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「豊島区子どもプラン-次世代育成支援行動計画-(後期計画)」(素案)について

現在の豊島区子どもプランは平成17年3月策定しました。子ども施策を総合的かつ計画的に推進するためのもので、平成17年度から26年度までの10年間を計画期間(前期5年・後期5年)としています。このたび社会状況が変化するなか、できる限り子どもや家庭の実態に即した施策の展開を図っていけるよう、今後5年間を見据えて計画を改定することとしました。

意見提出期間

平成21年12月15日~平成22年1月15日

結果公表日

平成22年4月21日

意見等の受付方法

  • 持参:1件
  • ファクス:2件
  • Eメール:7件

意見件数

  • 子どもプラン全般について:3件
  • <目標1>子どもの権利を尊重し、すべての子どもがいきいきと自分らしく育つ:16件
  • <目標2.>安心して子どもを産み育て、家庭で子育ての喜びを共有できる:9件
  • <目標3.>楽しく充実した保育施設・教育機関で子どもを育てる:3件
  • <目標4.>人々の共生と協働により子どもの成長と子育てを地域ぐるみで支援する:6件
  • 第5章 計画の推進に向けて:1件

合計:38件

決定された計画等

「豊島区子どもプラン-次世代育成支援行動計画-(後期計画)」

ご意見の概要と区の考え方

  1. ここに紹介するご意見は、プライバシーの関係からいただいたかたの住所、氏名は掲載しておりません。
  2. ご意見を概要としてまとめさせていただき、区の考え方を掲載させていただきました。

子どもプラン全般について

番号

ご意見の概要

件数

区の考え方

1

「子どもプラン」は、子どもに直接働きかける施策を計画するものかと思いきや、養育する保護者のための施策や環境整備のための施策が中心で名称自体が実態にそぐわないのでないか。

1件

「子どもプラン」は子どもの福祉と子どもを取り巻く環境の健全性を保持、増進させるための施策の体系であると考えています。施策の展開にあたっては、子どもの視点に配慮するようプラン上も明記しており、子どもの健全な育成を総合的に扱う計画という意味でこの名称を使うことは問題ないと考えています。

2

「子どもの権利に関する条例」をもっと活用し、条例に盛り込まれたことを実行していくことも子どもプランの役割ではないか。

1件

平成22年1月には子どもの権利擁護委員を設置するなど「子どもの権利に関する条例」の着実な遂行に心がけています。しかし普及啓発などの点が弱いとのアンケート結果もあり、プランでは条例に関わる事項を着実に推進することを記載しております。

3

「子どもプラン」の役割は区が考える子どものあり方を区民に示していくものである。予算や人材の限界を説明するのでなく、子どもが明るく育っていく様子を想像させるものとして欲しい。

1件

「子どもプラン」の施策を着実に実行し評価をしながら、次のステップに進むことが子どもの育ちの支えとなり、明るい社会の礎となると考えています。その施策の体系は、また現実的でなくてはならず財政的な裏づけ等も考慮したものとしています。

<目標1>子どもの権利を尊重し、すべての子どもがいきいきと自分らしく育つ

1.子どもの権利保障

番号

ご意見の概要

件数

区の考え方

1

子どもの権利擁護について、委員会やセンター設置は区がリーダーシップを持って進めてほしい。

1件

虐待やいじめなどからの子どもの権利擁護については、平成22年1月に子どもの権利擁護委員を設置するなど区としても着実な遂行を心がけているところです。これらの成果を検証しながら関係機関との連携や協議を重ね、子どもの権利擁護に区としては力を入れる考えです。

2

子ども区議会は小学校・中学校・16歳以上に分け、具体的な意見を聞いてほしい。

1件

子どもの意見を聞くことについては、現在、小学生を対象とした「子ども区議会」や青少年育成委員会連合会との連携による「高校生のディベート大会」などを行っています。また、現在子どもスキップや児童館での子ども会議、ジャンプの中高生による子ども企画会議など、子ども施設の運営や企画に子どもたちも積極的に参画してもらっています。今後も子どもの成長段階に応じた意見表明と、それを反映する場を考えていきます。

2.子どもの遊び場・居場所の充実

番号

ご意見の概要

件数

区の考え方

1

全児童対象の「スキップ事業」についての記載はあるが、日中仕事等で不在や長期休み中の家庭の子どもを保育し、子どもを見守っていく、学童クラブについて記載がない。

7件

計画事業ナンバー11の「子どもスキップの運営・開設」に学童クラブの記述をし、全体を重点的に推進すべきものとしています。
また、保育サービスの充実の中の計画事業ナンバー50として「学童クラブ事業」を掲載しました。

