「原爆の図」 「ピカドン」 丸木夫妻の平和への願いを伝えます
更新日 平成21年8月5日
Echika池袋ギャラリー 「丸木位里・俊 展」報道発表日:平成21年8月5日
問い合わせ:文化観光課 電話03-3981-1270
Echika池袋ギャラリーで、「丸木位里・俊 展」が、8月31日まで開催されている。
丸木位里・俊夫妻は、終戦の前後十数年間「池袋モンパルナス」に居住していた。「原爆の図」や絵本「ピカドン」の制作など平和・反戦への取り組みを続け、1995年にはノーベル平和賞候補ともなった。
池袋モンパルナスに関する情報を発信する当ギャラリーの今回の展示には、位里・俊夫妻の共同制作「原爆の図(プリント縮刷版)」、絵本「ピカドン」などの作品を通して、かつて池袋モンパルナスと呼ばれた地域に多くの画家たちが活動していたことを知るとともに、幅広い世代に、平和・戦争について改めて考えてもらいたいという思いが込められている。
展示のプロデュースは、長崎地域にある画廊「ギャラリーいがらし」の店主五十嵐健市氏によるもの。
「原爆の日」「終戦記念日」のこの時期に、若者を中心とした多くの買い物客で賑わうEchika池袋から、戦争を知らない世代へ、丸木夫妻の平和への願いを伝えていく。
日時
7月1日(水曜日)~8月31日(月曜日)
場所
Echika池袋ギャラリー(東京メトロ池袋駅 有楽町線と副都心線の連絡通路)
展示の内容
丸木位里2点(水墨画)、丸木俊4点(油彩2点、水彩2点)、原爆の図(プリント縮刷2点)、絵本「ピカドン」の挿絵8点など。
補足
「Echika池袋ギャラリー」
駅におけるゆとりと潤いのある文化的空間の創造、さらには文化芸術の薫る街を目指す地元地域の発展に寄与するために開設された。管理、運営はメトロ文化財団。
「池袋モンパルナス」
1930年代頃から旧長崎町(現長崎・千早・要町一帯)には、100軒以上のアトリエ付借家が軒を並べ、新進の画家や彫刻家、詩人達が住み着いた。この借家群は、若き芸術家達によって「さくらが丘パルテノン」「すずめが丘アトリエ村」「つつじが丘アトリエ村」等と称され、芸術至上主義的な集落を形成していた。住み集った芸術家達は、毎夜のように池袋西口界隈の喫茶店や飲み屋に繰り出しては芸術論をたたかわせていたと言う。中心的人物であった小熊秀雄は、パリのモンパルナスに因み、この自由奔放な芸術家たちの集まりを「池袋モンパルナス」と名づけた。
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