植樹のために“木を植える人”宮脇昭先生が学校視察
更新日 平成20年10月22日
来年春、区立小中学校全校に「学校の森(仮称)」を!報道発表日:平成20年10月22日
問い合わせ:環境課 電話:03-3981-2690
本区は、本年を「環境都市づくり・元年」に位置づけ、環境と人にやさしいまちづくりをコンセプトに環境対策に取り組んでいる。来年春には、区立小中学校の全31校で風土に適した常緑樹の植樹を行なうことを目指し、本日視察を行なった。
都市の緑は、潤いや安らぎを提供するだけでなく、ヒートアイランド対策や防災など都市環境の改善、さらに景観の形成、生態系の保全など多様な役割を果たすことが改めて認識されてきている。
豊島区は、23区の中で一番公園面積が少なく、緑を増やすことを重点としてきた。
非常に狭い豊島区の学校の中でも、子供たちに植樹を通して緑の大切さに気づいてもらいたいと、来年の春を目指して植樹をすべく、今後の実態調査に高名な宮脇昭先生(注釈1)に来ていただき、技術的な助言をしていただいた。
日時
10月22日(水曜日)午前10時~午後4時
場所
区立小中学校 6校
当日の様子
本日は、「どんなに狭い、どんなに小さな所でも3本でもいいから木があれば森。未来に向かって、世界に向かって木を植えましょう」と呼びかける宮脇先生が、区立小中学校6校を視察した。朝一番に視察に訪れた池袋第一小学校(上池袋4-28-1)は、区内でも3番目に面積が狭い学校。宮脇先生は、幅2メートルほどの校庭の塀沿いや裏手の空き地の状況など、実際に土を掘り返しながら調べた。同行した職員に対しては、丁寧に技術的な指導を行なった。
宮脇先生は「今ある植物は全て地球資源。それを残すことが土地本来の姿。どんな小さな土地でも必ず空間はあるので、防災環境保全林として境界沿いに立体的な緑の壁を作れば、1番のモデルになる」と強く語った。
学校の森には、基本の木としてシイ、タブ、カシを中心に、サブとしてヤブツバキやヤマモモなど、約1割は山桜や紅葉を植える。また、縁には花木を植える構想。担当の常松洋介環境課長は「非常に小さな面積ですが、一歩一歩進めていきたい」と語る。
注釈1
宮脇昭(みやわきあきら80歳)氏は、植物生態学者。横浜国立大学名誉教授。現在、財団法人地球環境戦略研究機関 国際生態学センター長。30年間にわたり森の再生のために、国内では1500ヶ所、海外でも森づくりに取り組んでいる。1990年「日本植生誌」(全十巻)完成により翌年朝日賞。1992年紫綬褒章。2000年勲二等瑞宝章。06年第15回地球環境国際賞「ブループラネット賞」受賞。
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