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池袋第三小学校(平成18年12月9日実施)

「としま教育タウンミーティング」ロゴ

としま教育タウンミーティングは、区立小・中学校PTAの要望に基づいたテーマに関して、教育委員会事務局と保護者が意見交換を行なっていく場です。

平成18年度 第3回 池袋第三小学校

平成18年12月9日実施

テーマ

  1. 特別支援教室について―私達にできること―
  2. 子どもスキップについて―実施校の現状―
  3. いじめ問題について―私の経験/その時親は…/子どもを追い詰めないために―

参加人数29名

(内訳)

  • 保護者 15名
  • 学校(校長・副校長) 2名
  • 教育委員会事務局関係者 10名
    教育長、教育次長、教育総務課長、学校運営課長、教育指導課長、統括指導主事、教育改革推進課長、中央図書館長、子ども課子ども施策調整係長、子ども課放課後対策係主査
  • 事務局(教育総務課庶務係) 2名

主な内容

1.特別支援教室について

  • 担任を持つ先生が特別支援教育コーディネーターを兼ねるのか。
    教育指導課長)各学校の状況に応じて、養護教諭なども含めた中から適任者を決めている。
  • 専門家による巡回相談はどのくらいの頻度で行なわれるのか。
    教育指導課長)学期に1~2回を想定している。それ以外にコーディネーターの研修も集中的に行なう予定である。
  • あゆみ学級とは別に特別支援学級を設けるのか。また、池袋小の「ことばときこえ教室」は存続されるのか。
    教育指導課長)あゆみ学級とは別に設置する。「ことばときこえ教室」は存続予定である。
  • 現状でも先生がたは手一杯の仕事を抱えているのに、来年度からの導入は不安に感じる。
    教育指導課長)南池袋小学校のくわのみ学級のほかに、来年4月から千早小学校に情緒障害通級指導学級を1クラス増やす予定である。この2クラスに拠点を作ることで、全部の小学校で全てを指導するという状況が緩和できると考えている。また現在モデル校では、教員の研修を進めている。学級運営が疎かにならないよう、支援役として巡回の指導員を派遣させることも検討中である。
  • 専門知識を備えている退職した地域のかたがたをボランティアとして学校に迎え入れてはどうか。
    教育指導課長)その考えは持っている。ただ、ボランティアばかり頼りにすることもできないので、指導員等を検討しながら取り入れていければと思っている。
  • 身近でも障害者に対する偏見の話を耳にする。特別支援教育は学校だけでなく、地域や学校を取り巻く環境もふまえて考えなければならないと感じる。
    教育指導課長)ご指摘のように、保護者だけでなく区民や社会全体への理解を求めていかなければと考えている。
  • 私立の幼稚園も含め、障害のある子どもを隔てなく受け入れられる体制を整えてほしい。
    教育長)区では校内委員会やコーディネーター研修を前倒しで行うことで意識形成を図り、主体的に動ける体制を整えたと思う。ただ、中には専門機関の特別支援学校で、その時期に育てるべき機能回復の専門教育を受けた方がよい子どももいる。保護者にも理解してもらえるよう就学相談時にしっかり指導する必要があると思っている。この問題を社会全体で考え、心身に障害がある人達に優しい目を持てるよう理解を呼びかけていくことが生涯教育という立場からも重要であり、そんな人間性を学校でも育んでいけるよう働きかけをしていきたい。

