています。   9.社会参加等 (1)最近1年間に行った活動   「買い物」が75.1% 問30 最近1年間に、どのような活動をしましたか。(あてはまるものすべてに○)    最近1年間に行った活動は、「買い物」が75.1%で最も多く、以下、「外食」(66.0%)、「散歩」(63.6%)、「友人とのつきあい」が57.6%、「趣味・サークル活動」(28.5%)、「スポーツ」(20.4%)が2割台で続いています。 (2)活動しにくい理由   「健康状態が良くない」が18.8% 問31 活動する際に、何か困ること、活動しにくいと感じることはありますか。 (あてはまるもの3つまで○)    活動しにくい理由は、「健康状態が良くない」が18.8%で最も多く、以下、「障害が重い」が11.1%、「興味を感じる活動がない」が10.6%が続いています。また、「活動しにくいと感じない」が29.9%となっています。   (3)近所つき合い   「あいさつ程度はしている」が56.7% 問32 ご近所とのおつき合いは、次のうちどれにあてはまりますか。(○は1つ)    近所つき合いは、「積極的に行っている」は5.0%とわずかですが、「必要に応じて行っている」が18.1%、「あいさつ程度はしている」が56.7%となっています。また、「ほとんど行っていない」が17.2%となっています。 (障害の種類別の調査結果は19ペ−ジ4−(1)を参照)   (4)現在楽しんでいる余暇活動   「テレビや音楽の鑑賞」が61.1% 問33 あなたが今楽しんでいる主な余暇活動は何ですか。(あてはまるもの3つまで○)    現在楽しんでいる余暇活動は、「テレビや音楽の鑑賞」が61.1%で最も多く、以下、「家族や友人などとの外出(食事、買い物など)」が44.9%、「インタ−ネット」が36.5%で続いています。  (障害の種類別の調査結果は20ペ−ジ4−(2)を参照) (5)地域の方々の障害・疾病に対する理解   《得られている》が45.4%、《得られていない》が46.1% 問34 地域で暮らす上で、障害や疾病に対して理解を得られていると感じていますか。 (○は1つ)    地域の方々の障害・疾病に対する理解は、「よく理解を得られている」が4.8%、「おおむね理解を得られている」が40.6%で両者をあわせた《得られている》は45.4%となっています。一方、「理解を得られていない」(13.0%)と「あまり理解を得られていない」(33.1%)をあわせた《得られていない》は46.1%となっています。 (障害の種類別の調査結果は21ペ−ジ4−(3)を参照) (6)運動やスポーツへの活動意向と現況   「行っている」が27.9% 2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向け、運動やスポーツに関する意識や、現在の活動状況をお伺いします。 問35 運動やスポーツを行いたいと思いますか、また、行っていますか。(○は1つ) ※ここでの「運動やスポーツ」は、競技スポーツだけでなく、ウォーキングや体操、ストレッチなどの軽い運動も含みます。    運動やスポーツへの活動意向と現況は、「運動やスポーツに興味があり、すでに行っている」が27.9%となっています。一方、「運動やスポーツに興味があるが、行っていない」は44.9%と多くなっています。 (障害の種類別の調査結果は22ペ−ジ4−(4)を参照)                         (7)運動やスポーツの実施頻度   「週に1〜2日」、「週に3日以上」が3割台 【問35で、「運動やスポーツに興味があり、すでに行っている」に回答した方のみにおうかがいします。】 問35−1 運動やスポーツをどれくらいの頻度で実施していますか。(○は1つ)    運動やスポーツを行っている方の実施頻度は、「週に1〜2日」(38.5%)、「週に3日以上」(37.6%)が3割台となっており、「月に1〜3日」が19.2%となっています。 (8)運動やスポーツを行いにくいと感じること   「体調や体力に不安がある」が32.1% 問36 運動やスポーツをする際に、何か困ること、行いにくいと感じることはありますか。 (あてはまるもの3つまで○)    運動やスポーツを行いにくいと感じることは、「体調や体力に不安がある」が32.1%で最も多く、以下、「一緒に運動やスポーツができる友人がいない」、「障害が重度である」(ともに11.3%)、「費用が高い」(10.6%)が1割台で続いています。また、「行いにくいと感じていない」が16.2%となっています。 (障害の種類別の調査結果は23ペ−ジ4−(5)を参照)   10.障害者の権利 (1)障害者の権利を守るために充実すべき内容   「あらゆる障害に対する差別がなくなること」が42.7% 問37 平成18年(2006年)に、国連では、「障害者の権利に関する条約」が採択されました。今後、障害者の権利を守るために、特に充実させるべき内容はどれですか。 (あてはまるもの3つまで○)    障害者の権利を守るために充実すべき内容は、「あらゆる障害に対する差別がなくなること」が42.7%で最も多く、以下、「誰にでも平等に機会があること」(32.2%)、「自分のことは自分で決められること」(29.9%)が3割前後で続いています。  (障害の種類別の調査結果は24ペ−ジ5−(1)を参照) (2)成年後見制度の利用意向   「今後利用したい」が9.8% 問38 成年後見とは、障害などで判断能力が不十分な人の「財産」や「権利」を保護し、支援していく制度です。あなたは、成年後見制度を利用したいですか。(○は1つ)    成年後見制度の利用意向は、「今後利用したい」が9.8%となっています。また、「利用したくない(利用する予定はない)」が43.5%となっています。   (3)虐待を受けた経験   「ある」は14.7% 問39 あなたは、いままでに自分の体や心を傷つけられた(虐待された)ことがありますか。 (〇は1つ)    虐待を受けた経験は、「ある」が14.7%、「ない」が78.5%となっています。  (障害の種類別の調査結果は25ペ−ジ5−(2)を参照)     (4)受けたことがある虐待の内容   「心理的虐待」が81.3% 【問39で、「ある」に回答した方のみにおうかがいします。】 問39−1 虐待の内容はどのような内容ですか。(あてはまるものすべてに○)    虐待を受けたことがある方の虐待の内容は、「心理的虐待」が81.3%で特に多く、これに「身体的虐待」が26.8%で続いています。      *心理的虐待:怒鳴る、悪口を言う、仲間に入れない、わざと無視するなど     *身体的虐待:殴る、蹴る、縛りつける、閉じ込める、不要な薬を飲ませるなど     *経済的虐待:必要なお金を与えない、勝手に財産や預貯金を使うなど     *性的虐待:性交、性器への接触、裸にする、わいせつな話をするなど     *放棄・放任(ネグレクト):十分な食事を与えない、不潔な住環境で生活させるなど (5)虐待を受けた相手   「養護者」、「使用者」が2割台後半 【問39で、「ある」に回答した方のみにおうかがいします。】 問39−2 誰から虐待を受けましたか。(あてはまるものすべてに○)    虐待を受けたことがある方の虐待を受けた相手は、「養護者(家族、親族、同居人など)」(28.5%)、「使用者(働いている場所の事業主など)」(26.8%)が2割台となっています。     (6)虐待について相談した相手   「家族」、「友人」が1割台 【問39で、「ある」に回答した方のみにおうかがいします。】 問39−3 虐待を受けた時、だれ(どこ)に相談しましたか。(あてはまるものすべてに○)    虐待を受けたことがある方の虐待について相談をした相手は、「家族」(18.7%)、「友人」(17.1%)が1割台となっており、「病院診療所」が9.8%で続いています。また、「相談していない」が48.8%となっています。   (7)障害者への差別を感じること   《感じる》は33.5%、《感じない》は58.9% 問40 平成28年4月に障害者差別解消法が施行されましたが、障害者への差別を感じることはありますか。(〇は1つ)    障害者への差別を「よく感じる」は8.7%、「時々感じる」は24.8%で、両者をあわせた《感じる》は33.5%となっています。一方、「全く感じない」(10.7%)と「あまり感じない」(48.2%)をあわせた《感じない》は58.9%となっています。 (障害の種類別の調査結果は26ペ−ジ5−(3)を参照)   (8)差別を感じるとき   「公共施設や交通機関を利用するとき」が51.6% 【問40で、「よく感じる」「時々感じる」に回答した方のみにおうかがいします。】 問40−1 どのようなときに差別を感じますか。(あてはまるもの3つまで〇)    障害者に対する差別を感じると回答した人がどのようなときに差別を感じるかでは、「公共施設や交通機関を利用するとき」が51.6%で最も多く、以下、「働きたいとき、働いているとき」が40.9%、「情報を得たいとき、コミュニケ−ションをとりたいとき」が21.4%で続いています。 (9)差別の相談経験   「ある」は4.8% 問41 障害者への差別を感じたときに、相談をしたことはありますか。(○は1つ)    差別の相談経験は、「ある」が4.8%、「ない」が76.3%となっています。  (障害の種類別の調査結果は27ペ−ジ5−(4)を参照)   (10)差別についての相談先   「区の障害福祉課」が30.0% 【問41で、「ある」に回答した方のみにおうかがいします。】 問41−1 どこに相談しましたか。(あてはまるものすべてに○)    差別の相談経験をしたことがある方の相談先は、「区の障害福祉課」が30.0%で最も多く、以下、「障害福祉課以外の区の窓口」が20.0%、「国(内閣府)の窓口」、「東京都の窓口」がともに12.5%で続いています。   (11)選挙投票への参加状況(18歳以上の方)   《行く》は76.7% 問42 あなたは選挙に行っていますか。(○は1つ)    選挙投票への参加状況は、「毎回行く」が56.0%、「時々行く」が20.7%となっており、両者をあわせた《行く》は76.7%となっています。一方、「行っていない」(10.3%)と「ほとんど行かない」(7.4%)をあわせた《行かない》は17.7%となっています。   (12)選挙に行かない理由(18歳以上の方)   「選挙に関心がない」が51.8% 18歳以上の方のみ 【問42で、「ほとんど行かない」「行っていない」に回答した方のみにおうかがいします。】 問42−1 選挙に行かない理由は、次のうちどれですか。(あてはまるものすべてに○)    選挙に行かない方の理由は、「選挙に関心がない」が51.8%で特に多くなっています。   11.豊島区等への要望 (1)行政に対する要望   「給付金や手当の充実」が43.4% 問43 行政(豊島区)は次のうちどのようなことに取り組むことが望ましいと思いますか。 (あてはまるもの5つまで○)  行政に対する要望は、「給付金や手当の充実」が43.4%で最も多く、以下、「医療費の軽減等医療制度の充実」(35.4%)、「道路や交通機関、公共施設の整備(バリアフリー化)」(32.8%)が3割台、「制度やサービスについての情報提供」(23.8%)、「病気の人や障害者、高齢者に配慮した防犯・防災対策の推進」(22.3%)、「障害者への理解を深めるための啓発・広報活動」(21.3%)、「公的な住宅の整備」(20.5%)が2割台で続いています。(障害の種類別の調査結果は28ペ−ジ6−(1)を参照)