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平成28年度第2回「女性ホルモンを知って健やかに」

平成28年10月5日、巣鴨レディースクリニックの花田佐知子先生を講師に招き、女性特有の健康問題に関するお話をしていただきました。内容の一部をご紹介します!

月経が3か月来なければ受診を!

女性は、月経の終わり頃から、排卵前にかけて主にエストロゲン(卵胞ホルモン)を多く分泌し、排卵後から次の月経にかけてエストロゲンとプロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌します。これらのホルモンが正常に分泌されないと、無月経や月経不順が起きてきます。無月経の状態を長期間放っておくと、低下した卵巣機能を元に戻すまで時間がかかることがあります。また、古い内膜がいつまでも子宮に残り、子宮体がんのリスクを高める可能性もあります。1つの目安として、「3か月」月経が来ない場合には婦人科を受診するのがお勧めです。

月経や産後の痛みへの対処には、鎮痛剤の服用も一つの方法です!

人の感覚には、痛みを感じると、痛みに対する感受性が上がり、ますます痛みを感じやすくなってしまう性質があります。痛みを感じたら、早めに鎮痛剤を内服することをお勧めします。たくさんの鎮痛剤を使用しなければいけないほど痛みが強い時には婦人科を受診しましょう。子宮内膜症等、強い痛みが出る婦人科疾患が隠れている場合があります。

しっかり睡眠をとりましょう

7,8時間睡眠の勧め

睡眠不足が続くと、体に様々な影響が出てきます。5時間睡眠が2日続くと、認知能力が徹夜明けと同レベルまで落ち、極端な睡眠不足が続くと、うつ状態になりやすいといわれています。夜間のスマホの使用は睡眠の質に影響します。20~21時以降のスマホ等メディアの刺激はお勧めしません。

産後のイライラは睡眠不足が原因かも?!

とはいうものの、産後のママは赤ちゃんのお世話で手いっぱいになり、なかなかご自分の睡眠時間を確保できていない方も多いかもしれません。これまで感じたこともないようなイライラを感じることもあると思います。そんな時は、睡眠時間を確保して、自分を大切にしましょう。

体調のバロメーターは「胃腸」です

胃腸は免疫に大きく関係する重要な器官です。胃腸の働きが悪くなると、体のストレス耐性が弱くなるといわれています。あなたは食欲がありますか?健康なうんちがでていますか?胃腸の調子が悪い時には体の疲れを点検しましょう。体のサインに気づき、十分な休養をとるようにしましょう。

正しい姿勢を身につけましょう!

正しい姿勢を身につけることで、産後の尿漏れを防いだり、血流が良くなったり、肩こり・腰痛が改善されることもあります。ご自分の姿勢を見直して、姿勢美人を目指しましょう!

正しい姿勢のとり方

左右の腰骨と恥骨の前面ののっている平面が、地面に垂直になるように骨盤をたてて立ちます。両足のかかとをつけつま先を広げ、足の裏全体で地面を踏みます。この時、小指を含め全部の指がしっかり地面をつかむように立てているか確認します。大腿骨を外旋させてお尻を引き締めます。通勤時等ちょっとした時間に、その姿勢のままかかとを上げ下げしてみましょう。

悪い姿勢

恥骨が前に出て腰が丸まり、お尻に力が入っていない状態です。

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更新日:2016年12月15日