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インフルエンザの予防と家庭での療養

インフルエンザの予防について

次のポイントに注意して、インフルエンザの予防対策を実行しましょう。

  • 外から帰ったら流水と石けんでの手洗いとうがいを行う。
  • 室内の適切な加湿・換気を行う。
  • 規則正しい生活を送り、休養を十分にとる。
  • バランスのとれた食事と適切な水分の補給に気をつける。
  • 必要な時以外は人込みへの外出を控える。

(関連情報の「正しい手洗いの方法」を参照してください。)

「咳エチケット」によるインフルエンザ対策

  • せき、くしゃみの症状がある時は不織布製マスクをする。
  • せき、くしゃみをする時は口と鼻をティッシュでおおう。
  • せき、くしゃみをする時は周りの人から顔をそむける。
  • ティッシュがない場合は、口を袖口で押さえる。
  • できれば、1から2メートルは離れる。
  • ティッシュをゴミ箱に捨てたら、必ず手を洗う。

(関連情報の「マスクのつけ方・はずし方」を参照してください。)

重症化予防のために予防接種を

流行期の前に予防接種を受けることが有効です。感染した場合でも症状が軽くすみます。

インフルエンザにかかったかなと思ったら

インフルエンザの症状は、発熱、頭痛、全身のだるさ、関節や筋肉の痛みに加えて、のどの痛み、せき、鼻水などです。

これらの症状がみられたら、早めに医療機関を受診しましょう。受診の際には、咳エチケットを守って、周囲のかたへの心配りもお忘れなく。

家族が感染したとき

家庭での看病や介護

  • 看病する人もされる人も不織布製マスク(ガーゼでないもの)をつけ、看病の前後は十分に手を洗う。
  • 感染した家族と、していない家族は違う部屋にし、こまめに換気する。
  • 排泄物や鼻を拭いたティッシュ、使用した不織布製マスクなど、感染の可能性がある廃棄物はビニール袋で密閉する。その後、しっかり手洗いする。
  • 療養中の食事は、消化がよく栄養価の高いものにし、スポーツドリンクや湯冷ましで水分を十分に補給する。

家庭内での清掃や消毒

  • スプレー噴霧ではウィルスを舞い上げ消毒が不十分になる可能性があるため、必ず拭き取る。
  • 清掃や消毒をするときには、マスクやゴム手袋を着用し換気を十分に行う。
  • 薬局などで購入できる「消毒用エタノール」もしくは「塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)のうすめ液」をペーパータオルなどにしみこませて拭き取る。
  • 食器、衣類、シーツなどは通常どおり洗浄、洗濯する。

インフルエンザの流行状況は

東京都感染症情報センター、国立感染症研究所感染症情報センターのホームページ(関連情報参照)より情報を得ることができます。

関連情報

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更新日:2018年10月17日