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「豊島区国際アート・カルチャー都市構想」を策定しました

今、豊島区は、文化創造都市にさらに磨きをかけ、東京オリンピック・パラリンピック大会の実施を視野に入れ、全世界に対して、まちの魅力を積極的に発信する「国際アート・カルチャー都市」づくりを進めています。

国際アート・カルチャー都市とは、国家戦略特区等による規制緩和等を活用して、まちのあらゆる空間で、世界中から集まる誰もが、新たな表現活動にチャレンジし、文化の多様な可能性を世界に向けて発信できる「劇場都市」をめざすものです。

この方向性を示すものとして、この度、「豊島区国際アート・カルチャー都市構想」をまとめました。

策定にあたっては、パブリックコメント(意見公募手続)制度に基づき、区民の皆さまからご意見をお聴きしました。

意見提出期間

平成26年12月21日~平成27年1月23日

結果公表日

平成27年4月1日

改定案の閲覧場所

企画課、広報課、行政情報コーナー、図書館、区民事務所、区ホームページ

意見等の受付方法

  • 郵送:0件
  • ファクス:0件
  • Eメール:4件
  • 持参:0件

意見件数

  • 構想全般:8件
  • 2.背景と現状分析:4件
  • 4.主要なプロジェクト、プロセス:3件
  • パブコメ全般:1件

合計:16件

決定された計画等

豊島区国際アート・カルチャー都市構想

ご意見の概要と区の考え方

構想全般に関するご意見

番号 ご意見の概要 件数 区の考え方
1 なぜ、芸術文化ではなくアート・カルチャーとカタカナなのか、その狙いを知りたい。 1

豊島区には、池袋モンパルナス、多くの演劇人を輩出した舞台芸術学院や若いマンガ家が情熱を燃やしたトキワ荘など、美術や文学、舞台芸術、映画、マンガなどの分野で活発な文化の創造活動が行われてきた歴史があります。また、区内各地域では、古くから伝わる行事や祭りを大切に受け継いでいます。さらに、アニメやコスプレなどサブカルチャーといわれる分野から活発な発信が行われています。

これらすべてが、豊島区が誇る「芸術と文化」です。

この素晴らしい豊島区のサブカルチャーも含めた「芸術と文化」を広く世界中の人たちにアピールしていきたいとの想い及び他の文化芸術創造都市の取り組みに埋没することなく、豊島区独自の個性、文化の多様性を活かしたまちづくりを推進していくため、「アート・カルチャー」と呼ぶこととしています。

