(予告)定年おやじのまちづくり
更新日 平成21年3月5日
「おやじ」の経験とノウハウを活かして地域を活性化報道発表日:平成21年3月3日
問い合わせ:(財)としま未来文化財団 タウンデザインセクション 電話番号03-3981-4732
来る3月7日(土曜日)、区民センター音楽室(東池袋1-20-10)において、熟年層に向けたまちづくり講座「定年おやじのまちづくり」が開催される。
誰もが得意な分野で地域のまちづくりに携わりつつ、互いに協力していければ、自ずと地域の活力は生まれてくる。団塊世代が一斉に定年退職を迎える中、これらの人たちの多様な経験を、地域に活かしていく仕組みづくりが、これからの地域経営の鍵となるのだ。
以前は、地縁的な団体が、定年を迎える人たちの地域活動への勧誘も行なってきた。しかし、集合住宅が多く、人口の流動化が進む都市部では、地域の付き合いも希薄化している。長年の会社勤めで地域とのかかわりが少なかった人たちは、定年後に地域とどのようにかかわっていくべきか、自分の培ってきたノウハウをどのように社会に還元していけばよいか見えづらい状況となっている。
今回の講座は、やる気はあるが地域のまちづくり活動への参加のきっかけを持てない人たちや、この世代を地域のまちづくりに巻き込みたい人たちを対象として開催される。
講師は、それぞれの地域で実際にまちづくり活動を行い、成果を上げてきたベテラン揃い。例えば豊島区での活動報告を行なう梁瀬健二郎氏は、地域の落書き消しを通じて、環境美化を推進してきた人である。
そもそも梁瀬氏が落書き消しを行なうこととなったきっかけは、南長崎地域で、数年前に建物壁面などに落書きがされ、夜中には若者が騒ぐなど近隣住民を悩ませていたことにあるという。
災害に強い安全で住みよいまちをめざして活動していた「南長崎4・5・6丁目防災まちづくりの会」(代表 梁瀬健二郎氏)と、障害者の自立支援を目的に活動していた「ゆきわりそうグループ」(代表 姥山寛代氏)が企画し、「豊島区まちづくりバンク活動助成事業」(事務局:(財)としま未来文化財団)の支援を得て、壁面の落書き消しを実施したことが始まりで、現在も継続している。
他にも、世田谷区や練馬区でまちづくりに実績をあげている活動グループや、エルダー(50歳代)マーケティングプランナーの事例報告も実施する。また、意見交換についても「ワークショップ」形式で行ない、実践を通じて参画の方法を体得してもらう予定。
(財)としま未来文化財団タウンデザインセクションの井上浩一氏は、「熱心にまちづくりをしている人たちは、皆さん魅力的でパワフルです。今回、事例報告をしていただく方々も例外ではありません。そのパワーに接していただくだけでも、きっと元気が出てくると思いますよ。今回の講座は、一般的なノウハウ講座ではありません。実践者の経験談を聞くことが、参加者の皆さんの気づきや何かを始めるきっかけになってくれれば、担当者としてこれ以上の喜びはありません」と語った。
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