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文成小学校(平成18年7月22日実施)

「としま教育タウンミーティング」ロゴ

としま教育タウンミーティングは、区立小・中学校PTAの要望に基づいたテーマに関して、教育委員会事務局と保護者が意見交換を行なっていく場です。

平成18年度 第2回 文成小学校

平成18年7月22日実施

タウンミーティング・テーマ

  1. 児童の安全、防犯 ─地域とのかかわり
  2. 子どもスキップの導入に関して
  3. 豊島区の学校教育改革の現状と課題

参加人数 31名

(内訳)

  • 保護者 16名
  • 学校(校長・副校長) 2名
  • 教育委員会事務局関係者 8名
    教育長、教育次長、教育総務課長、学校運営課長、教育改革推進課長、教育指導課長、統括指導主事、中央図書館長
  • 事務局(教育総務課庶務係)3名
  • 池袋警察署 2名

主な内容

《池袋警察署からの情報提供》

最近の少年犯罪の傾向についての説明

ひったくり、薬物の問題、援助交際などが大きな問題となっている。家では真面目に見えても外で犯罪に関係している場合があるので夏休みに入って特に注意して欲しい。自分の子どもは自分で守るという認識を持ってもらいたい。

1.児童の安全、防犯、地域との関わりについて

  • 子どもの安全確保のために、文成小学校で行っている取り組みを伺いたい。
    文成小学校では、学校110番事業、玄関への防犯カメラの設置、新入生への防犯ブザーの配布などを行っている。また来訪者への受付名札の配布については、保護者にはいつもの名札、業者などの来校者には専用の名札を付けてもらっている。
    教室間のインターフォンについては、プールとのインターフォンは開通しているが、その他のところはない。インターフォンの代わりとして防犯ブザーをつけている。セーフティ教室は毎年行なっている。緊急連絡網は学級ごとに作成している。防犯マニュアルも出来ている。子ども110番の家についての確認や地図表示は昨年度以前から行なっている。地域安全マップも毎年更新する計画である。さすまたは配備している。オートロックはない。学校安全ボランティアの活動は、年度当初に交通安全について校外委員会を中心に実施しているが、定期的なものはない。安全安心メールの配信は、学校のパソコンで受けている。子ども安全連絡網のモデル実施は検討中でPTAを中心にすすめている。
  • 昨日のような事件(7月21日の東武東上線踏切事故)があったときに、警察はその情報を学校や保護者に送るようなシステムはあるのか。
    身元が分かったときは小学校、家族に連絡する。
  • セーフティ教室は毎年やっているが、子どもたちに対してだけでなく、保護者向けはないのか。
    学校側が案内の文書を送り、保護者向けにも行なっているが、出席者は多くない。
  • 保護者向けのセーフティ教室は、具体的に何をやるのか、子どもの安全についての行動を起こしながら考えていくべきではないか。
    低学年の保護者と高学年の保護者にわけて実施している。内容は、塾の帰りに大きな声をだせるか、高層マンションが増えているから注意が必要、など。セーフティ教室はまず子どもを対象とし、地域と一緒に実施すべきと考えている。他の地域へ紹介できるような良い事例を作っていきたい。