2 豊島区全体を「アート・カルチャー都市」と掲げてしまうとエリアが広すぎて戦略がぼやけるので、池袋(特にグリーン大通りと乙女ロード)に限定して先行モデルを作るべき。虎ノ門など他の特区もスポットの施策である。開発する場所をピンポイントに定めて発展へのストーリーを明確にすべき。 1 国際アート・カルチャー都市の具体的なプロジェクトとしては、グリーン大通りのオープンカフェを社会実験で先行して実施しています。国家戦略特区及び特定都市再生緊急整備地域の指定といった規制緩和策も活用し、5年後、10年後のまちづくりを見据えた都市構想を策定していきます。
豊島区には、江戸の園芸文化を支えた染井吉野桜発祥の地 駒込、トキワ荘から開花したマンガ文化の聖地 椎名町など各地域においても特色ある文化資源が存在します。各地域におけるプロジェクトについては、都市構想の策定を踏まえて、具体的に検討していく予定です。
3 先行モデル地域を例えば「グリーン大通り地下および簡保跡地」とすると、同時に副都心線新駅の設置も含めた具体策につなげられる。 1 地下街は、目的地に向かって通行するには大変利用しやすい施設ではありますが、災害時の避難や位置を容易に確認できないなどの課題があります。そのため、池袋駅周辺では、地上での魅力を高め、来街者を地下から地上へ導き、地上での賑わい創出を基本としています。ご提案のグリーン大通りの地上や低未利用地の活用につきましては、可能性も含め検討いたします。
4 カルチャー都市として、70年代の新宿、80年代の渋谷原宿、00年代の秋葉原に続く「20年代は池袋」を目指すとして、コスプレ大会を開催して観光客を増やすだけでは他でもやっており、特区に指定されるまでもない。また、美大生や音大生が住みやすいようアトリエ設置や防音設備に補助金を出したとしても、ワンルーム住居が増えるだけで、また卒業後は事務職に就く人も多く文化の昂進にならない。本物の芸術文化の街作りは、デザインなどを学校で学んだ人が、それを生かせる定職につけ、安心して家庭を持つことができる環境を作ることと考える。無意味な補助より、芸術系の人々の活躍の場(個展を気軽に開ける場の提供や、アニメショップを一堂に集めたモールの整備や、カルチャー関連企業の誘致と集積)が必要である。 1 池袋は乙女ロードをはじめアニメ関連企業が多く立地しています。国際アート・カルチャー都市のコンセプトとして「世界中の誰もが主役になれるリアルな劇場都市」と記載していますが、まさに、コスプレフェスティバルが、国際アート・カルチャー都市を肌で感じていただくきっかけになるものと考えています。
ご指摘のとおり、芸術系の人々の活躍の場を広げていくことが必要と考えています。そのためには、アート・カルチャーに携わる人々が、住みやすく、創作活動がしやすい豊島区に変えていく必要があると考えています。創作活動、表現活動の場と住まう場が近接している「創住近接」の概念を実現できるよう具体的な検討を進めていきます。また、ご指摘のあった個展を気軽に開ける場の提供や、アニメショップを一堂に集めたモールの整備、カルチャー関連企業の誘致と集積についても、具体的に検討していきます。
5 路上パフォーマーが活動する場所を確保してほしい。駅前とかで、一生懸命音楽を演奏している若者をよく見かけたが、警察に取り締まられてしまうそうである。アーティストをめざす若者が多くの人に聞いてもらう場は必要だと思う。東京都では、大道芸を認め、一定期間芸術劇場前で行っているが、ぜひ、音楽でも場を考えてほしい。グリーン大通りや、南池袋公園でもよいのではないか。 1

現行制度においては、路上でのパフォーマンスについては制約が大きいのが現状です。国家戦略特区等を活用した規制緩和策も検討しながら、アーティストを目指す若者が気軽に表現できる場を少しでも増やしていけるようまちづくりを進めていく予定です。

都のヘブンアーティスト事業において、都が許可したアーティストについては指定された区域(豊島区では中池袋公園、池袋西口公園)において、占用許可なく活動することが可能です。ただし、音楽の場合は周囲への影響もあるため、音量制限があります。

