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痛くない中耳炎もあります

 中耳炎というと、小さい子どもが耳を痛がる急性中耳炎を思い浮かべると思います。しかし痛みを伴わない滲出性中耳炎という中耳炎があります。

 乳幼児から小学校低学年がかかりやすく、浸出液(炎症をおこした粘膜からしみ出て来た液)が鼓膜の奥の中耳にたまり、聞こえが悪くなる病気です。

 急性中耳炎の様に赤く腫れたり痛みが出たりすることがないため、小さい子どもでは症状を訴えることは少なく、いつのまにか滲出性中耳炎になっていることも珍しくありません。この病気に気付かずに長期間放置していると耳の発達が遅れてしまい、大人になっても聞こえが悪いままとなることがあります。

 乳幼児から小学校低学年のお子さんで「最近聞こえが悪いのかな?」と思う時にはこの病気になっている可能性があるので、一度耳鼻咽喉科で耳の診察を受けてみてください。

南大塚耳鼻咽喉科クリニック院長 内水 浩貴

 

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更新日:2018年12月12日