養育家庭体験発表会を開催
更新日 平成20年11月7日
家庭のぬくもりをすべてのこどもに報道発表日:平成20年11月6日
問い合わせ:東部子ども家庭支援センター 電話番号03-5980-5275
里親月間の最中の本日、午後3時から豊島区民センター (東池袋1-20-10)音楽室で、「養育家庭体験発表会」が開催された(参加者76人)。
子どもの成長には、家庭的な暖かい雰囲気の中で豊かな愛情に包まれることが大切である。しかし、親の病気や虐待など様々な事情により親元で生活することが困難な子どもたちは、都内に約3,900人もいる。
親元で暮らせない子どもを自らの家庭に迎え入れ、育てているのが「里親」であるが、この里親の中でも、養子縁組を目的とせずに子どもを育てている家庭を「養育家庭」と呼び、都は独自の支援を行っている。
養育家庭の普及には、地域の温かいまなざしと理解が重要であり、そのためには正しい制度の周知が欠かせない。「養育家庭体験発表会」は、里親として子どもを育ててみたいという方のみならず、区民の方にも広く参加を呼びかけ、制度を理解してもらう機会とするために都と本区が協力して開催している事業である。
また、本区でも、子どもと家庭が地域の中で、健康で楽しく生き生きと暮していけるような様々な支援を区民と協働で行なっている。東部子ども家庭支援センターでは、家庭と育児の相談、こどものこころとからだ相談、親子遊び広場事業、児童虐待等に対応している。
日時等
11月6日(木曜日)午後2時~4時 東京都・豊島区共催
場所
豊島区民センター (東池袋1-20-10)音楽室
当日の様子
今回の企画のハイライトは、里親の経験者が自らの体験を語る「発表会」である。18年4月から1歳女子(現在3歳)の子どもを養育している里親の女性は、最初、子どもが人見知りをして懐いてくれなかったが、その子にとって、見つめられることは初めての経験であると気がつき、その過酷な人生に愕然としたこと、周りの人たちに助けられて今まできたことなどの体験を語った。また、里親制度が世の中に認知されていないため、どうしても好奇の目でみられがちなこと、子どもに事実を告知する日が来ることなど、現在の悩みについても、ストレートに話してくれた。
また、里親子を支援する活動を行っているNPOのアン基金プロジェクトの副理事長兼事務局長の坂本和子氏も、自らの里親体験談を踏まえた上で、心理学者マズローのニーズのピラミッドを用いて、里親として気をつける点などのついての講演があった。
76人の参加者も、時折メモを取ったり、うなずいたりしながら聞き入っていた。
補足事項
養育家庭制度は、養子縁組を前提としない都独自の里親制度。養育期間は1ヶ月~2年間。2年更新で、最長20歳まで。
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