6 LRT計画が遅々として進まないなら、地下道建設にシフトしてはどうか。カルチャー都市を目指すことになったのなら、LRTで人を呼ぶ施策をやめ、街歩きの楽しさで人を呼ぶべき。地下道を文化的アトラクションの場にすれば、回遊性の向上と共に街の魅力も高まる。また、グリーン大通りの地下ならテナント収益を十分見込める立地ゆえ、東京メトロの協力も得やすいのではないか。副都心線新駅についてメトロと覚書を交わした駅乗降客数の増加を待つのではなく、乗降客を増やす施策を掲げてメトロへ働きかけるべき。 1 LRTは、次世代の人にやさしい公共交通として、高齢者等にとって重要な必要不可欠な施設であります。ご提案の歩きの楽しさで人を呼ぶという考え方はその通りであり、平成31年度に環状5の1号線の地下道路開通を機に、東口の駅前の通過車両を規制し、東口周辺を「人が安全に快適に回遊できる空間」へと転換しようとしています。
グリーン大通り地下に地下街のご提案ですが、地下街の整備は、他都市や池袋駅西口でも見られるように、人が地上へ出て来なくなるなどの課題があります。
新駅につきましては、一定の乗降客数増が見込める段階で検討することとなっており、南池袋二丁目や造幣局の開発による駅利用者増を勘案しながら、東京メトロと協議してまいります。
7 地下道のデザインをアニメクリエイターに任せ「駅を降りたら始まっている感」を出す。そして、池袋駅と新庁舎の間は「全天候型回廊ギャラリー」として芸術発表の場を市民に提供し、広告の掲示も芸術性のあるもののみ受け付けるなど他の街の地下道と差別化する工夫をする。東京音大によるステーションコンサートの開催等も検討する。
また、地下空間は災害に強く悪天候でも使える避難場所としても活用できる。水没しにくい池袋の地下空間の拡充を都の四建と共にもっと進めるべき。
1 池袋駅に降り立つと、国際アート・カルチャー都市を五感で感じることができるまちづくりは、大変重要であると考えています。少しでも多くの芸術発表の場を区民に提供していく予定です。
ご意見としていただいた「全天候型回廊ギャラリー」、「東京音大によるステーションコンサート」については、今後、具体的なプロジェクトの検討にあたり、参考にさせていただきます。
8 池袋には料理学校が多く、武蔵野調理師専門学校/武蔵野栄養専門学校、西武調理師専門学校/西武文理大学附属調理師専門学校/西武学園医学時術専門学校栄養士科、池袋調理師専門学校、東京すしアカデミー、香川栄養専門学校、赤堀栄養専門学校、東京フード製菓中医薬業専門学校などがある。料理もアートと位置づけ、モールに各学校によるフードコートを作ってお互いの食の技術を高め合う場を提供するのはどうか。観光客が食を楽しむ新しいスポットにもなり、これから企業を誘致する上で必要な社員が昼食をとる場にもなる。 1 本区にはご指摘のとおり調理に関する学校が多数存在し、災害時の協定等でご協力をいただいている学校も多数あります。 おもてなしの観点からも「食」は重要なキーワードであると考えています。都市構想策定を踏まえて、具体的なプロジェクトについては、今後、検討していく予定です。

2.背景と現状分析②文化資源に関するご意見

番号 ご意見の概要 件数 区の考え方
9 イラストやマップ写真のみの説明となっており、何が豊島区の「売り」なのか伝わってこない。これだけ多様な文化資源がある、中でもこれは世界に誇れるものである等、国際アート・カルチャー都市の源泉としてもう少し解説があった方がよい。 1

本区には新旧様々な魅力的な文化資源が存在します。豊島区アート・カルチャー都市は、そのような様々な魅力を世界に向けて発信していきます。

都市構想においても、池袋モンパルナス、トキワ荘から開花したマンガ文化、アニメ・コスプレなどサブカルチャーの聖地であることなどをより詳しく解説します。

2.背景と現状分析④3つの潮流に関するご意見 

番号 ご意見の概要 件数 区の考え方
10 「日本経済の機関車」は「日本経済のエンジン」くらいの表現が良いのではないか。 1 都市構想に反映します。
11 TOKYOの図は、上野・谷根千地区もプロットしておいた方がよい。都知事も言及している。 1 有数の文教地区である上野・谷根千地区についても、記載を追加します。
12 10頁に「羽田直結」の文言があるが、そのような計画があるのであれば、「3つの潮流」のいずれかに記述しておいた方がよい。 1 羽田空港への直結線については、2つの構想が報道されています。「3つの潮流」の中の「日本の成長戦略」という項目に「羽田直結」について記載を追加します。

