区立池袋小の児童が人間国宝から日本の伝統文化を学ぶ
更新日 平成21年6月18日
五代目 中村富十郎さん来校報道発表日:平成21年6月18日
問い合わせ:池袋小学校 電話03-3986-2858
本日12日、豊島区立池袋小学校(池袋4-23-8 大槻啓二校長 児童数:288名)に於いて、歌舞伎俳優中村富十郎氏(注釈1)による講話と歌舞伎の実演が行われた。
総合的な学習として行われたこの特別授業は、文化庁による「子ども 夢・アート・アカデミー」(注釈2)の一つとして実施。会場となった体育館には、5年生(60名)・6年生(46名)の児童と学校参観週間で訪れた保護者など約150名が集まった。
池袋小には、日本語学級が設置されるなど外国籍の児童も多いことから、「日本の伝統文化を直に感じて欲しい」との想いから中村富十郎氏の来校を希望し、実現の運びとなった。
日時
平成21年6月18日(木曜日) 午前11時から正午
場所
豊島区立池袋小学校 体育館 (池袋4‐23‐8)
当日の様子
今年で80歳を迎えた中村先生は、年齢を感じさせない張りのある声で、歌舞伎の歴史や歌舞伎独特の化粧である隈取(くまどり)、「けやき」の木版を拍子木で打って音を立てる附け(つけ)などについて説明した。また、「これからは周りの国との文化交流も必要になってきます。是非、歌舞伎だけではなく、能・雅楽・人形浄瑠璃など、日本の伝統文化に触れてみてください。」と児童たちにメッセージを送った。
その後、本物のお囃子にのせ、歌舞伎俳優 中村京蔵(なかむら きょうぞう)氏と共に「車引(くるまびき)」などの代表的な場面を演じた。ほとんどの児童が歌舞伎を見るのが初めてとあって、皆真剣に見入っていた。
背景・補足事項
注釈1:中村富十郎(なかむら とみじゅうろう)
歌舞伎役者。昭和4年(1929年)6月4日生まれ。
昭和18年、4代目 坂東鶴之助(ばんどう つるのすけ)を名乗り大阪中座で初舞台。昭和39年には6代目 市村竹之丞(いちむら たけのじょう)、昭和47年には5代目 中村富十郎を襲名。平成6年重要無形文化財保持者(人間国宝)。平成20年文化功労者に選ばれる。
注釈2:子ども 夢・アート・アカデミー
文化庁が日本芸術院の協力を得て行なっている事業。芸術・文芸・音楽・演劇・舞踊などの各分野における最高峰の芸術家である「日本芸術院会員」自らが、小学校・中学校・高等学校を訪問し、子どもたちに直接、文化芸術活動の素晴らしさを伝えるとともに、夢を持って生きることの大切さなどの講話や簡単な実技披露等を行うもの。
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