「区民講演会 子どもの問題とむきあうために」開催
更新日 平成20年11月28日
子どものSOS、ストレスのサインを見逃さないで、暖かい親の語りかけを!報道発表日:平成20年11月27日
問い合わせ:東部子ども家庭支援センター 電話:03-5980-5275
本日、心理学博士で、全国webカウンセリング協議会理事長、「『いじめ』と闘う親と子を応援する本」(中経出版)などの著書があり、学校の裏サイトなどにも詳しい安川雅史による講演を行なった。
11月は、児童虐待防止月間である。少子化で核家族が進み、育児不安や地域とのつながりが希薄になってきた現代、相談をする相手がなく、子育てに孤独に悩む親も多い。このような現状を踏まえ、初めて子育て支援を目的とする区民講演会を企画した。この講座では、非行、不登校やひきこもりなどの子どもの問題に向き合うヒントにしてもらおうと、子どもの問題に詳しい安川講師から、具体的な話を織り込みながら“問題の打開策や糸口”を学んだ。
詳細
- 日時:11月27日(木曜日)午後2時~4時
- 会場:区民センター(東池袋1-20-10)
- 主催:東部子ども家庭支援センター
講座の様子
安川講師は、「子どもの問題で相談された事例は、家庭に問題のない家はないという。夫婦の会話がない家庭では、子どもが不安定になる」と語る。5年間、ひきこもりの生活を続けた息子の立ち直りの事例など、生々しい話も語られ、参加者は涙ぐむ姿も。
また、子ども自身、「不登校や引きこもりを良いことと思ってやっているわけではなく、親に悪いと思っている。親は、いい表情をして子どもに語りかけて!」と、具体的な対応の仕方を語ってくれた。
参加者は、「子どもの問題に悩む時、自分自身を見直し、考えなくてはいけないなど、具体的なお話を聞けて、とても良かった」と語った。
以下は、講師から語られた子どものSOSサインの見つけ方や、問題打開のヒントを少々
- いじめに悩んでいる子どもは、今まで大音量だった携帯電話の着歌や着メロをマナーに変えたり、電源を切ったりしている。…いじめのメールにおびえている証拠。
- のどが渇いてやたらと水や炭酸飲料を欲しがる、学校のある日の午前中に頻繁に発熱がある というのは、子どもに何らかのストレスがあること。
- 親は、子どもの暴言にどれだけうなずけるかが重要。しっかり大きくうなずけると子どもは、すごく安心する。
- 子どもの怒っている気持ちを受け止めてあげる。
- ひきこもりで会話のなくなった子どもにも、食事や洗濯物に1枚1枚手紙を添える。 その時は会話にならなくても「言葉」は、子どもの中に蓄積していく。
- 「おまえ」などではなく、名前で呼ぶことが大事。「お母さんは、僕を見ていてくれる」と子どもは思う。
補足
安川雅史氏は、心理学名誉博士、全国webカウンセリング協議会理事長、教育評論家、心理療法カウンセラーとして、ひきこもり、いじめ、ニート問題などに取り組み、全国で心理カウンセラリング講座を実施している。
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