「図書館サミット」 2日間の成果「マニフェスト」を発表
更新日 平成20年11月14日
豊島区発 全国初 マニフェストを全国に発信報道発表日:平成20年11月13日
問い合わせ:図書館サミット実行委員会(中央図書館) 電話03-3983-7861
昨日から2日間に渡り開催されている全国初の取り組み「時代を変える 図書館サミット」の2日目が、自由学園明日館で開催された。
午前中には、3つの分科会が開催された。3人のモデレーターを進行役に、「図書館の新しい役割」「本をつくり送り出す人々と図書館」「図書館と地域社会とのつながり」について、図書館、出版社、作家など全国の活字に関わるパネリストたちが意見を出し合った。午後には、分科会での議論の成果を総括させ、マニフェスト発表に向けた全体討議が樺山紘一氏(印刷博物館館長)の進行のもと行われた。また、阿刀田高氏(作家 日本ペンクラブ会長)による講演「図書館サミットに臨んで」も開かれた。
2日間に渡る図書館サミットの成果である「マニフェスト」は、最後にサミット実行委員長粕谷一希氏(豊島区図書館行政政策顧問)の宣言に対する思いが語られた後、樺山氏によって、高々に掲げられた。
豊島区発の全国初となるこのマニフェストが今後の活字文化振興、各地域の図書館政策の一助となる。なお、マニフェストおよびサミットの報告書は、全国の公立図書館などに後日送付される。
日時
11月13日 木曜日 午前10時から午後3時
会場
自由学園明日館(西池袋2-31-3)
主催
図書館サミット実行委員会、豊島区
当日の様子
午前中の各分科会では、図書館の「空間」「人」「哲学」などについて、共通な課題が挙げられた。午後の全体会では、その3点について、各分科会の代表者が意見を述べ、来場者の質問等に応じながら、参加者全員で「今後の図書館や社会の役割」についての共通認識を深めた。
阿刀田高氏の講演では、日本文化、文学の素晴しさや図書館といった空間のあり方などが語られた。阿刀田氏の軽快なリズムの語りに、会場からは、終始笑い声が聞こえた。
マニフェストに対する思いを、実行委員長粕谷一希氏は、「このマニフェストが、図書館ってなんだろう?と考えてくれる人々が各地域に出てきてくれる最初ののろしとなると思う。今後も日本らしい活字文化を積み上げていきたい」と話した。
樺山紘一氏が2日間の成果であるマニフェストを読み上げた後、会場はマニフェスト承認の拍手で包まれた。高野之夫豊島区長の「このサミットを今後どのように活かしていくかが、我々の務めである。どのように区民に活かし、全国に発信していくかが重要である」との言葉で2日間に渡るサミットの幕がおろされた。
補足
「時代を変える 図書館サミット」
読書離れ、活字離れの解消、文字・活字文化の発展、ITの高度利用、本をつくり送り出す人々との協働、地域の課題解決と文化創造のために2日間(12日・13日)に渡り開催された。「図書館」をキーワードに全国の人々に共感と連帯を生み出すことを目的としている。名立たる著名人、全国の文字・活字に関わる人々とともに「活字文化を見つめ直し、図書館や社会の役割」について考える2日間。
写真


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