第14回 4・13根津山小さな追悼会 開催
更新日 平成21年4月14日
城北大空襲犠牲者を追悼報道発表日:平成21年4月13日
問い合わせ:問い合わせ:4・13根津山小さな追悼会事務局
小田 光野さん 電話:03-3971-4771
本日4月13日(月曜日)午後2時から、区立南池袋公園(南池袋2-21-1)内の「豊島区空襲犠牲者哀悼の碑」前で、城北大空襲の犠牲者を慰霊し、後世に戦争を語り継ぐための「4・13根津山小さな追悼会」が開催された。
昭和20年、下町地区を壊滅状態にした東京大空襲(3月10日)の戦禍からまもない4月13日、再びB29の大編隊が(米軍資料では330機)、豊島・荒川・王子・足立・滝野川・本郷など広範な地域を襲った。13日深夜から14日未明に及んだこの城北大空襲は、とりわけ豊島区に大きな爪痕を残した。先の東京大空襲では軽微な被害で済んだ豊島区だが、この時の被害は、死者778人、焼失家屋34,000戸、被災者161,661人(当時の区人口の約70%)におよび、区内の面積の実に約7割が廃墟と化した。
城北大空襲被災50周年にあたる平成7年、初めて城北大空襲被災五十周年式典が行われた。4・13根津山小さな追悼会は、その式典の数カ月後に南池袋公園内に「豊島区空襲犠牲者哀悼の碑」が建てられたことにより発足した。「小さな追悼会」は毎年4月13日に地元住民の有志によって催され、未だにこの地に眠る犠牲者の無念の想いを鎮めるとともに、もう二度と町を戦禍に晒したくないという平和への祈念をこめて開催されている。
日時
平成21年4月13日(月曜日) 午後2時~3時
場所
南池袋公園(南池袋2-21-1)
主催
主催:4・13根津山小さな追悼会実行委員会(代表:小田光野 おだ・こうや氏)
後援:豊島区、豊島区町会連合会
当日の様子、参加者の声など
午後2時から始まった追悼会は、参加者全員(約120名)による黙祷、「鎮魂のことば」に続き、当時豊島区に住み、実際に戦禍を被ったかたから体験が語られた。
現在、板橋区在住の矢澤としゑさん(89歳)は、「空襲の時には、妊娠5ヶ月の身重の体で、一面火の海の中、火を飛び越えるようにして逃げました。当時の事を思い出すと体が震えてきます」と語り、「昨年、新聞でこの追悼会を知りました。参加し、お話をさせていただいて良かったです」と話してくれた。
その後、恒例となっている豊島朗読の会「ききみみずく」(区在住、在勤者を中心とする自主グループ)のメンバーによる朗読が行われた。今年の作品は「クレヨンの色」「空襲」「火の海になった根津山」の3編。当時の戦災にあった人々の厳しい状況を語る声に参加者全員が聞き入っていた。
背景、補足事項
現在の南池袋公園周辺一帯は、被災当時、小高い丘を囲むように森があり、「根津山(ねづやま)」と呼ばれていた。ここにはコンクリート製の本格的な防空壕が数か所造られていたため、空襲から逃げ遅れた人々の多くは、この根津山に避難場所を求めた。また、現在公園にあたる場所には、空襲による数多くの犠牲者が運び込まれ仮埋葬されたという。
「4・13根津山小さな追悼会実行委員会」ホームページ
http://com-support.co.jp/nezuyama-tsuito/index.html
写真


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