2.子どもスキップの導入について

  • 文成小学校についてはまだ具体化していないが、あくまで学校の教育活動に支障がないことを大前提とし、導入時期について慎重に決めていきたい。西巣鴨小学校では隣接型のスキップを実施しているが、学校と児童館との行き来の際の安全確保が課題になっている。今後実施する場合は、隣接型は避け、校舎内型ですすめていきたい。
  • 平成21年までに全学校で実施するわけではないのか。
    全学校での実施は予定していない。計画どおりに進んでも、今年度で10校、20年度末までにあと4、5校を加えられるかどうか。21年以降については、子どもの数等を考慮し、スキップを導入するだけの余裕があるか判断していきたい。
  • 西巣鴨小学校と児童館との距離はどのくらいあるのか。
    30メートルほど離れている。車が通る道なので、臨時職員が見守りをしている。安全確保のためにはやはり敷地内のほうが良いと考えている。
  • 学童クラブと子どもスキップは別の管轄だが、連携ができているのか。行事との調整はできるのか。文成小の先生がたはスキップに反対しているようだが、校舎内型でやっていけるのか。
    スキップ事業は、子ども課、学校、教育委員会で連携して行っているが、主体は子ども課である。子ども部会には子ども課や校長先生、副校長先生、学校開放管理員、地域のかたなどが集まって話し合っている。教育委員会では従来から学校開放の事業をやっていたので、問題が起きたときの対処をマニュアル化している。学校の校長先生や先生がたの受け止めかたはさまざまであり、当初は戸惑いもあったが、実際には子どもたちが放課後そのままスキップに参加できるということで、登録数も増えており、スキップがある学校に行ってみたいという声も聞く。先生がたも今は前向きに協力してくれている。副校長とスキップ所長で調整し、行事と重なることはない。学校教育が第一優先である。校内型を展開している巣鴨小では、間仕切りの工事が必要だと考えていたが、ついたてと指導によって子どもの導線がきちんとできた。実際に開催している学校の教員やPTAに聞いてみると良いと思う。
  • 文成小と児童館は距離が離れている。教室の余裕がある場合のみスキップを実施するということか。
    スキップは、2教室分の余裕ができれば実施可能である。ただ、池袋本町はひとつのまちのようになっている。すべての施設をどう配置していくかが区としての課題である。区民ひろばは小学校区が基本だが、本町地区だけは文成小と池袋第二小を含めて全体で考えてほしいという要望も出ている。防災地区との関連もあり、地元全体で考えていかなくてはならない問題である。

3.豊島区の学校教育改革の現状と課題

小学校3年生からはじまる英語活動についての資料説明

文成小学校での英語活動の実践の様子をパワーポイント等で説明

  • 英語教育の導入について
    13~15年に目白小で開発授業を行なった。小学校低学年の子どもは、すらすらと英語を話す。しかし、高学年だと照れもあり、なかなかうまくいかないこともある。現在は3年生からだが、ぜひ低学年から実施させたい。子どもたちの適応能力の高さはすごい。外国人だからという偏見がまったくない。遊び感覚で外国人と接するということも大切だと考えている。
  • 授業参観のときに、英語教室を組んでもらいたい。
    ぜひ取り入れていきたい。
  • 小中一貫教育の導入について、他区での成果はどうか。
    品川区では、全校で本格実施をしている。前半を4年、後半を5年のまとまりでとらえ、さらに後半を2年と3年のまとまりに分けている。施設の運営を一体化した日野学園もある。始まったばかりなので、成果はまだでていない。小中一貫教育は、同じ義務教育でありながら小中学校間に存在する、学力観や指導観、広い意味での教育観などのちがいを是正し、子どもたちの学習上の連続とともに人間形成上の一貫性をもたせることがねらいである。豊島区では、以前から連携教育を進めており、もともと学習指導や生活指導についての情報交換は行なっていたが、今年度から、新規事業として小中学校教育連携推進事業モデル校を設定している。明豊中と千早小、千川中と要小、池袋中と池袋第二小の3地区で実施されている。内容は、9年間をとおしたカリキュラム開発や教材開発、授業改善を目指した授業研究会、小学校高学年からの中学校への部活動参加などである。モデル校の成果をふまえて、可能な限り全校で拡大していきたい。
  • 文成小はモデル校に指定されていないのか。
    モデル校は各学校間の距離を考慮して設定した。池袋中と池袋第二小は近い距離にあり、明豊中と千早小は中間くらいの距離、千川中と要小はかなり離れている。区内の他の小中学校の距離関係もこの3つのいずれかにほぼあてはまる。子どもや先生同士の交流が、近いと容易だが離れていると時間の確保が難しくなるのか実践していきたい。今年度は、お互いの教科書を読み比べるなど、具体的な授業レベルでの交流も行う予定である。ちなみに、1学期に池袋中と池袋第二小は合同朝会を行なったそうだ。やがてはそのようなかたちで文成小にも広げていければと考えている。

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更新日:2015年2月25日