2.子どもスキップについて

  • 実施校での問題点、改善点、これからの課題等を知りたい。
    子ども課)今年9月に実施状況のアンケート調査を行なったところ、概ね好評との結果が出ている。スペースや施設・設備に関しては今後の課題である。
  • 子どもスキップの導入で学童クラブは変わるのか。今と同じサービス環境を提供してほしい。
    子ども課)基本的には学童クラブは変わらないと考えていただいてよい。時間帯や指導員の役割も従来どおりである。
  • 学童クラブの子どもとそれ以外の子どもについての把握や責任の所在は、はっきりできるのか。
    子ども課)学童クラブの児童に関しては出欠の把握や時間について責任を持って対応させていただく。学童クラブ以外の一般児童については、自主的な遊び場となるので利用カード等で対応し、基本的には自己責任という形になる。
  • 親のいない時間は帰さずに校内に確実にとどめておくことができるのか。
    子ども課)学童クラブの児童については、声かけや帰宅時間の確認を随時行なっている。一般の児童については、保護者のかたと帰宅時間の約束をさせて、決められた時間に帰らせるという形で対応している。
  • 学童でない子のおやつや宿題はどこまで指導可能か。
    子ども課)現在は、学童の児童のうち希望者に間食を提供している。一般の児童には提供していない。
  • 心障学級の児童に関して親もしくはそれに準ずる者の付き添いが必要とのことだが、例えば池三小のスキップ自体で付き添いのボランティアを募集してはどうか。
    子ども課)今のところボランティアの利用は考えておらず、現職員体制の中で実施する予定である。また、障害児の一般利用は施設長の判断により、要所だけ付き添いをお願いする場合もある。
  • 学童クラブの障害児枠は現在2人だが、今後も変わらないのか。
    子ども課)枠を広げてほしいというご要望は以前より頂いており、更に受け入れ可能かどうか現在検討中である。
  • スキップの校内設置による学校側への弊害はないのか。また子ども課や教育委員会との連携は充分とられているか。
    教育総務課長)子ども達は、衝立ひとつ置くだけで勉強する場と遊ぶ場の意識を切り替え、けじめをつけることができている。連携については、スキップ実施校の校長先生と新しくスキップを導入する校長先生、スキップの所長の3者が集まって、スキップ導入校長連絡会議を年2回行っている。
  • 池三小での子どもスキップの職員体制は?現在の学校開放管理員はそのまま残る予定か。
    子ども課)常勤所長1名、学童指導員、その他必要に応じて臨時職員を配置する。管理員はスキップ事業の職員を兼務する形で残る。

3.いじめ問題について

  • 以前、子どもがいじめに遭った際、担任や教頭先生に相談しても信じてもらえず、教育相談のかたにもきちんとした指導をしてもらえなかった。その後いじめは止まったが、いじめの後遺症はずっと続く。学校側も真摯に受けとめ、保護者と話をするなどその場で対処してほしい。
    教育指導課長)相談されても、様子を見る状態がずっと続いていたのではないかと思う。しっかり受け止めて最後まできちんと対応しなければ、いじめは長引いて子どもが傷つけられてしまう。今まではいじめ報告を受けても学校に返していたが、どうしたら緊急に子どもを救い守れるかという発想から、現在は、教育委員会から本人や保護者に直接連絡をとり、相談にのるよう方針を転換した。学校にもいじめ対策の委員会を設置するようお願いしており、教育委員会としても専門家を呼んで、いじめ対策チームをつくろうと考えている。
  • 強制や抑圧を感じると、冷静さをなくし怒りを募らせる経験は大人にもあり、これがいじめる子の気持ちなのではと思う。親の言動は鏡のように子どもに移る。時には自分の態度を振り返り、反省してみることも親として大事なことではないか。
    教育長)いじめは必ずあると思っていた方がいい。いじめに大小はなく、相手がどう感じるかである。また、いじめた側に非があるという捉え方では絶対解決しない。いじめられる側、いじめる側両者について大人の知恵を出し合うべきだ。
    次に、いじめが発生している集団の雰囲気を変えること、いじめられた側を守るという雰囲気をつくり、見てみぬふりの子が出ないように変えていくことが大事である。そして親は、子どもが話しかけてきたときに「今忙しいから」と言わないこと。「後で」では子どもは2度と言おうとしない。相手への感度を高く持って聞く努力をしなければ、子どもの心はなかなか動かない。子どもを変えるには、今話したような大人の目が必要だと思う。

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更新日:2015年2月25日