資料第8号 第2回精神障害者包括支援部会振り返りまとめ 全1ページ にも包括協議の方向性について 古俣 孝浩 長い目で見つめながら、今できていることを見える化することや、包括実現に向けたロードマップを作っていくことがまずの所で進めていくことができるのではないかと感じています。 蓮沼 和音 沖倉先生の「どの部会でも相談先の充実や連携が課題としてあがっている」という言葉に、ハッとしました。確かにずっと連携や顔の見える関係作りを目指しているところがあるような気がします。隅々まで、末端までの連携は難しくても、ある程度顔のつながる中で連携できている部分もあるので、なんでこんなにも連携が不足しているように感じられるのか、どこが特に不足しているのかと思いました。もう少し区内のネットワークや会議体などについて整理し、どんな連携・ネットワークが不足しているのか考えてみても良いように感じました。 中野 学 今現在各自が関わっているいることを、よりパワーアップもしくはバージョンアップさせ、そこの強みを引き出し、それを分かりやすくするために内外に展開していくことが必要。それが、会や人につながっていく 内田 暁彦 区民の人がどこに相談すれば良いかをはっきりとさせること。その上でどの様に問題を解決していくのかの方法として考える必要があるのでは? 小澤 元美 ・会議・連絡会等の構成、つながりを整理する。包括支援部会(協議の場)と相談支援部会、個別事例の検討の場(拠点PT)など。既になされているのかもしれませんが・・。 ・将来的なビジョンの確認(誰にでも対応した「にも包括」に向かって・・)、ロードマップがあると良いと感じました。 山井 美佐子 よくわかりません。 漆山 友美子 理念、概念の共通理解ができたところで、連携と地域理解を進めるために次に何をするかが重要だと思います。部会以外にワーキングなどで課題の整理と優先順位をつけて実行することが必要でしょうか。 「まずはお互いを知ることから」という話が出ましたが、支援者でもあまり知らない社会資源もありますし、住民はさらに「知らない」人が多いと思います。保健所の講演会でも病気の知識以外に、使える制度があるのか知りたいという意見があがっており、制度やサービスについての情報提供や繋がってもらいやすくする工夫が必要だと感じます。 竹村 敏 確かに検討対象となる範囲が広いので、具体的な成果や結論を出す事を急がないで、ゆっくりと時間をかけて部員の共有化出来る点を地道に見つけ模索しながら、皆さんで意識を深めていくやり方がよろしいのではないかと思います。 佐藤 幸子 この一年間参加し、少しずつ形が見えてきた部分があるものの、もう一歩、この「豊島区」でどのような地域を目指すのか何が不足し何が強みなのか明確になってないように感じる。今一度地域の資源を棚卸する必要性があると思われる。 ガイドブックの作成について 古俣 孝浩 ガイドブックの重要性はありますが、包括的視点だととても大変かもしれないです。作成を今後目指していきながらも近くのところでは行いやすいものを進めていくのも良いかと思います。 蓮沼 和音 広域アドバイザーの山本さんからのコメントですでにある「せいほれんガイド」で十分では?という言葉に少なからず同意しました。今ある良いツールをより生かし、普及する為の方法を考えるのも一つかと。 中野 学 より完結したもをよりシンプルに。どこでも街中で受け取れるものに。 内田 暁彦 区民向けでは上記(左記)の様に相談窓口がはっきりしていれば良いと思う。区報で良いのでは?区内の福祉サービスについての情報は公開して欲しい。ページがあまり多くても見ないので、やってもそこそこで。 小澤 元美 ・色々な部署・会議等で同じような取組がなされている、と言う声が聞かれました。どういう使われ方を想定するのかを考え、実際に使われるもができると良いと思います。 ・会議の最後に意見が上がっていましたが、「入院患者様の退院支援(地域移行)をターゲットに作製」、賛成です。入院者訪問支援事業も始まるのでタイミングも良いと感じます。 山井 美佐子 あれば助かる人はいると思うので作れたらいいと思います。 漆山 友美子 目的が明確であれば作成も良いと思いますが、成果物を急がなくても良いと思います。既存のせいほれんガイドブックを活用する案には賛成です。 竹村 敏 たたき台がある事は部会検討の助けになりますね。 他地域で作製実績のあるガイドブックを参考にするのもよろしいかと思います。 