2

長崎第二児童館は住宅地にあり、中高生センターとして夜8時まで開設することは難しいのではないか。

1件

中高生の居場所については、今回のアンケート結果を見ても、また中高生の声としてもその必要性がいわれています。西部地区の中高生センターの整備は待たれていると考えており、長崎第二児童館を平成22年度に改修、23年4月から中高生センターを開設させる予定です。設置・運営する際には、細心の注意を払い周辺の方々にも創って良かったといえるような対応をしていきます。

3

子どもスキップは、学童保育に定員を設けないため、待機児が無くなっているものの、保育内容が低下することが危惧される。保育内容を向上させるために、在籍児童40人を超えるクラブはクラス分けを行うことや児童数に見合う職員配置にして欲しい。

1件

子どもたちが放課後、安全安心で楽しく過ごせる場を提供するために、職員一丸となって努力をしています。その配置については各施設の現状を踏まえた上で、基準によりながら運営しています。今後も子どもたちの居場所の充実に向けできることを実行していきたいと考えています。

4

スキップやジャンプの運営は子どもたちのアイデアを盛り込むとともに、それを企画として形にできるおとなの関わりがほしい。また子どもの放課後がおとなに管理される場にならないようにして欲しい。主体は子どもであるという視点を常に持つことが重要。

1件

子どものための各施設においては、子ども自身による運営や企画に関する会議を定期的に開催しています。職員が耳を傾け、子どもと一緒に子どもの視点に立って企画を練っています。また、運営に関してもできる限り、子どもたちの意見を取り入れるようにしています。今後も子どもの視点に立つということを常に心がけていきたいと考えています。

5

児童館の廃止に伴い、今まで館を利用してきた乳幼児と保護者、中高生や中高生である障害児などの放課後の居場所がなくなるため、中高生センターが早急に必要である。

1件

中高生の居場所については、現在運営をしている東部地区のジャンプに加え、西部地区に平成23年度に設置予定としています。また、乳幼児については、基本的に区民ひろばを利用いただくことになります。

6

子どもの居場所・活動の場の整備(施策3)の取り組みの方向について、「5年経過したスキップや中高生センターの運営内容等を住民・利用者・行政が一体となって検証し、検証結果を踏まえて子どもスキップや中高生センターの整備を推進します。」と下線部分を補充すべきである。

1件

スキップの利用者(子どもと保護者)、ジャンプの中高生に対して、毎年アンケート調査を実施し公表もしています。この結果を毎年の運営にも役立ててきているところです。また、スキップごとに地域の方々に加わって戴いている「地域子ども懇談会」などを活用して、施設運営や設備の検証を行っており、スキップ、ジャンプだけの検証組織を新たに設置することは考えておりません。

7

校庭開放については安全優先が先行し、高学年の遊びのニーズには応えていないのではないか。

1件

一部では、高学年の利用の多い校庭開放も見られますが、概して、高学年の利用は低学年に比べて少ない傾向にあります。これは二-ズに応えていないということだけでなく児童の生活が忙しくなっていることとも関連しているとも考えています。ただ今後も高学年を意識した、遊具や遊ばせ方などに研鑚を積み二-ズにできる限り対応していきたいと考えています。

8

プレーパークは1箇所でなく、拡大する方向で検討してほしい。

1件

子どもが自由で豊かな遊びと多様な体験ができるプレーパーク事業については今回のプランで計画事業ナンバー7として記載、今後の事業推進の方向を検討するとしています。

<目標2.>安心して子どもを産み育て、家庭で子育ての喜びを共有できる

3.子育て環境の充実

番号

ご意見の概要

件数

区の考え方

1

子育て中の経済支援として、医療費助成等が行われているが、認可保育所に入れずに認証保育所へ預けている家庭に対し、家計への負担を軽減するための助成を考えてほしい。

1件

豊島区には現在4か所の認証保育所がありますが、区立及び私立認可保育園とともに地域に密着した保育を行っております。
従いまして認証保育所も区内の重要な保育基盤であると認識し、その運営を支える趣旨から、区の独自の補助も実施しているところです。
補助によって、様々な面で保育環境の充実やサービスの向上が図られ、その効果は利用者にも及んでいると考えております。また、今後直接的に個人に補助を行う子ども手当の支給が始まることもあり、区が利用者に対する直接補助を行うことまでは考えておりません。

