(予告)記念碑「トキワ荘のヒーローたち」の除幕式が行なわれます
更新日 平成21年4月1日
漫画の聖地「トキワ荘」を後世に報道発表日:平成21年3月31日
問い合わせ:文化観光課 電話03-3981-1316
来る4月4日(土曜日)11時から、区立南長崎花咲公園(南長崎3-9)において、記念碑「トキワ荘のヒーローたち」の除幕式が行なわれる。
漫画界の第一人者、手塚治虫氏、藤子不二雄(A)氏、藤子・F・不二雄氏、石ノ森章太郎氏、赤塚不二夫氏らの漫画家が、青春時代・下積み時代を過ごしたところが、椎名町(現・南長崎)にあった「トキワ荘」である。このトキワ荘自体は既に失われてしまったが、その「記憶」を地域文化として後世に繋げるため、地域が主体となって実行委員会を作り、区とともに記念碑の設置に向けて取り組んできた。実行委員会は、地元の4町会(南長崎一丁目みどり会、南長崎二丁目町会、南長崎三丁目北部町会、南長崎三丁目南部町会)と2商店会(目白通り二又商店会、南長崎ニコニコ商店街)を中心とした地域のひとたちで構成。平成20年5月から、9回の委員会と 20回を超える部会を開き、区と一緒になり熱心に討議を行なってきた。その集大成となる記念碑は、御影石製で、高さ1メートル70センチメートル、幅1メートル60センチメートル、奥行1メートル60センチメートルにおよぶもの。デザインについては、トキワ荘アパートをモチーフにし、漫画家本人の自筆の似顔絵とサインを盛り込んだ。
いよいよ4月4日には、記念碑設置を記念して、トキワ荘に住んでいた漫画家や縁のある人々を集めて除幕式が行われる。
会場では、地域の小学生による「マンガの絵」の展示も行なわれる。このマンガの絵は、実行委員会が地元小学校の児童達から募集したもので、記念碑のプレートと同じレイアウトの画用紙に、児童たちの描いたマンガと漫画家になったつもりで書いたサインがセットになったもの。今回の除幕式に向けて約400枚が集まった。
また、会場の模擬店では、トキワ荘の若き漫画家たちが貧しい生活の中で生み出した「チューダー(焼酎のサイダー割)」や「キャベツ炒め(キャベツだけを炒めたもの)」なども出店され、当時のヒーローたちの暮らしぶりを体験することができる。その他にも、トキワ荘に住んだ水野英子氏が今回の除幕式のために作ったオリジナルキーホルダーの販売や、鈴木伸一氏、丸山昭氏のサイン本の販売、商店街が作成した「トキワ荘のあった商店街マップ」の配布などが行なわれる予定。
本区は「文化」事業を21年度の予算上の重点事業として位置づけているが、その目玉の一つが、この「トキワ荘」の関連事業である。今後、雑司が谷に現存する「並木ハウス」と併せて「漫画の聖地としま」をPRするイベントを展開していく予定。
※手塚治虫さんの「塚」の字は、旧字で表記します。
日時
4月4日(土曜日) 式典:11時~12時 実行委員会・地域イベント:11時~15時
場所
区立南長崎花咲公園(南長崎3-9)
トキワ荘について
昭和27年(1952年)に作られたアパート。当時の漫画雑誌社「学童社」が、自社の雑誌で連載を持つ漫画家を多くこのアパートに入居させたことが始まり。入居していた漫画家の多くが、その後、名をなしたことから、漫画ファンにとって聖地のような扱いをされることとなる。
しかし、昭和56年(1981年)に老朽化のため取壊しが決定。手塚治虫を中心としたかつての居住者たちが集結して同窓会を開き、その時の模様がテレビで放送されるなど、漫画家とファンの双方に重要な場所であることを改めてアピールしたが、翌年に解体された。
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