配付閲覧対象に関して、学校の子供達にに配れるモノなのか、町会回覧で地域に読んでもらうモノなのか、区の施設に置いて興味ある人に閲覧いただくモノなのか、によって記述内容の深さ軽さも考える必要も感じました。(紙媒体だけではなくネット閲覧も含め) 佐藤 幸子 「ガイドブック」という形にこだわることなく、資源の整理や不足している資源の創出についての議論の過程で、形態はガイドブックになるのか、リーフレットになるのか、マップになるのか決めて行けばよいのではないか。せいほれんガイドブックも活用も良い方法だと思う。 密着アドバイザーについて 古俣 孝浩 地域包括実現に向けては広域的視点と密着艇視点の協同がより必要になってくるかと思うのでアドバイザーはいたほうが良いと思います。必要になるようでしたらご協力できればと思っています。 蓮沼 和音 密着アドバイザーが具体的にどんなことをやるのかが、今ひとつピンとこないのですが、せっかく広域アドバイザーをお願いできているタイミングなので、この機に密着アドバイザーもどなたかにお願いすることで、より広域アドバイザーからのサポートを豊島区の中で形にしていけるのではないかなと思いました。 中野 学 必要だと思う。 内田 暁彦 実際のイメージがわかないので何とも言えません。でもこういうのは一人じゃなくて3人ぐらいのチームが良いのでは? 小澤 元美 島区の特徴、強みを活かしたシステム作りのためには、密着ADが広域ADと共に取り組んでいただけるとより実際的な議論や個別の課題から地域課題の抽出へと進んで行くのではないかと思います。 山井 美佐子 すみません。そんな話をした、、という記憶がありません。 竹村 敏 専門的レベルが高く、実績経験の豊富な、地域密着のアドバイザーは早く多く必要ですね。 佐藤 幸子 部会の回数を考えると、実際に「にも包括」を推進していくコアとなるメンバーが必要と思われる。 その他(ご意見、気付いたことなど) 蓮沼 和音 今回、当事者の立場で山井さんに参加していただきましたが、山井さんの記入されたシートにもあったように、かなり難しい内容だったのではと感じます。もちろん、事前のこちらでのお伝えの仕方で、もっと理解できるような準備もできたかもしれませんが、「にも包括」というテーマを検討する特性上、用語や制度施策に対する知識がないと、話している内容を理解するのも難しいのではないかと思いました。とはいえ、当事者は専門家ではないので、知識を持たないといけないということではないと思います。当事者委員に対して、何を考え答えてほしいのか、参加する際にあらかじめ今回の部会では特にここについて意見を聞きたいので考えながら参加していただきたい、等かなり絞り込んだ形であらかじめ伝えていただけるとより良い意見をいただけるのではないかと考えました。 中野 学 もしわかれば精神疾患になりやすい特徴をデータ化して、その後パンフなどを活用。SNSでも何でもいいので、アピールをして、受け入れてくれる所につなげることが肝要。 内田 暁彦 問題を解決するためのコーディネートをいかにしていくかのシステムを作ること。そのシステムをできうる限りシンプルにするようにできれば良いと思います。 小澤 元美 ・包括支援部会が協議の場と位置づけられ、各委員が遠慮なく意見が言える場となっていることが強みだと感じます。必要時、オブザーバー参加も加え色々な立場の方の率直な意見が出されるよう次年度も継続して頂きたいです。 ・高齢福祉部門の方のなど関係部署の方の参加や施策・取組について情報交換するなどの機会があると相互理解、連携促進に繋がると思います。 山井 美佐子 あの場所に私がいても役立つとは思えません。それでも参加していていいものでしょうか?教えて下さい。 漆山 友美子 にも包括はその範囲が広く、漠然としてしまいがちなので協議の進め方が難しいですが、既存のものを繋げることと、新たに作り上げる必要性のあること、保健所としても検討していきたいと思います。 竹村 敏 地域が理解し、地域が求め、地域の立場に基づいたという基本理念を皆さんで再認識共有したいと思いました。 佐藤 幸子 先日、区内の当事者メンバーが参加する「暮らしのきずなを考える会」という豊芯会の地域ミーティングに参加する機会に恵まれました。主催者に伺うと、平成13年頃からやっているということで、まさに地域で暮らす当事者と支援者、関係機関が車座になって同じテーマについて学び、それぞれの思いや意見を話すという会でした。改めて、これも一つの豊島区の貴重な「資源」だと感じました。地域のインフォーマルな資源も含めて整理をし今の豊島区に足りないことや目指すべき方向を確認できれば良いかと感じました。 以上