資料第4号-2 全6ページ 1ページ目 別記第1号様式(第7関係) 会  議  録 附属機関又は会議体の名称 第7期豊島区障害者地域支援協議会 第1回就労支援部会 事務局(担当課)  障害福祉課 開催日時      令和4年7月22日金曜日午後2時~午後4時 開催場所      区役所本庁舎511会議室 議題 1. 開会 2.委員自己紹介 3.議事 (1) 豊島区障害者地域支援協議会について (2) 部会検討事項について (3) 研修会の開催について 4.閉会 公開の可否 会 議 非公開   非公開・一部非公開の場合は、その理由 協議の中で、具体的な個人名や団体名が出てくるので、個人及び団体の個人情報を保護する為、会議は非公開とする。 会議録 非公開 非公開・一部非公開の場合は、その理由 協議の中で、具体的な個人名や団体名が出てくるので、個人及び団体の個人情報を保護する為、会議は非公開とする。 出席者 委員 藤本 知哉、近藤 友克、村藤 駿介、菅沼 良勝、髙橋 拓弥、初見 篤史 事務局 障害福祉担当係長、障害福祉担当係長、障害福祉課主事、障害福祉課主事、障害福祉課主事 1ページ目終わり 2ページ目はじめ 1 開会 2 委員自己紹介 事前課題シートに基づき、委員による自己紹介 3議事 事務局より資料第1号、資料第2号、資料第3号について説明 ・ガイドは使う側が便利なものにしていきたい。 ・社会福祉法人、NPO法人の職員は集まる機会があり顔見知りであるが、民間の事業者はそういった集まる場はあるのか? →区の精保連などで顔を合わせる機会がある。 ・精保連ガイドブックで、就労移行支援事業所は網羅できているのか? →ほとんどできていると思う。 ・豊島区の就労移行支援の特色などはあるか。 →足立区は就労移行の事例検討や施設に集まって施設見学や事例検討を行っている。 ・豊島区は株式会社の事業所を排除しているような傾向はあるか? →株式とNPOでは壁があるが、5,6年前に比べると壁は薄くなってきていると思う。今回就労部会にも呼んでいただけたし、豊島区にはそこまで排除感は感じていない。 →豊島区は(事業者の)ネットワークがすでにあったので、渋谷区と比べると安心感があった。 ・渋谷のハローワークの雰囲気について。 →渋谷は事業所にも職員が来訪することがある。事業所からも相談したり、お互い連携するような関係があった。豊島区のハローワークとは支援機関としてのつながりはほぼない。 →ハローワークごとに特色がある。池袋のハローワークは事業所からアプローチしないとなかなか関りがない。 ・豊島区は大企業が無印良品とファミリーマートしかない。雇用創出面で企業とうまくリンクできていない。ほかの区では雇用創出などはあるのか。 →他区でもない。足立区は大小さまざまな会社があり、生活困窮の人が町工場で受け入れてもらったりするが、新規でそういった場所はない。 2ページ目終わり 3ページ目はじめ ・ガイドブックは急ぎではなく、3か年で作成するのでよいと考えている。対象が誰なのかが分かりずらいのでご意見をいただきたい。区に見学に来た大学生に見ていただくことも検討している。 ・ガイドは区に置くのか。 →区の窓口に置いたり、見学に来た学生に見せたりしていきたいと思うが、対象がはっきり定まっておらずそこがネックになっている。 →区役所に来られる障害のある方というのはかなり自分の状態を分かっている人である。計画相談と受給者証の出るタイミングでどこに相談したらいいのかが分かりづらい。そういうこともわかるものだと良いと思われる。 ・はじめて就労移行支援事業所に来られる方は、どういった方法で来るのか。 →事業所から計画相談に来たいと連絡がある。 →主治医に言われてネットで調べてくる方が多い。また、発達障害かもしれないからとネットで調べて来られる方も多い。昔は保健師経由だったが、今はそういったケースは1割もいない。 ・手帳を持っていない人も相談にくるのか。 →いらっしゃる。 ・ガイドブックは病院に置いたほうがいいのではないか。 ・(就労移行支援事業所に来る方は)ハローワークで紹介されたケースもあるが、ほとんどがネット検索からである。 ・移行支援は都民以外も対象か。 →そうである ・知的障害の方などで、支援が途切れてしまう方などはいらっしゃるのか。 →知的障害の方は生まれた時から福祉にかかわりがある。学校を経由するなど、漏れることはまずない。計画相談もした状態で就労移行支援事業所に来るケースがほとんどである。 ・ガイドブックが知的障害の方に役に立つか。 →ご本人にはこの内容は難しいと思われる。