5.特に配慮が必要な子どもと家庭への支援

番号

ご意見の概要

件数

区の考え方

1

日中一時支援の「預かりサービス」は、疾病などの理由による介護サービスに限ることなく使えるようにしてほしい。

1件

日中一時支援事業は、障害者(児)を通常介護している方が疾病、出産、休養等の理由で一時的に介護をできないときに、宿泊を伴わない短期的な施設利用を提供する支援です。実際に、介護者の休養を目的とした利用などもされています。

2

校舎や小学校敷地内に学童クラブがない所では、学校から学童クラブまでの障害を持つ子どもの移動に「移動支援事業」が使えるようにしてほしい。

1件

移動支援事業は、社会生活上必要不可欠な外出及び余暇活動等社会参加のための外出を目的とした個別支援です。
学童クラブへの送迎は、「通年かつ長期にわたる外出」にあたるため、移動支援の対象外となっています。なお、介護者が疾病等により送迎ができない場合、必要と認められれば学校等の送迎に利用できる場合がありますが、小学校から学童クラブまでの送迎は認められません。

3

ファミリーサポート事業などは小学生までしか利用ができず、「中高生の居場所」が整備されても障害を持つ中高生が利用できない場合が考えられる。障害を持つ中高生が施設を使えるように、移動のことも併せて関係各所との連携をしてほしい。

1件

障害児の移動については、今後居場所の整備に併せ関係各所の連携など、種々の検討をすべきものと考えます。

4

「障害のある中高生の放課後等活動支援事業」は、小学校を卒業した障害児の居場所がない状況を考えると早急に必要である。
また、(取り組みの方向)に「サービス基盤の整備」と「各種施策の円滑な連携」を具体的に盛り込んでほしい。

2件

「子どもプラン」の計画事業ナンバー61で居場所開設に向けた検討を行うとしています。
今後、関係機関と協議、連携のうえ、事業を進めていくつもりですが、ご指摘の基盤整備も、各種施策との連携も検討の対象と考えているため現在の表記としています。

5

ひとり親家庭への支援は保護者向けのサービスが主となっており、子どもは二の次となっている。
大学などと協働で経済的余裕のない子どもに塾のような学習サービスを行うなど、直接子どもへ事業展開してほしい。

1件

ひとり親家庭に対する支援は、相談体制を充実させるとともに、経済的支援、就学支援等各家庭の状況に応じた、きめ細かい支援を進めることとしています。換言すれば家庭の生活力、教育力を高めて貰うことを主眼にしており、子どもの学習に対し、ひとり親であることを条件に支援をすることは今現在考えておりません。

6

不登校・ひきこもりの子どもへの支援を具体的な目標を掲げて実施してほしい。
また、区内にある「不登校・ひきこもり研究所」などと研修や助言など具体的に協働してほしい。

1件

不登校・ひきこもりについては子どもプラン施策16に基づき、検討や実施を図っていきます。その際、教育、福祉、保健等関係分野が連携することや地域活動団体も含めたネットワークで支援することとしており、ご指摘のNPOにも協働を働きかけることとしたいと考えています。

7

外国人の子どもに対する支援は小中学生の就学に関するものだけでなく、生活面なども、また小中学生ではない16歳以上の子どもについても支援してほしい。

1件

外国人の子どもの支援としては、教育委員会の事業として、区内の公立幼稚園、小学校、中学校に在籍する子どもたちを対象に通訳の派遣や日本語指導教室における日本語指導等を行なっております。未就学児や16歳以上の子どもたちへの支援につきましては、どういった支援が必要とされているのか、支援の在り方等を見定め検討していきます。

<目標3.>楽しく充実した保育施設・教育機関で子どもを育てる

1.保育・幼児教育の充実

番号

ご意見の概要

件数

区の考え方

1

区立保育園の改築・改修計画が計画事業に掲載されているが、保育所の耐震化率の状況が不明である。耐震改修の現況と今後の見通しについても触れてもよいのではないか。

1件

区立保育園では、耐震診断を受けていない全保育園について、今年度に受診予定となっています。耐震診断によって不適とされた保育園については耐震補強工事を実施していますが、改築・改修計画の中での工事も検討していきます。

3.学校教育の充実

番号

ご意見の概要

件数

区の考え方

1

学校のなかで子どもたちの学びに関して、格差が生じてきていると思う。土曜補習は希望する生徒向けとなっている。希望制だと勉強に興味がある子どもと無い子どもでは学力格差が広がるばかりだと思う。
また、1週間の職場体験については、体験が職業意識につながるように、職場の方に評価をしていただくなど、やる気を育てる工夫をしてほしい。

