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眼底写真検査からわかる全身の病気、目の病気

特定健診などで眼底写真を撮ることがあると思いますが、何が判るのでしょうか。眼底は唯一血管を直接見ることが出来る組織なので、「高血圧」や「高脂血症」に伴う動脈硬化や血管の詰まり具合を見ることにより、「脳梗塞」や「心筋梗塞」の予防や早期発見の手助けとなります。また糖尿病の三大合併症である網膜症は小さな出血から始まるので、眼底写真から「糖尿病」が見つかることもあります。更に視神経乳頭の腫れから「頭の病気」が見つかることもあります。目の病気が発見されることもあります。「緑内障」は視神経が萎縮して視野が欠ける病気ですが、かなり進行しないと自分では気づきません。緑内障のほとんどが健診での眼底検査で見つかっているのです。また最近は「加齢黄斑変性症」などの黄斑(網膜の中心)の病気も増えています。ものが歪んで見えたり、真ん中が見えなったりする病気群です。早期発見により失明を防ぐことができます。

豊島区医師会 長崎眼科診療所 末野利治

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更新日:2017年3月11日