4.主要なプロジェクト、プロセスに関するご意見

番号 ご意見の概要 件数 区の考え方
13 もっと具体的なプロジェクトや事業を「案」という形でも書き込んだ方がよい。「3.アート・カルチャー都市づくりのコンセプト②基本方針」で、3つの基本理念に沿った10の方針が示されているので、それぞれに具体的な施策や事業の案をぶら下げると、全体構造が見えやすくなる。 1 国際アート・カルチャー都市構想の3つの基本理念を実現していくため、区民、NPO、大学、企業等、地域の多様な主体と連携・協働し、ソフト・ハード両面での施策を総合的に展開していきます。現在、想定しているプロジェクトや事業案については、ご指摘の通り都市構想に盛り込んでいきます。
14 「主要なプロジェクト」については、もっと具体的なアイデアを書き込んだ方が良い。
*トキワ荘や池袋モンパルナスを継承する、レジデンス事業(単なるレジデンスではなく、キャパシティ・ビルドアップの要素を盛り込む)
*とげぬき地蔵を舞台とした、高齢者のアート・プロジェクト(福祉分野との協働)
*区境での他区との協働アート・プロジェクト
(豊島区は、目白、板橋、雑司ヶ谷など、いくつかの街が区境で分断されているのが特徴。)
*フェスティバル/トーキョーのより一層の充実(現状では、せっかく海外から演劇関係者が多数集まるのに、現代日本の演劇を紹介するという部分が弱い)
*コスプレ・フェスティバル(区内の歴史的建造物や写真スタジオなどを、コスプレ撮影のために開放。新潟市に先行事例あり)
1

具体的なプロジェクトや事業については、都市構想を踏まえて、検討していく予定です。

ご指摘のありました事業は、NPOや企業等民間が主導するものですが、本区もできる限りの協力をしていきたいと考えています。トキワ荘や池袋モンパルナスを継承するレジデンス事業、とげぬき地蔵を舞台とした高齢者アート・プロジェクト、区境での他区との協働アート・プロジェクト、フェスティバル/トーキョーのより一層の充実、コスプレ・フェスティバルの充実・拡大について、都市構想に盛り込み、具体的な検討を進めていきます。
15 なぜオリンピックで文化なのか区民はご存じない方が大半ではないか。例えば、ロンドン五輪の実施規模を参考に記載したり、フェスティバル/トーキョーは豊島区がけん引してきたオリンピック招致を機に始まった日本最大の国際舞台芸術祭で、それをさらに発展させるといったようなイメージを膨らませる記述を加えてはどうか。 1

オリンピック憲章にもあるようにオリンピズムは、スポーツを文化・教育と融合させ、生き方の創造を探求するものとされています。

本区においても、今後、2020年東京オリンピック・パラリンピックの文化プログラムについて、具体的検討に入っていくことになりますが、イメージがしやすいようロンドンオリンピック・パラリンピックの文化プログラムについても都市構想に盛り込みます。NPOや企業等民間が主導する事業についても、本区としてできる限りのバックアップをしていく予定です。また、フェスティバル/トーキョーについても、ご意見を踏まえ、国際的な舞台芸術フェスティバルとして、国境、世代、ジャンルを超えて多様な価値が出会い、互いを刺激し合うことで新たな可能性を拓く場となることを目指している旨都市構想に記載します。

パブコメ全般に関するご意見

番号 ご意見の概要 件数 区の考え方
16 行政の行うパブコメは、政策や施策案に関する是非や改善策について、市民(区民)の意見を問うものだと思うが、「吹き出し」部分を見る限り、区内の文化資源に関する情報提供、プロジェクトに関するアイディア募集、となっているように思う。パブコメの狙いについて、ポイントを絞った解説があった方が良いのではないか。 1

今回のパブリックコメントは、都市構想案そのものではなく、骨子・素材案を示させていただきました。より具体的なご提案をお寄せいただきながら、区民の皆さまとともに都市構想をまとめていく趣旨です。

具体的なご意見を踏まえながら、都市構想案を策定します。

 

お問い合わせ

文化商工部国際アート・カルチャー都市推進担当課長

更新日:2015年4月1日