思い出は資料館へ・2 区民寄贈生活資料展
更新日 平成20年8月4日
- 展示期間2002年1月25日から2002年3月31日
- 図録なし
あなたは何を残したいですか?そして何を伝えたいですか?
展示期間中に実施する展示説明会などでは、館内に展示してある資料が区民の方の寄贈によるものであるということを話すと、見学者からは、それは思いもかけないことだったという感想をいただくことがよくあります。そして、その資料がどのような経緯で当館へ収蔵されることになったのか、ということを話すと、たいへん興味深くお聞きになる方が多くいらっしゃいます。それは、展示した資料が、寄贈者の人生と重なるものであることと、見学する方もそのものに対して共感する何かがあるからと思われます。
今回展示した資料の多くは、過去5年間のうちに当館へ寄贈されたもののなかから、特にふだんの生活で使われてきたもので、資料は約150件になります。寄贈を受けてからはじめて紹介するものを中心にしていますが、生活の変遷を知るために効果的な「資料」と考えられるものは、何年も前に寄贈していただいたものも展示しています。こうして、寄贈していただいた資料は、決して1回だけではなく、時に応じてみなさんの目に触れることとなります。そして資料館では、元の所有者、つまり寄贈者の方には展示したことをお知らせし、資料館で「資料に生まれ変わった」ことを伝えます。
家にこういうものがあるけれども、資料館に寄贈したいという電話がかかります。ひとりひとりの「思い出」を「郷土の資料」にすることができるかどうか、次にわたくしたち学芸員は、電話をいただいた方とお会いすることになります。
(かたりべ65号より)
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