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郷土資料館企画展 一粒入魂!

更新日 平成20年10月21日

日本の農業をささえた種子屋(たねや) 豊島区と種子屋の意外な関係とは?

報道発表日:平成20年10月16日
問い合わせ:郷土資料館 電話:03-3980-2351

  本日16日(木曜日)から、郷土資料館で2008年度企画展「一粒入魂!(いちりゅうにゅうこん)」が始まった。
明治期から昭和10年代まで、巣鴨(現 地蔵通り)から滝野川(北区)にかけての中山道は、通称「種子屋通り(たねやどおり)」と呼ばれ、野菜の種屋のメッカであり、大正中期には20店以上の種問屋が軒を連ねていた。今回の企画展では、巣鴨庚申塚の榎本留吉商店(現 東京種苗株式会社)による寄贈資料を中心に、日本の農業を支えてきた種子屋のあゆみを通して、地域の埋もれた産業に光をあてる。
時代を感じさせる種屋の道具や、趣向を凝らしたカタログ、野菜種子の絵袋のほか、実物の野菜の種も一堂に展示。また、体験コーナーとして、なんのタネか当てるコーナーや、野菜についてのクイズなどもあり、親子で参加しながら楽しめる企画もある。
会場では、昭和11年に作られた、幻の「種物音頭(たねものおんど)」が流れ雰囲気を盛り上げる。11月1・2・29・30日と12月13・14日には、「企画展みどころ解説」が行なわれ、学芸員による詳しい説明を聞くことができる。
【関連事業】※詳しくは問い合わせてください。
・練馬大根収穫体験講座…11月23日(祝日) 午前10時~午後1時

日時

平成20年10月16日(木曜日)から12月14日(日曜日) 午前9時から午後4時30分
毎週月曜日、第3日曜日と11月3日・4日・23日は休館

場所

豊島区立郷土資料館(西池袋2-37-4 勤労福祉会館7階) 
入場無料

当日の様子

  勤労福祉会館の最上階でエレベーターを降りると、そこには30種類の野菜のタネが並んでおり、触ったり匂いを嗅いだりすることができる体験コーナーが広がっている。タネや野菜のクイズに答えると、賞品(野菜のグッズ)がもらえるなど、子どもも楽しめるコーナーだ。
展示に目を移せば、行商道具や看板、種を入れる箪笥など当時実際に使っていた品や、種子問屋が作っていたカタログ、タネを入れる小さな袋に描かれたきれいな野菜の絵など、約200点の資料は見ごたえ十分。東京における、明治・大正期の農業についてのブースや、特産野菜の細密画も目をひいた。種子は、実際に栽培しないとその良し悪しが判断できないため、種子屋は種子の品質管理と信用第一の商いをモットーとしていたという。種子問屋と農家の間の注文のやり取りが記されている大量の手紙は、電話やメールに慣れた現代人にはかえって新鮮で、歴史を感じさせてくれる。
「展示されている資料は、資料館友の会の主に地元の方たちが中心になって整理したものです。16年かけて35,000点もの資料を整理した努力には頭が下がります。タネの資料がここまで充実している展示は、全国的にも本当に珍しいですよ。一粒に魂をこめた種子屋の気概を感じてほしい」と担当学芸員は語った。

写真

種問屋のカタログ

タネ屋の商売道具

このページに関するお問い合わせ

政策経営部 広報課 報道グループ
電話:03-3981-4122 ファクス:03-3981-1375
Eメールでの問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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