【予告】長崎神社で区指定無形文化財の獅子舞奉納
更新日 平成21年5月8日
地元城西大学付属中・高等学校の獅子舞研究部が稽古報道発表日:平成21年5月8日
問い合わせ:広報課報道グループ 電話:03-3981-4122
5月10日(日曜日)に行なわれる長崎神社(長崎1-9)の祭礼に、今年も城西大学付属中・高等学校(千早1-10-26 東谷 仁校長)の獅子舞研究部(熊谷良次郎顧問、今陽童顧問)の生徒が参加する。区指定無形文化財である長崎獅子舞の奉納を行なう生徒たちは、昨日、本番を前に舞や笛の最後の稽古を行なった。
長崎獅子舞は、元禄年間(1688年~1703年)から、五穀豊穣と悪疫退散を祈る農耕儀礼として伝承される民俗芸能。かつてこの地域(旧長崎村)が、江戸の近郊農村として発展してきた面影を残すものであり、農村風景が失われた現在も、毎年5月の第2日曜日に長崎神社の祭礼で奉納されている。
龍を思わせるような顔型に漆黒の鳥の羽を垂らした獅子頭をかぶり、自らの身に付けた太鼓を鳴らして舞う勇壮な舞である。太夫獅子、仲獅子、女獅子の三頭の獅子が、ササラをもつ4人の花笠とともに舞う形は“一人立ち三頭獅子舞”と呼ばれる様式で、かつては関東一円に広く見られた。
日時
5月10日(日曜日)午前11時~
場所
長崎神社(長崎1-9 西武池袋線椎名町駅駅前)
当日のスケジュール
午前11時から長崎神社拝殿で清めの舞「ふんごみ(踏み込みの意)」を舞う。
正午から長崎神社周辺の町内を練り歩きながら舞を披露する「道行」が行なわれる。その後、午後2時頃から神社境内へ戻り、境内に設けられた「もがり(作られた聖域)」と呼ばれる場所で舞が演じられる。「花舞」「平舞」、「ふんごみ」と夕方まで舞の奉納が続く。
獅子舞研究部の練習
都市化とともに無形の地域文化が失われつつある現在、長崎獅子舞も、何度か後継者難に陥った時期があった。しかし、地元関係者の努力が実り、「長崎神社獅子連」を中心に、今では若い世代への伝承が図られている。氏子連の声掛けで、城西大学付属中・高等学校に獅子舞同好会を作ったのは平成12年。現在は獅子舞研究部となり、今年は13人の生徒が在籍、稽古に励んでいる。
獅子連の秋元哲さんは、毎週木曜日に指導に訪れ、笛と舞いの両方を教えている。膝を軸に体を上下に動かし、頭の羽を“ワシャワシャ”と揺らし、太鼓も打ちながら舞う。秋元さんは「まだまだ、後継者不足の状態。舞える人がもっと増えて、先輩から後輩に教えていけるようになるといいのですけれどね」と語る。今年中学2年の菅澤宏樹くん(13)は、「去年から大きな舞台を三回経験しているので、今回は完璧に舞えます。頭を付けると顔が見えないから目をつぶって練習しています」とシャイな表情で答えた。当日は「道行き」で「ふんごみ」を舞う。
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