「第16回すがも中山道菊まつり」 おばあちゃんの原宿 巣鴨地蔵通りで開催
更新日 平成20年11月6日
今年の菊人形は「一寸法師」 巣鴨の秋の風物詩今日から開催報道発表日:平成20年11月6日
問い合わせ:巣鴨地蔵通り商店街振興組合事務所 電話03-3918-2101
本日から14日金曜日まで、巣鴨の江戸六地蔵尊・眞性寺と、とげぬき地蔵尊・高岩寺を会場にし、第16回すがも「中山道」菊まつりが開催されている。毎年約5万人もの人出があり、巣鴨の秋の風物詩となっている。
「すがも中山道菊まつり」は、地元の商店会や町会が中心になって、平成5年から毎年11月初旬に開催している。地域の歴史を掘り起こし、江戸の伝統文化を伝え残すとともに、地域の活性化につなげていこうというもの。近郊の菊花会等の協力を得て、丹精込められた色とりどりの菊花が飾られる。
中でも毎年人気を博しているのが、眞性寺境内に飾られる「菊の形造り」だ。今年は「一寸法師」を題材に、一寸法師のお伽話が菊人形で表現されている。
また、菊の展示のほか、「生け花」や「俳句・短歌」の展示もおこなっている。
日時
平成20年11月6日 木曜日~14日 金曜日
会場
巣鴨 高岩寺(巣鴨3-35-2)、眞性寺(巣鴨3-21-21) 両寺院境内
主催
すがも菊まつり委員会(鳥居愼譽委員長) 後援:豊島区
当日の様子
眞性寺の境内には、お椀を舟に、箸を櫂にし、針を刀にした菊の形造りの一寸法師が、見物客を待ち構えている。一寸法師の袴には、白と赤紫色の菊ひとつひとつで模様が描かれるなど、細部まで丁寧に表現されている。また、一寸法師が、お椀の舟を漕いでいる背景も見ものだ。水しぶきや迫力のある鬼の絵が描かれ、まるで見物客が、物語の中に入り込んでいるように感じられる。
巣鴨地蔵通り商店街振興組合の松宮秀明さんは、「約2週間で完成させました。“花びらが開かない”など、色々心配事はありましたが、なんとか間に合いました。今年の形造りは、今までで一番の出来。明るい雰囲気に仕上がった。お客様に喜んでもらえると嬉しい」と、今年の形造り一寸法師について語った。
会場では、「ママー。一寸法師ってどんなお話なの?」との子どもの問いに、菊で造られた一寸法師の前で、物語のお話を始める母親の姿も見られた。
また、形造りのほか、大輪、懸崖なども展示され、来場者の目を楽しませている。
補足事項
江戸時代、巣鴨周辺は植木の一大供給地として多くの植木職人が住み、とくに職人達がそれぞれの技を競った鑑賞菊作りが盛んで、「菊は巣鴨」との評判を呼んでいた。19世紀はじめ頃には、「菊の形造り」が盛んとなり、中山道を行き交う旅人の口伝えによって評判が全国に広がった。また、瓦版などで知られ、江戸市民の行楽地として賑わいを見せたという。
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