豊島区地域保健福祉計画(素案)に対するパブリックコメント実施結果(抜粋) ・実施期間  平成29年12月1日〜平成28年12月28日 ・周知方法  広報としま12月1日号掲載、区ホームページ掲載(実施期間と同期間) ・閲覧場所  区ホームページ、福祉総務課、行政情報コーナー、区民事務所(東・西)           各区民ひろば、各図書館 ・受付方法  Eメール2件、ファクス2件    合計4件    ・提出意見数  31件 ※複数のご意見をお寄せいただいたものがあるため、提出意見数と受付方法の内訳合計数は一致しません。 ◎ご意見の概要と区の考え方 1 障害者等実態・意向調査 現在の就労状況と今後の就労意向について、就労継続支援事業A型で働けているから、生活支援のサービスが利用できにくい現状があると思う。 A型で働けている人でも障がいの重い人や生活支援があるから継続支援できる人もいるのではないか。 区の考え方 計画では調査結果等を、施策C「地域生活支援の充実」中の取組方針「多様な働き方に向けた支援」に反映させています。 いただいたご意見を踏まえ、今後の施策を推進していきます。 2  アウトリーチ活動の推進による問題の早期発見・早期対応 アウトリーチ活動の推進に関する取り組み方針の中で「全戸訪問」という提案があるが、実際にどの程度の戸数を想定し、何名でどの程度の時間をかけて実施するという提案なのか。 また、障がい者は対象としては入れないのか。 区の考え方 アウトリーチ活動の対象には障害者も含まれます。「全戸訪問」は例示であり、具体的な取り組み内容やその対象については、今後、個別計画及び事業において検討していきます。 3  地域生活を支える切れ目のない支援 支援が十分でなかった課題の一つとして、「精神科への長期入院の支援」を入れていただきたい。 区の考え方 この項では、支援が十分に届いていなかった対象者を例示しています。精神科への長期入院の支援については地域生活への移行の観点から、『障害者・障害(児)福祉計画』の「精神障害者にも対応した地域包括ケアシステムの構築」に位置づけています。 4  まちのバリアフリー化等の推進 鉄道駅や多くの人が利用する施設では、視覚障害者用の誘導ブロックのみならず、補助犬が一緒に使ってもいいトイレをわかるように表示していただきたい。 区の考え方 ご意見を踏まえて、補助犬等に関する記述を追加します。 5 文化の力を活かした地域づくり 福祉と文化の融合の推進にあたっては、ぜひ、パラアートを積極的に推進していただきたい。 区の考え方 パラアートは福祉と文化の融合の推進に寄与するものと認識しており、コラムで紹介していきます。また、「障害者・障害(児)福祉計画」の施策「社会参加の促進」に記載し取り組みを進めていきます。 6 その他 計画本編に詳細がどの計画に記載されているか注釈をつけるとともに、ホームページでも関連計画にリンクを貼ってほしい。注釈やリンクがないと、具体的なことが分からず、信頼性が薄れる。 1件 地域保健福祉計画は保健福祉分野の基本的な方向性を示すものであり、この方向性に基づき今後順次、個別計画において具体化されていくものであることから、本計画に詳細に関する注釈をつける予定はありません。 ホームページには本計画のほか、関連計画も閲覧できるようにします。