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予告「赤い鳥」を語り継ぐ おばあちゃんのおはなし会

更新日 平成22年9月29日

小川未明の「野ばら」から、友情の美しさを伝えたい

報道発表日:平成21年5月1日

明日5月2日(土曜日)、豊島区雑司が谷旧宣教師館で、かつてこの地で芽生えた児童文学の継承と「おはなし」を語る楽しさを伝えようと「赤い鳥を語り継ぐおばあちゃんのおはなし会」を開催する。

お話会は、詩人の小森香子さん(79歳北大塚在住)が発案し、平成15年4月からスタートした。毎月第1土曜日に、児童雑誌「赤い鳥」に掲載された物語を語って聞かせている。プログラムは、毎回小川未明の作品1話と、「赤い鳥」に掲載された他の作家の作品1話程度を選んでいる。明日は、赤い船、野ばら(小川未明)、母ちゃん(坪田譲治)を語る。
雑司が谷旧宣教師館では、地域の文化遺産を継続するため、児童書コーナーには「赤い鳥」の復刻版をはじめ、当時の優れた児童文学作品を置き自由に手にとって読めるようにしている。

日時

5月2日(土曜日)午後2時~3時

場所

雑司が谷旧宣教師館(雑司が谷1-25-5)

お話会のきっかけ

小森さんは、雑司が谷育ちで当時の生家は小川未明とも親交があったという。詩を書く傍ら長年ボランティアで朗読に携わっており、「日本語の持つリズムや美しさ、心優しい人間らしい言葉を子どもたちに伝えていきたい」という思いで、このおはなし会を発案した。また「おはなし会を発案した当時イラク戦争の最中で、平和のために自分にできることは何かと考えて、『赤い鳥』を展示している雑司が谷旧宣教師館でのおはなし会を提案しました。小さな頃から小川未明の『野ばら』が好きでした。『野ばら』の物語のように、人と人との結びつき、友情の美しさを伝えたい」と語る。

「赤い鳥」とは

童話童謡雑誌『赤い鳥』は、大正デモクラシーを背景として大正7(1918)年7月に、当時夏目漱石門下の逸材と呼ばれていた鈴木三重吉が、現在の豊島区目白で創刊した月刊の児童文芸誌。有島武郎、芥川龍之介、菊池寛、小川未明、坪田譲治らが童話を、北原白秋、西条八十、三木露風らが童謡をと、そうそうたる顔ぶれが「赤い鳥」誌上に作品を発表し、日本童話文化・児童文学の世界に大きな足跡を残した。そして、当時の目白を含む旧雑司が谷地域には、鈴木三重吉をはじめ、小川未明、坪田譲治、秋田雨雀らが住み活発な創作活動を展開した。

写真

昨年5月の様子

昨年の様子。小森さんが熱を込めて語る。

このページに関するお問い合わせ

政策経営部 広報課 報道グループ
電話:03-3981-4122 ファクス:03-3981-1375
Eメールでの問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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