1件

まず、子どもたちの学力を向上させるために、教員の指導力を高め、1時間、1時間の授業の質を向上させることが必要です。また、子どもたちの学習意欲を高め、「学びがい」を持たせることも大切です。
職場体験を通して、今、学校で行なっている勉強が、将来自分の夢を実現させるために必要不可欠であることを改めて意識させ、子どもたちが主体的に学習に取り組むことができるよう、各学校における指導の充実を図ってまいります。

2

経済的余裕のない子どもで大学進学を目指す成績優秀者に区が奨学金を出して支援を行い、経済的理由でやる気をそがれないようにしてほしい。

1件

育英資金や各大学などにおいての奨学金や授業料の減額免除制度が充実してきていると考えています。また、区の資金貸付として、母子家庭の方を対象とした「母子福祉資金」があります。
子どもの健全育成に対する支援を総合的に現実的に進めることが今求められており、代替制度の充実を踏まえると区による奨学金については今のところ考えておりません。

<目標4.>人々の共生と協働により子どもの成長と子育てを地域ぐるみで支援する

2.地域における子育ての支援

番号

ご意見の概要

件数

区の考え方

1

青少年育成委員会は子どもに対する行事を行い、地域でも子どもに関わる大きな存在だと思うのでもっと活用してほしい。また、育成委員会に対する研修会の持ち方などについても考えてほしい。

1件

青少年育成委員会はこれまでにも、またこれからも地域の子どもへの支援活動の中心となる存在であり、区としては一層の協働を図っていきたと思います。

2

「地域子ども懇談会」が知られていないので、もっと地域に広めてほしい。

1件

スキップ設置校について、地域、学校関係者と一緒になって、懇談会を設け、子どもの放課後を中心に話し合って貰っています。今後も区民ひろばとの連携を強めるなど地道な活動と広報活動に努めていきます。

3

学力の格差が始まっているので、地域の高校生などに子ども放課後教室のような形で勉強を見てもらいたい。そうすることで異年齢の子どもが縦のつながりを作ることができるのではないか。

1件

異年齢の子どもたちの交流が少なくなり、社会性や協調性が育ちにくくなっているといわれます。異年齢の子どもたちの交流を意識して増やすことを考えていますが、学習を軸とした異年齢交流を放課後対策に考えることは難しいと思っています。
また、各学校でも補習などが行われており、学力の格差の是正については教育の場で中心的に検討されるものと考えます。

4

「地域住民との協働による子育て支援」「家庭・地域・学校が一体となった教育力の向上」の事業を展開していくための拠点となる施設や担当が明確でない。
施策を有効にするためにも地域の中の子育て支援拠点として児童館や中高生センター、子どもスキップ等を位置づけ記載していくことが必要。

1件

区民ひろば構想では、区民ひろば事業の「子育てひろば」が地域子育ての拠点となり、地域の中での子育て機能を充実させることとしています。
また、保育園、幼稚園、学校、スキップ等の子ども施設が身近な子育て支援の場として機能することを想定しており、位置づけが不明瞭になることはないと考えます。

5

「家庭・地域・学校が一体となった教育力の向上」(施策27)の取り組みの方向について、下線部分を補充し、拠点となる施設を記載することにより、実効性を担保する。「子どもの成長過程を家庭、地域、学校が一体と見守るとともに、地域の児童館・子どもスキップ・区民ひろば等が地域住民と協力して身近な地域の中で子どもと子育て家庭を支援していくことは重要なことです。」

1件

上記4の理由により、それぞれの施設を列記する必要はないと考えています。

3.仕事と生活の調和の実現のための働き方の見直し

番号

ご意見の概要

件数

区の考え方

1

ワーク・ライフ・バランスという言葉が今一つ響いてこないので、身近な例をあげ、具体的に広報をしてほしい。

1件

区内の事業所などを区が訪問し、取組み事例などを紹介した冊子を作成しておりますが、なかなか皆さんの目に届かないとも聞いております。もっと区民の方に広く知って貰うためにも区内事業者、団体にも協力をいただきながらこの意義を広めたいと考えています。

第5章 計画の推進に向けて

番号

ご意見の概要

件数

区の考え方

1

「受益者負担について、十分な精査を行い適正化に努める」とあるが子育てに対する負担感の増大、社会全体で子育てを応援していく必要性を考えると保育料等の値上げについては慎重に考えるべきである。

1件

受益者負担の考えも含め、今後検討していきます

更新日:2018年2月21日