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令和元年度家庭教育推進員事業

家庭教育推進員事業は、年10回(学習発表会含む)の活動を行っています。

昨年に引き続いて、年間講師には大正大学 齋藤 知明先生をお招きしています。テーマは「つながりで広げるマチのワ」。前半は講義中心、後半はグループディスカッションで、学びを深めていきます。

一年間の学びの様子

今年度のテーマは「つながりで広げるまちのワ」

家庭教育×コミュニティとは?齋藤先生の講義を聞きながら、ディスカッションを交えてともに考えていきます。今年度は「場」を円滑に進めるための「ファシリテーション」についても学ぶ予定です。

1年間のまとめとして親子参加型で学習発表会を行います。

(今年度は令和2年2月16日(日曜日)としまセンタースクエアにて開催予定です)

第一回月例会(令和元年5月21日)

「ガイダンス」

今年度も家庭教育推進員事業がスタートしました!

始まる前から和やかな雰囲気で、おしゃべりがはずみます。さすが、同じ小学生の保護者仲間です。kasuir01-1

まずは、庶務課長のあいさつからスタートです。次に家庭教育推進員とは?の説明を事務局から行ない、講師である齋藤先生にバトンタッチ。

先生の自己紹介から始まり、家庭教育推進員の皆さんもグループごとに自己紹介タイム。A4の紙を2回折って4つの枠をつくります。この紙を使って自己紹介していきます。皆さん、さらっとご自身の似顔絵を描いていらっしゃいましたが、お上手で、よく特徴をとらえていらっしゃり、すごいなと思いました。

場が和んだところで、1年間のながれの説明です。昨年から引き続いてのテーマとなる今年度は、昨年の事業をふまえながら、さらにパワーアップした内容で進めていくという力強いお話がありました。まちづくりの手法は、子育てにも活用できる?という投げかけから、コミュニティとは何か、という説明がありました。

今年度新たに取り組むプロセスや活動を容易にする手法である「ファシリテーション」についてやコミュニティデザインの可能性についてふれ、次回以降の活動に向けて、楽しみがわいてくるお話でした。

初回というもあり皆さん(先生も?)少し緊張されていましたが、グループワーク等を通じて、ぐっと打ち解けているようでした。

詳しい内容は、かすい通信第1号(PDF:304KB)をご覧ください。 

次回の活動は6月11日(火曜日)です。

 

ミニ解説 アソシエーションとコミュニティの対比で考えると…

R.M.マッキーヴァーによると「アソシエーション」は何かしらの目的共有・利益追求をする集合体であるが、「コミュニティ」は自然発生的かつ地域・慣習に根付いた共同体であり、かつ、さらにその(自然発生的な)共同体は地域という空間だけに限定されない伸縮自在であると定義されている。

 

第二回月例会(令和元年6月11日)

「ファシリテーションとは?」

今年度のテーマは、「コミュニティデザイン+ファシリテーション」。まちづくりの手法は、子育てにも活用できる?という問いに、1年間かけて答えを探していきます。まずは前回のふりかえりから、スタートです。ファシリテーションは「助産師」の役割で、何かを助けるために行なっていきます。ファシリテーションで大事なことは、楽しくなること、当事者になること、自信になって次に繋がること。特に自信になって次に繋がるというのが大きなカギになってきます。

kasui2019-2_1最初のワークショップは「お子さんがいつまで経っても明日までの宿題をしません。そのとき皆さんはどのように対応していますか?」すぐに活発な意見交換が始まります。皆さんからは、「逆転の発想で、好きなことをやらせてから集中させる」「食事の前には終わらせようね、と声かけをする」「何時までに終わらせるか子供と話し合って時間を決めて守らせる」などと色々な意見が出ていました。齋藤先生からは、「これやらないとおやつなしだよ」のような声かけがないことに驚きがあり、皆さんファシリテーションを自然とされているんですねというお褒めの言葉がありました。宿題=つらいもの、嫌なものではなく、楽しいことに変換し、いかに気持ちよく宿題に向かうことができるのかが大事だというお話もありました。まちづくりのワークショップでのファシリテーションでも、必要なのは専門的な技術よりも、普段考えていないことを可視化して、話し合いの俎上にあげていくことだそう。

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今回は、ワークショップの特徴や意義についての講義から、ファシリテーションの基本技術、「相手をその気にさせる」コツを他己紹介をとおして実践します。他己紹介の準備のために、「子育てで感じた・考えたこと」をテーマに5分間でインタビューし、3分でまとめます。あくまでも他者にその方を紹介する目的で聞いていく、ということがポイントです。

