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慢性腎臓病って、なあに?

 この病気の患者さんは日本に1,330万人(20歳以上の8人に1人)もいて、わが国の国民病ともなっています。いろいろな原因で腎臓の働きが徐々に悪くなっていく病気ですが、初期にはほとんど自覚症状がないことが特徴です。したがって検査をしなければわかりません。しかし症状が何もない人は、病院に普通は行きませんよね。だから気づきにくいのです。何か症状が出て病院に行った時には、すでに病気が進行しているということになりかねません。

 では、どうしたらよいのでしょうか?それは健康診断をおっくうがらずに受けることです。尿検査で異常がある、血液検査で腎臓の機能が低下しているなどと言われた場合には、迷わず腎臓専門医を受診しましょう。早くわかれば病気の進行を遅らせたり、進行を止めたり、さらには回復可能性もあります。この病気を放置するとやがて腎不全、心筋梗塞や脳卒中など、命に関わる重大な問題となりますので注意が必要です。

  豊島区医師会 池袋久野クリニック 久野 勉

 

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更新日:2018年10月29日