一般就労から生活介護までをガイドブックでカバーするのはなかなか難しい。福祉でサポートするようになってから一般就労するのは難しいのが現状である。 3ページ目終わり 4ぺージ目はじめ ・(ガイドブックの)ターゲットは精神障害の方や、発達障害に気づき始めた人なのかと思う。 ・障害福祉課の窓口での就労の相談件数はどれくらいか。 →【区の登録者数】 身体障害者117名、知的障害者362名、精神障害者651名※知的・精神が重複しているケースもある。  【新規利用者のうち利用経路】 就労移行事業所、ハローワーク、特別支援学校、福祉事業所からの順で多くなっている。 【接触方法(就職前)】  電話・eメール、FAX900件、来所300件、企業から85件 【接触方法(就職前)】 電話4378件、来所439件、企業516件 ・部会の検討内容はHPにアップロードするのか。 →しない。 ・(ガイドブックを作成したとして、)データではなく紙で見ないと理解できない方は、就職すること自体が難しいと思われる。ネットで検索して情報にたどり着けるような人が就職につながると思われる。配布部数は数を絞って良いと思われる。 ・病院でケースワーカーが説明する際に、ガイドブックがあると理解しやすいのではないか。選択肢が一覧でみられるのはわかりやすい。 ・精保連のガイドブックと一緒に配布できると使い勝手がいいのかと思う。ただ、精神障害がメインになる。 ・精保連ガイドブックを区に置くことはできるのか。ガイドブックとセットで配布することは可能なのか。 →可能。 ・前期以前も他の事業所との繋がりが裏テーマであり、それを研修で行っていた。豊島区のハローワークは、そこまで尽力はしてくれない。 ・メールなどでガイドブックに関するご意見を伺いたい。 4ページ目終わり 5ページ目はじめ ・【別紙】質問2に関して事業所の縮小は実際に起きているのか →移行支援の定員が集まらなかったりと、社会福祉法人が苦労している。障害者の就労に関する制度が整ったら、次は障害者がどう暮らしていくかが課題である。定着支援が終わって、支援者がいなくなったあとの生活をどうしていくのか考えていく必要がある。 ・定着支援についてどうか。 →(就労移行支援の)利用期限が切れたり、必要としていない人がいる。ステップアップしていきたくても定着の期限が切れてしまい、自分で相談できない人もいる。自分で支援から離れていくのが理想だが、それができない人をどう支援していくのかが課題。 ・練馬区では就職後も就労支援Gとつながっていて実質定着支援になっているケースがあるが、それは期限がないので、定着支援が切れた方の相談窓口となっている。 ・アウトリーチは行っているのか。 →通院動向の相談があれば行くが、アウトリーチは弱い。基本的には独り立ちを目指している。相談が2、3年無ければ、登録からは削除となる。 ・就労移行支援事業所の人手は足りているのか。 →定着支援の圧迫感はある。利益を持つために何人持つのか、運用が難しい。 ・豊島区で就労移行支援を繰り返すことはできるのか。 →就労移行支援から一旦就労移行支援B型に行き、戻ってくることを許可している区もある。定着支援は1回で3年が上限であるのが厚労省の見解。 ・精神障害の方の住まいが課題になっている。2年前から福祉総務課が居住支援協議会を行っているがまだまだとっかかりである。 ・共同受注の状況はどうなのか。 →10前後の事業所が参加しているが、代表で取りまとめしてくれる事業所さえ、負担が大きいため見つかっていない状況である。共同受注を達成するには時間がかかりそうである。成功体験ではないが、他区での工賃の上がり具合などを説明できれば真剣に考える事業所も増えるのは無いかと考えている。 ・区では優先調達法で金額を昨年度以上とすることを目標としている。ただし優先調達用の費用を各部門で持っているわけではない。 5ページ目終わり 6ページ目はじめ ・他区の事例だが、大量受注になるからと優先調達を福祉事業所から断られたケースもある。 研修会の開催について事務局より説明 ・メーリングリストを作成する。 4 閉会 提出された資料 ・別紙 事前課題シートまとめ ・資料第1号  豊島区障害者地域支援協議会概要 ・資料第2号  第6期豊島区障害者地域支援協議会概要 ・資料第3号  第7期豊島区障害者地域支援協議会スケジュール ・資料第4号  第7期豊島区障害者地域支援協議会就労支援部会委員名簿 ・資料第5号  障害のある方が働くためのガイドブック(案) ・別紙 振り返りシート 6ページ目終わり