 

会場は大盛り上がりでお互いのことを聞きあっていました。そして、グループ単位で他己紹介しあい、お互いの距離もぐっと縮まったように見えました。

 

齋藤先生からのマトメとして、「質問するとわりと答えは返ってくるが、どんな質問をするのかということがいのちとなる。人は、体験や事実を話すことはできるが、漠然とした理念についてはなかなか話しにくい。そして頭ごなしに批判されるのは嫌なので、例えば、「給食おいしかった?」や「今日楽しかったことは何?」というような裁かれるおそれのない問いからスタートしていき、次第に本質的、抽象的にテーマに肉迫していくことがよい」というお話がありました。

詳しい内容は、かすい通信第2号(PDF:1,174KB)をご覧ください。 

次回の活動は7月2日(火曜日)です。

齋藤知明先生からのオススメ 今回の参考文献

ワークショップー新しい学びと創造の場ー 中野民夫著 岩波新書 2001年

豊島区立図書館にも配架されています。ぜひ読んでみてくださいね。

第三回月例会(令和元年7月2日)

「まち全体を見直そう!自分たちの住む地域にはどういうものがあるのか、改めて考えてみよう」

 ま2019kasui3-1ずは、具体的なイメージがわきやすいように、齋藤先生の活動紹介からスタートです。大正大学ではじめた「コミュニティカフェ~どようびカフェ~」は、先生自身が、あったらいいなという思いで始められたそうです。カフェといっても、お茶を飲むだけではなく、訪れた人同士がコミュニケーションをとるためのいろいろなしかけ「ワークショップ」がある「まちの拠点」です。初めは20組程の参加者が、だんだんと増えていき、倍以上の集客ができるようになったそうです。みなさんも、そんな「カフェ」訪れたことはありますか?

今回の最初のワークは、「何も予定がない休日に、子どもや家族と遊ぶ時、みなさんはどこで過ごしますか?」3回目でだいぶ打ち解けた雰囲気の皆さん、すぐにわいわいと話し合いが始まりました。皆さんからは、家で映画デーと称して、テレビで映画をみんなで見る!など家で工夫して過ごすアイディアや、水族館や博物館などの年間パスポートをうまく活用して楽しむ、区民ひろばや校庭開放など身近な公共の場で楽しむ、など様々なアイディアがありました。私もはたで聞いていて、なるほど、いろいろ工夫されていてすごいな、真似してみたいな、というアイディアがたくさんありました。

そして先生から「子育てと地域」についてレクチャーを受けました。ファーストプレイス=家、セカンドプレイス=学校や職場、サードプレイス=居場所という説明がありました。そして、地域にサードプレイスなどの社会的繋がりがある(ソーシャルキャピタルが高い)ほど、失業率や犯罪率は下がり、出生率は上がるという説を例に、特効薬ではないけれど、長期的にみて効果があるのが、今回かすいで取り組もうとしている「コミュニティデザイン」であり、保護者以外に関わりがあり、承認される場も必要なんだというお話がありました。また、特に新しいものを立ち上げるというよりは、今あるものをどう有効に使うか、がカギなんだそうです。

2019kasui03-2今回の最後の質問は、「皆さんの周りにコミュニティデザイン(人と人をつなぐ人・団体・仕組み)はありますか?あるいは、これがあったらなぁと思うことってありますか?」。今回は、ワールドカフェ形式で、話し合いを進めていきました。ワールドカフェとは、カフェのような気軽な雰囲気で話し合うとリラックスできていいアイディアもたくさん出てくるというコンセプトのもと、模造紙を使って話し合い活動をしました。色とりどりのペンでたくさんのアイディアが書き込まれた模造紙に、皆さんの熱意が伝わってきました。

8月は夏休み。次回の活動は9月10日(火曜日)となります。

ミニ解説 サードプレイス

アメリカの社会学者、レイ・オルデンバーグ氏が著書の中で「サードプレイス」を提唱。サードプレイスは都市生活者に出会いや良好な人間関係を提供する重要な場であるといい、その特徴として「無料または安価で利用できる」「飲食が可能」「アクセスがしやすい」「常連が集まる」「快適で居心地がよい」「古い友人と新しい友人の両方に会える」という点を指摘した。 朝日新聞出版知恵蔵mini「サードプレイス」より抜粋。

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更新日:2019年7月23日